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サクッとレビューその36「屋敷女」

更新日:4月19日


『にしおかぁ〜、屋敷だよ?』

【サクッとレビュー(ネタバレなし)】




どーもどーもラーチャえだまめです。早速ですが本日はコチラの映画を拝見させていただきました



【屋敷女】これぞホンマもんの“ジョギリホラー”!?長らく廃盤になっていたDVD版から3年前に“完全無修正版”としてブルーレイ版が発売。こちらは受注生産とのことですが今現在でもジャングルの奥地……Amazon等で購入することが可能。しかしながらそこそこのお値段なのでまずはレンタルでDVD版を拝見させて頂きました。実はすこぶる昔にスペイン産の「リメイク」版を意図せず見てしまい、そちらはグロかった記憶がなくて正直あまり覚えてな……そんなわけで今回やっとですよ!見ることに至ったわけですが



クリスマスの夜、、、と言いますと神室町タワーが爆破したり白黒サンタが大虐殺したりする日ですね??数年前に交通事故により旦那を失ったシングルマザーの“サラ”が再婚間近の会社の上司フレンドの帰りを待ちながら自宅でくつろいでいると?ゴメンクダサイマシィー、オタクの電話を貸して下さいな……「電話貸して下さい」久しぶりに聞いたよ。あまりの不自然な見知らぬ来客に早くも警戒心マックスで追い返そうとするサラ。しかしその後も執拗に自宅に近寄ってきて、しかもどうやら「自分の過去を知る」ような素ぶりを見せて煽ってくるので?いよいよヤバいよヤバいよ案件を察したサラはポリ公に通報、直後に消えた不審者の行方と近隣パトロールを約束してくれたのだが………



こういう時のポリ公の「心配いらない」ほど信用できないものってないよねー。案の定いとも簡単に不審者に自宅に侵入されじっとサラが寝静まるのを待ち、手に持ったハサミで……



監督は前回ご紹介した「ザ・ディープ・ハウス」アレクサンドル・バスティロジュリアン・モーリー。当然今作のヒットがあってのアチラの方がまぁまぁの評価(水の中で霊を泳がせたい!がただ撮りたかっただけ?)ですが、その水中であまり身動きが取れない=妊婦が負傷してあまり動けない、と設定は似ている。そしてどちらもノソノソゆっくりとしか行動出来ない=そのままテンポ感の無さという意味でも似ている。。。。てかみんなスキありすぎのグダグダなのがちょっと残念なんだけど、人間って突然ピンチになるとテンパって余計なことしたり機転が効かなかったりするよね…??



ラストショットを見て今作の真の「主人公」はサラではなく“女”だったんだなー。今作は母性本能の恐ろしさを描いておりますが、最終的に見るも無惨な化け物のような見た目に変貌しても赤子を抱き抱えるその姿はまさしく「MOTHER」そのものであり、哀愁漂う感じがまた観る者の「本能」に訴えかけてくる。



唐突にお久ブリーフに見たよ“黒いボカシ”のその先がものすごく気になった、てか“相当グロいのか”と只者じゃない感に少しビビっちゃいましたが、鑑賞後にネットでその問題のシーンの無修正版動画を見たら……なんだよビビらせやがって!!無限の想像を引き立ててきやがるやっぱり“ボカシ”効果って偉大だわー。(それでも相当グロい方)グロいと言うより“倫理的にアウト”感の方が強いですね。あとは基本的に「ファニーゲーム」ばりに運が加害者サイドに味方するので、救いの無さがすごい。その2つがトラウマを植え付け兵器としてバツグンの効果を発動するかもしれません!?

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