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ファウンテン・オブ・ユース 神秘の泉を探せ(2025)


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【原題】Fountain of Youth

【監督】ガイ・リッチー

【出演】ジョン・クラシンスキー ナタリー・ポートマン エイザ・ゴンザレスほか

【あらすじ】

伝説の「若返りの泉」を探し求めるトレジャーハンターのルーク。数々の難関を乗り越えるためには、優れた頭脳を持つ妹・シャーロットの協力が不可欠だった。2人は亡き父の遺志を継ぎ、歴史に隠された手がかりを頼りに、永遠の命をもたらすとされる神秘の泉を追い求めて世界を巡る。(映画.COMより)








【感想(ネタバレなし)】
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『キューラインの途中にあるヤツ〜!!!』




「トム・クルーズの膝上でフレンチ・ブルドッグによる連続放屁」のパワーワード……どーもラーチャえだまめです。早速ですが本日はコチラの映画を拝見させていただきました。



【ファウンテン・オブ・ユース 神秘の泉を探せ】!?最近アップルTVまで手をつけ始めたえだですが、そのアップルで何やら面白そうな映画が配信されてるじゃないか?何々冒険家で宝探しの名人“ルーク”が若返りの効果(ん?)を持ち永遠の命が手に入ると言われている“神秘の泉”(おや?)の謎を解き明かす為、疎遠になっていた妹の“シャーロット”ほかチームを組み、世界各地の実在する歴史的建造物でロケしながら数々の罠や敵の襲撃をかいくぐり神秘の謎に挑むアドベンチャー超大作……



見た感じネズミーシーの“某クリスタルスカル”(まんまじゃねーか)の冒険に酷似して……「不届き者~!」ボワァぁぁ~!!まず「インディ・ジョーンズ」をベースに実在する歴史的施設での撮影は「ナショナル・トレジャー」を彷彿とさせ、兄弟要素は「アンチャーテッド」ですか?なんなら妹の名前はそこは“レイア”だろとか(ちなみに父の名はハリソン……ギルティいいいい!!!)「アドベンチャー」と名のつく作品のごった煮映画かと思ったら冒頭はまさかの














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「インポッシブル」でした。(製作はスカイダンス……ソッチかぁ〜泣)










どうやって撮影許可が下りたのか知りたくなるイーサンハント顔負けのドライビングテクで実在の観光名所をスペシャルなスポーツカーで爆走する大胆不敵すぎるシーンに思わず心を掴まれてしまいました!?タイのシーンで原チャリ乗ったまま駅のホームまでガチ走行とかなかなかドギツいことしてんな~!!このマイケル・ベイ的な無茶苦茶なアクション、誰が撮ってんのかと思ったらガイ・リッチー!?2020年頃からほぼ“年1ペース”で映画を撮り続けるそんな彼の最新作は











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まーた“配信限定”で魅力半減してるヤツ〜!!!





ってくらいアクション・スケール・キャスティング、どれをとっても「劇場案件」すぎる!?チネチッタのライブザウンドOPみたいなシーンまであんだからチッタでやりなさいよー!?レベルの文字通りの超大作映画、だったんですねー。


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大迫力なアクションに欠かせない冒険のスケールもバカでかい。この際“歴史的照合”は個人的にはどーでもよくって(「インディ」でUFO出てきたあたりからもう諦めた)世界史も詳しくないし“それっぽく”見せてくれればもう信じます!の精神で楽しむが吉!?本作はロケーションにこだわり世界各国の有名な場所や歴史的建造物がバンバン登場。特に世界で最も美しい図書館と評される“オーストリア国立図書館のプルンクザール”のシーンはそれだけでも一見の価値ありというか??(しかもそこを爆破する)ピラミッド前で銃撃戦したりバンが横転したり(そして爆破する)何かとドラゴン桜ばりに「旅へ行け!!」を推奨するルークのその言葉通りに、彼らと共にまるで世界を駆け巡っているかのような旅のすばらしさを感じさせてくれる、そんな旅のガイドブック的な映画になっているのがまず素敵やん??


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キャスティングもめちゃくちゃ豪華で「ジャック・ライアン」でアクションも見せてくれたジョン・クラシンスキーが父の跡を継ぐ冒険家にしてルパン的な世界的盗人(ちゃんとインターポールのとっつぁんにも追われます)女にも弱いルークを演じ、その妹シャーロットにナタリー・ポートマンを持ってきますか!!この2人の兄妹感のやりとりがとってもステキでむずがゆくなるくらい愛おしいと言いますか!?自由奔放な兄ルークをクランスキーが茶目っ気も併せて見事に演じ突然ルークの冒険に強制的に巻き込まれる妹シャーロットのテンパり様もポートマンがコミカルに演じていて2人の掛け合いは見事でしたねー。かつて共に冒険していた仲だったのが、いつまでも冒険に夢中になって刺激的な日々をおくるも先の見えない兄と、結婚して家庭を築き安定した生活を優先するようになった妹との人生観でちょっと揉めたりするんだけど、ルークはシャーロットの“アドベンチャー魂”を必死に呼び戻そうとして彼女に再び“冒険のすばらしさ”を感じさせてあげたい、っていう妹想いの兄なんですよね~!!



そんな平和なチームに加わったMMこと「ザ・ボーイズ」のラズ・アロンソにチームの軍資金を提供する謎の富豪家ドーナル・グリーソン、ヴァチカンで選挙のほかにも泉の秘密を守る秘密結社もやってたらしいスタンリー・トゥッチ、そして只今ガイ・リッチーのお気に入り?「アンジェントルメン」に続きエイザ・ゴンザレス嬢がヒール役ながら“明らかに扱いが違う”出番も多いしめっさカッコいいし?なんなら後半はポートマンよりヒロインしちゃうゴンザレスファンは大必見かもしれません!?


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後半は流石に歴史知らん私でもソンゲバソナなありえねぇー神秘のチカラが働いちゃったりガイ・リッチーが今回初トライした“宝探し”は、先述した「既視感の塊アドベンチャー」でその辺りは評価の別れるところだと思います。ただ今やハリソン大先輩が事実上“引退”して大冒険活劇シリーズが終わりを迎えた中で、ココロオドル冒険の旅へ画面ごと飛び立てる映画はそうそう貴重なのでは??もう少し大々的に宣伝なり劇場公開に踏み切ればそれなりにリターンは大きいと思うのですが、、、、すっかり量産型監督(それ自体は問題じゃない)ガイ・リッチーの「コンスタントに撮った作品の一つ」で埋もれさせるにはあまりに勿体無い、そんな印象を受けましたねー。



なんかシャーロットの息子も最後何故かヤル気出し始めて(おせーよ!)次回作も全然出来そうですが、タイトルがズバリ「ファウンテン・オブ・ユース(若返りの泉)」とそのまんまだからシリーズ化するとなるとタイトルを変更しなきゃだな……あでも3作目で舞台すら変わった「ハムナプトラ」とか「インディ」だって2作目からタイトル変更したし?冒険映画でタイトル変更路線はむしろ吉報なの…かも??

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