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エレベーション 絶滅ライン(2024)

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【原題】Elevation

【監督】ジョージ・ノルフィ

【出演】アンソニー・マッキー モリーナ・バッカリン マディー・ハッソンほか

【あらすじ】

「リーパー」と呼ばれる謎のモンスターが突如地下から多数出現し、人類の95%を死滅させてから3年。生き残った人々は、リーパーが侵入してこない標高2500メートル以上の山岳地帯にある孤立したコミュニティで暮らしていた。妻をリーパーに殺された男ウィルは、ロッキー山脈の避難所で幼い息子ハンターとともに生活していた。しかし、肺の病を抱える息子の薬が不足したことから、ウィルは薬を求め、リーパーを倒す方法を研究している元科学者ニーナらとともに、高度2500メートルのラインを越えて山の麓の病院を目指すことを決意する。(映画.COMより)


【感想(ネタバレなし)】
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『“興行的”に絶滅ライン…?』





チャットGPTに課金してさらに賢く育てるどーもラーチャえだまめです。早速ですが本日はそんな課金したところでそこまで面白くならな……コチラの映画を拝見させて頂きました



【エレベーション 絶滅ライン】!!!!……言わずもがな人によってはもう察しがついてしまう“ドB級クリーチャー”の時間がやってきてしまいました!!しかし誰もが「なんで出たの?」と今や次期キャプテンの座に鎮座秒読みの翼の生えた国民的英雄アンソニー・マッキーが何故か出演しているという!?似たような終末世界のB級クリーチャーもので著名な俳優が出演した映画が今年の未体験にもありましたが、言うても“ニコケイ”ですし(おい今バカにしたな?)多分配給元も「キャプテン・マッキーが出てるからイケる!」と安直に全国上映にGOしたのかは定かではありませんが当日劇場に足を運べば8割ほど埋めてしまうという!?流石世界のゼブラ、あいやマッキーブランド……そんな大スターで量産型映画を作るネトフリオリジナルかと思った彼がそこまで出演に至った経緯を考えながら鑑賞したのですが____











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で、なんで出たの?










監督はマイケル・クライトンの「タイムライン」「オーシャンズ12」「ボーン・アルティメイタム」とヒット作の脚本家としても知られ「アジャストメント」でマッドデイモンの人生をめちゃくちゃにしたジョージ・ノルフィ。マッキーとは「アジャストメント」「バンカー」でキャスティングした仲で今作で3度目のタッグ。ノルフィ監督は企画段階からマッキーに出演依頼してマッキーも今作でプロデューサーを兼任。互いに製作から協力的な関係を築いていた、要は今回の出演は友情出演的な側面が強い映画だったんですねー。



だからもうストーリーとか内容とか“二の次”でも構わない??マッキーの新作が拝めればOK!?てくらい「アンソニー・マッキー」と「クリーチャー」以外本当に見どころに乏し……


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人類の95%が死滅?大丈夫大丈夫残り5%の中に勇敢なマッキーと偶然にも「デッドプール」のモレナ・バッカリン演じる「この酒ばっかり呑む一匹狼の科学者が結果的に世界有数の科学者をもってしても見つけられなかった敵の弱点を偶然発見しちゃうんだろな」フラグ立ちまくりのクリーチャー専門家が偶然お隣さんなんだから!?ついでに一人加勢したTHE3名様がマッキーの息子の薬を取りに山を下りクリーチャーのいる危険な街に向かうんだけど、「標高2500m以上は近づけない」クリーチャーの習性?ゲーム性を導入してなんとかストーリーを盛り上げようとしてんのはわかる。ただそれだけなのよ。道中山あり谷ありですよ、途中どうしても標高2500m以下の道を歩かにゃいけなくなるわけですよ、歩きますよクリーチャー出ますよ、でも走ってまた2500m以上登ったんでしょう切り抜けましたよ……それしかないんですよ(汗)もう少し2500mという設定を生かしたアイデアとか「意味」が欲しかったよねー。









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しかも結局なんで“2500m”なのかわっかんねぇんだもんなあああああ!!!!




そして肝心要のクリーチャーなんですが、デザインとCGはジェームズ・キャメロンらが創設した老舗VFXスタジオ「Digital Domain(デジタル・ドメイン) 」に発注してデザイン自体は悪くありません。けど全部CG処理でアニマトロニクスとかはないし闘牛みたいな鼻息と地鳴らしして突撃してくる巨大なカミキリムシ??銃とか爆弾とか一切効かない設定なのにガス爆発でダメージ負ってしばらく動かなかったり強いんだか弱いんだかわからない設定もブレブレ。まあクリーチャーが人を襲う理由が捕食じゃなくて「撲滅」というのがちょっとミソではあるのですが、もう少し星の数ほどあるクリーチャー映画と差別化を狙って欲しかった。

  

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しかも何をトチ狂ったのか公式がプロモーション動画で劇中のあるシーンを抜粋しているのだがそれがめちゃくちゃネタバレで公式もヤケクソか…!?本国では予算約1800万ドルに対し興行収入は約360万ドルとデッドラインを軽く超える大爆死で高評価の意見として「実際の観光地で撮影されている」「地理的に行動が不自然じゃない」……いや褒めるのそこぉ!?いやいやドローで360度ぐーるぐる回転撮影にクリーチャー目線(「エイリアン3」的な)とかスピード感ある追いかけっことかマリファナと同様の中毒性があるらしい「チーズ&マカロニ」が無性に食べたくなるとか良いところもあるじゃない!?(何故か最後は擁護したくなる不思議…)てかバリバリ“続編”を臭わせるラストって往生際が悪い……(ちょっと待て!絶対続編ないと思った「スカイライン」もなんやかんや3部作作られたではないか!?)


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