top of page

笑む窓のある家(1976)

ree

【原題】The House With Laughing Windows

【監督】プピ・アヴァティ

【出演】リーノ・カポリッキオ フランチェスカ・マルシア ジャンニ・カヴィーナほか

【あらすじ】

絵画修復師のステファノは教会のフレスコ画の修復を依頼され、北イタリアの田舎町を訪れる。その絵は「死に際を描く画家」と言われ20年前に狂死したブオノ・レニャーニによる、「聖セバスティアヌスの殉教」を模した不気味なフレスコ画だった。ステファノの友人アントニオは、町で禁忌とされるレニャーニとフレスコ画の関係をひそかに調査していたが、何者かに殺害されてしまう。すべての謎を解く鍵は、アントニオが殺される前に口にした「笑む窓のある家」に隠されていた。(映画.COMより)


【感想(ネタバレなし)】
ree

『検証:なんかヤバそうな家だけどほとんど本編に絡まない説』





この前はじめて「福しん」っていうチェーン店の定食屋さんに行ったんですけど、生姜焼き定食(900円)にプラス150円のミニラーメンつけたらさ












ree












ree




…本日はそんな「意味不明」なイタリアンホラーの“隠れすぎた「怪作」”が50年の時を越え4Kリストア版になって新宿で今掘り起こされたと聞きつけ飛んでまいりました



【笑む窓のある家】!!いやーコレコレ。なんだよこのタイトル。そしてなんだよこの不気味な家は……と惹かれて参上、どーもラーチャえだまめです。しかしちょっと気になるのが本作が「イタリア産」という、苦手なんだよなージャッロって(汗)これまで「サスペリア」でダリオ・アルジェント、「血みどろの入江」でマリオ・バーヴァ、そして「ビヨンド」のルチオ・フルチ、有名なイタリア映画を何度か見ましたが、単に古いから苦手なのかと思ったけどアルジェント新作「ダークグラス」でさえなんかちょっと合わなかったというか、、、、、中でも「ジャッロ」映画は、ホラー映画特集などで度々目にするものの当時のポスターの色が“黄色かった”っていう語源と猟奇的殺人鬼が登場する映画、くらいしか知識が浅くて



今回私が見たのが高橋ヨシキ氏と山崎圭司氏のトークイベント付きの回、上映後に談笑も交えた貴重なお話を聴けたのですがその中で「コレを観に来た観客のほとんどがタイトルとポスターに写る“笑む窓の家”に期待したのに…」……全然出て来ねえしストーリーにも関係ないってなんだよぉ!?これがジャッロの洗礼なのか……(汗)


ree

舞台は1950年代の北イタリアの小さな街。街の教会に描かれたフレスコ画(漆喰(しっくい)を乾かぬうちに水で溶いた顔料で描く壁画)の修復を依頼されて絵画修復師でエリートっぽい“ステファノ”が街にやってくる。あまり協会にふさわしくない拘束された男がナイフでぶっ刺されながら叫ぶ様を描いた“聖セバスティアヌスの殉教”とかいう不気味な絵で、どうやら描いたのは“ブノオ・レニャーニ”という画家らしい。彼は「死に際を描く画家」として有名で20年前に自殺。早速修復作業に取りかかるステファノですが初日から不審な脅迫電話がかかってきたり街の女ティーチャーに逆ナンされて即寝たり(それは性癖か)修復を依頼した友人が何者かに殺される瞬間を目撃したりと不審どころの騒ぎではない怪異に巻き込まていく…。



本作に限らず個人的にもジャッロ映画って基本「調合性取れてない」って思ってましたよ。「なんでアレがコレになるん?」みたいな、映画を理屈で観たがる層や今の若い世代にありがちな劇中で解説を欲する(しかも順を追って)層には、正直とことん頭を悩ます「合わない。」とプイと投げ出すタイプの映画だと思います。で物語の調合がとれてない、突飛な展開が続く、そこにヨーロッパのカントリー調だったりおだやかなBGMが流れる、ハイ









ree

ねぇ〜んねぇ〜♪ころぉりぉ〜よ〜♪




クッッッッソ眠くなる!!案のジョー開始数十分で周りでもアクビ音がチラホラ……良かったー自分だけじゃなかったんだなって。とにかく退屈なんですよね(コイツ言っちゃったよ)だって全然話進まないんすもん!ステファノもずっと女ティーチャーとヤリまくってるだけじゃねえか!!それでいて調合性も取れてないんですよ?大丈夫「一体ナニを見せられてんだ私は…?」は実は共通認識だったのね。ちなみにヒロインの女ティーチャーがめっちゃ色っぽくて致すシーンはないけどベッドシーンで目覚めました。



中盤からようやく物語が動きだしたら今度はいきなり真相解明しちゃって緩急どうなってんだよ!!ここから突然オカルト臭くなって面白くなってくるんですね。そうだよこういうのが見たかったんだよと物語の真相が徐々に明かされてきて









ree

“アフレコ”ってレベルじゃねえぞ




「笑撃」の間違いですよね?ラスト4分のオチ。ソンゲバソナな展開でも高橋ヨシキ氏の「だよね〜」で全て片付けちゃえ!?ある意味記憶に残る、50年寝かせた映画は違いますね。色々説明不足でよくわからない所があって思わず1300円のパンフレットの購買意欲に負けて買ってしまったよ。見終わった後に考察する楽しさはある。退屈な映画と見限るか考察して味わうかは好みだが「変な映画観たな」というおかしさが本作の魅力ではなかろうか??


ree

ジャッロ映画と聞いて今まではどこか難しいタイプのサスペンスだと勝手に苦手意識を持っていたのだが(確かに「意味不明」という意味で難しいのだが)むしろその逆で、肩に力入れて身構えて見るタイプの映画じゃないのかなと。色彩や画角等当時も今見ても「オシャレ」なカメラワークもそうか、視覚的にその瞬間瞬間の演出に驚き楽しむタイプの、実はポップコーンMOVIEのような楽しみ方の方が合っているのかな、いやそこに考察しがいのある隠された裏設定を紐解く楽しみも含まれた、アトラクションとミステリーが両立しているみたいな、やっぱり複雑なジャンルなのか??

コメント


bottom of page