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デンジャラス・アニマルズ 絶望海域(2025)

  • 5月13日
  • 読了時間: 6分

【原題】Dangerous Animals

【監督】ショーン・バーン

【出演】ハッシー・ハリソン ジェイ・コートニー ジョシュ・ヒューストンほか

【あらすじ】

過去の傷を癒やすためオーストラリアのゴーストコールドへ逃れてきた孤独なサーファー、ゼファー。ようやく生活に落ち着きを取り戻しつつあったある日、サーフィンのため海に向かった彼女は、サメ体験ツアー船の船長タッカーにさらわれ、もうひとりの若い女性ヘザーとともに船上に監禁される。タッカーがサメに取り憑かれたサイコパスであることを察したゼファーは、陸地から遠く離れた海の上で、海には危険生物のサメ、船上には危険人物タッカーという絶望的な状況から逃げ延びる術を探るが……。(映画.COMより)



【感想(ネタバレなし)】

『素晴らしいほどに、“変態”。』





どーもどーもラーチャえだまめです!!本日はココ、渋谷タワーレコードの6階に今年2月にオープンしたクラフトビールのお店にお邪魔しております!いやータワレコでビールが呑めるなんて素晴らしいですね〜!今はタワレコとコラボした限定ビールほか、常時10タップ以上のビールを横の爆音スピーカーから流れる音楽を聴きながら呑むことが出来る今までありそうでなかったレコードショップでの飲酒、これからハマってしまいそうだな〜アヒャヒャヒャヒャ……と、いうことで本日ご紹介する映画はコチラ



【デンジャラス・アニマルズ 絶望海域】!?ハイ呑んだ日は気軽に「サメ映画」ですよね!?いっつも悪役にされる人喰いザメ×サイコパスという「バケモノにバケモノをぶつける」理論で楽しさ2倍マシでしょ?的な安易な策略かは定かではないが、これでも“カンヌに出品”して(“サメ映画”で初なんじゃなかろうか…)会場で拍手喝采まで起こしたとかないとか、それでも“ドB級ホラー”であることは変わりないと思うそんなことよりも私の目的はただ一つ









キャプテン・ブーメランッ!!!!




……みんな覚えているだろうか?(泣)一時は偉大なる革命軍のリーダーの父親とか世界一ついてない刑事の息子とか大作映画に出ずっぱりな活躍も役名よりパッとしな……そこへ“今は亡き”「スーサイド・スクワッド(無印版)」の“キャプテン・ブーメラン”とかいうエズラ・フラッシュの宿敵(?)かさえもう知る余地もない“雑魚キャラ”ヴィランが?これが個人的にベストマッチでついに彼の代表キャラが見つかったと思ったら……(おのれジェームズ・ガン!!)そんな我らがジェイ・コートニーが、文字通りデンジャラスおじさんをまた小汚く演じているらしい、ということで拝見したのですが____いやーちょっとこれは、想像以上だったなぁ。










今年の最優秀「ド変態」男優賞が確定しました。









もはや「サメ映画」と言うより「ド変態オヤジ」の新たなBIGウェーブが到来してしまったかもしれない!?ジェイ・コートニーの当たり役って“こういう役”なのかと錯覚してしまうレベルの彼の魅力が詰まりに詰まりまくったサイコーに「ド変態ヤロウ」が爆誕してしまったんですねぇー。



……の変態の前にまずはオーストラリアンビーチの美しさを目の保養にしてくれとイワンコフばかりの?監督はメンヘラ監禁系「ラブド・ワンズ」のショーン・バーン。オーストラリア出身とあってOPでオーストラリアPRも兼ねてんじゃないかというくらい青い空、青い海、そして青白い顔……!?そこで「タッカーのサメ体験ツアー」と題して怖いもの見たさのアクティブブイブイいわせるゼェ〜勢をおびき寄せ、漁船に乗せてそのまま拉致or殺害を繰り返すサイコパス野郎がいたんですよ〜♪



端的に言えばトビー・フーパーの「悪魔の沼」の海版、といった感じ?ちょっとサメ好きの船乗り……天パも相まり一瞬リチャード・ドレイファスに見える角度もあるジェイ・コートニー。彼はスマートダンディメンより髭面コワモテオヤジの方がよほどサマになっていやしないか(今後似たような役ばかりやるのもアレだが)演じる“タッカー”は普段は感じのいい漁師、みたいなフリして自宅件監禁所の漁船の地下室に幽閉した女性たちの悲鳴をアテにするメシはウマぁッ!?上機嫌だと白目向きながら海パン一丁で謎の「シコ踊り」まで披露してくれるファンサも抜かりない。趣味は被害者をクレーンで海の真下まで吊り下げてサメに喰い殺される瞬間をビデオカメラにおさめ、被害者の髪の毛と共にダビングしたテープをコレクトするという変態の鏡だな〜!!ちょっと肌の焼けた健康的でウミヘビみたいに気が強そうな美女が特に好物、と性癖も明確にしているのがさらにキモくて最高なのです!?



そして今宵も被害者がひとり。出会って数分でワンナイトな家を持たないサスライのキャピキャピ波乗りギャルと御曹司のイケメン……と思ったらヒロイン役のハッシー・ハリソンって3、36才!?年齢バグってんすけど…(汗)「ザ・フォール」みたいに「そもそも近寄らぬが吉」な、サメ体験ツアーなんて参加しなきゃ……と思いきや、ヒロインの“ゼファー”はツアーに参加したんじゃなくただ道端でタッカーと出会っただけで襲われる本当にただの被害者、という悲しき現実よ……。



幼少期にサメに襲われ奇跡的に生還したのをきっかけにサメに異様に取り憑かれたばかりか、それまで孤独な人生を歩んできた結果、異常な性癖と暴力性に目覚めちゃってシクシク……(泣)んなこたぁ関係ないただの「こじらせ型サイコパス」があああああ!!ゼファーから「あんたは海に浮かぶゴミカスよ!」と罵られ「いや全然効いてませんけどー?」的な雰囲気出しつつ顔がちょっと引きつってめっちゃ傷ついちゃう所がタッカーの可愛さ(?)こんな顔して意外とすばしっこくて計画的……とはならず「やっぱり(?)ツメが甘い」所も含めて愛すべきサイコパス。ただ今回は相手役が結構しぶとい、というか自分の手の指を噛みちぎるくらいアグレッシブル海人なんで、まあ負けるのも無理ないか……いや彼女だって同じ家なき子の孤独な人生を歩んできた、という点でタッカーと実は境遇は似ていて、だからこそ思いっきりぶん殴る爽快感もひとしおであります。



ゼファーが叫び声一つ届かない海のド真ん中で監禁され孤立無援で一体どうやって助けを求めるのかと思いきや、意外にも一夜の関係だけで名字すら知らないのに誰よりも早くゼファーの“異変”に勘づいて結果的にタッカーの漁船までたどり着く恐るべき嗅覚を発揮するイケメンの頑張り様も見もの。主なステージが海に浮かぶ小さな漁船、という小規模さですぐ飽きが来るかなーと思いきや、これがなかなか何度も「攻防戦」を繰り広げて飽きさせない。どころか「終わったと思ったらまだ終わっちゃいなかった」一難去ってまた一難的な演出が、なかなか決着のつかない金魚のフンならぬサメのフンばりのキレの悪さで好みが別れそうですが、個人的には何回も楽しませようという気迫が感じられて良かったと思いました。そして変態ばかり目立って忘れちゃいけないvsサメもちゃんとやってる所にも好感が持てました。まあ今作ではステージ場外にいるギミックの一つに過ぎないと言えばそれまでですが…(けどクライマックスの演出はまた素晴らしかった)



多少無理くりな所もありつつ、絶妙に「見っけもん」な、変態オヤジ好きの方ではなくとも意外にも楽しめると思う1本。コレはオヌヌメしたいですねー。

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