フランキー・フリーコ(2024)
- 9 時間前
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【原題】Frankie Freako
【監督】スティーブン・コスタンスキ
【出演】コナー・スウィーニー アダム・ブルックス クリスティ・ワーズワースほか
【あらすじ】
仕事中毒のコナーは、上司にも同僚にも妻にも尊敬されず悩んでいた。そんなある日、怪しげな深夜番組で、「フランキー・フリーコ主催のパーティ」という怪しげなCMを目にした彼は、思わず電話をかける。すると、ゴブリンの姿をしたクリーチャーのフランキーとその仲間たちが現れ、彼の家はめちゃくちゃにされてしまう。暴れまわるモンスターたちを止めようと悪戦苦闘するコナーだったが、その騒動は思いがけず彼自身を見つめ直す旅へとつながっていく。(映画.COMより)
【感想(ネタバレなし)】

『ニッポンよ、これが“ANALOG”だ。(前編)』
どーもどーもラーチャえだまめです!7月も恰好の映画日和と言いますか、面白そうな映画の大豊作……皆さんナニをご鑑賞なさいます?まだまだ勢い止まらぬ銀河の子連れ狼?いやいやキングオブポップの伝記映画??いやいや先週よりついに公開された大人気おもちゃ映画の新作??もちろん

「スティーブン・コスタンスキ祭り」ですよね?
「ザ・ヴォイド」!!!「マンボーグ」や「ファーザーズ・デイ」などコメディ作家として名を挙げようが私が激オシしたいのは笑い抜きのド真面目「物体X」×「クトゥルフ」×「サイコホラー」で当時腰を抜かした「ザ・ヴォイド」のスティーブン・コスタンスキ監督ってなあああ〜!!カナダの5人組映像作家集団「アストロン6」(5人なのに“6”とつくのは、最後の一人は視聴者自身という意味らしい)のメンバーでこれまで三度の飯より“低予算B級”映画をこよなく愛しすぎるあまり「サイコ・ゴアマン」なんていうPG12指定の映画すら撮り終えた所で、その最新作が?なんと2作同時に劇場公開されてしまうというノストラダムスも予言できないこんな幸せなことがありますかああああ!?全く今年は道化してるぜ!しかも抱き合わせの同時上映ではないのに各シアター上映時間が繋がっていて実質的な連続上映のようなスケジュールを組んだシネマート新宿と川崎チネチッタはもう重罪と言っていいだろう
そんなわけで本日は前編【フランキー・フリーコ】だああああ!?これはちょっと大画面スクリーン……と言うよりテレビ画面(出来ればブラウン管)の方がバエそうなホームMOVIEと言いますか今令和だよね!?80年代後半〜90年代にVHSで量産されたB級映画の世界観を「そのまま」ビデオデッキで再生したかのようなVFXを極力排除した、ほぼ全編“アナログ特撮”で挑んだ「愛おしい低クオリティ」を、あえて狙ってやる全編遊び心しかないパペット映画、だったわけなんですが

キモくて可愛いモンスター……と代名詞の「グレムリン」を挙げたい所だが、あんな売れっ子と肩を並べるなどおこがましい。“汚物度”でいえば「レプリコーン」が頭を過ぎるが、あれはアクターが演じているから、完全パペットでいうと例えるなら「パペットマスター」か??ちゃんと教養身につければ国営放送にだって出れるポテンシャルを腐ったオトナたちがゲロとオゲレツとケツバットで魔改造した「オトナのパペット」ことチャーリーウォンカのウンパルンパにそっくりな赤鬼?を筆頭にヤバヤバ・Do・フランケン、お色気担当早撃ちカウガールのアンディも欲しがらない個性尾崎豊すぎるこれぞ“クリーチャー愛”が爆発していると言っても過言ではない!?
基本的にパペットの可動範囲はそこまで広くはないもののリアルにしたいというよりは、そうそう当時こんなパペットが出るホームドラマや映画あったよねー、という懐かしさに浸れる、そんなどこか憎めない絶妙なラインで作っていて。コスタンスキ監督自らもパペットの操作をしていたそうな。

そんな“フリーキー”なゴブリン人形を「ボクは堅物じゃないボクは堅物じゃないボクは堅物……」と“超絶堅物”すぎる悩めるメガネこと「アストロン6」のメンバー、コナー・スウィーニーが刺激欲しさに深夜の怪しいCMに電話したことで異世界から呼び寄せてしまうわけなんですが、「刺激が欲しけりゃ馬鹿になれ」ってORANGE RANGEも歌ってたよね?の定義に則り壮大にパーティーしようぜ〜!!とフリーキーたちの度を超えた“悪ノリ”に人生を狂わせられてしまう模様をコメディタッチで描いている。パペットのほか丸々一軒家のセットを作り、部屋中の壁や家具や骨董品などをボッコボコにして暴れまわるフリーキーたちとコナーのイタチごっこだけで終わるかと思いきや、後半はこれまた精巧なミニチュアとセットで作られたフリーキーたちの住む世界にワープするという?見どころもたっぷり。ミニチュアのトロッコチェイスのネタそのものが「グーニーズ」「魔境の伝説」と言っても過言ではない、他にも「ターミネーター」っぽいメカ・フリーキーに“誰かに似ている”、80〜90年代映画のオマージュが結構散りばめられておりました。

「スピーシーズ2」のナターシャ・ヘンストリッジかよ!!(しかも隠す気ゼロ)
コナーのほかにも「ファーザーズ・デイ」の眼帯ことメンバーのアダム・ブルックスがコナーの上司役として参戦。“「ボディ・スナッチャーズ」みたいになる”大爆笑、とまではいかんでも思わずクスりとしてしまうような、肩のチカラを抜いて観る“脱力系”コメディとして「まるで観ていない」かのような軽さ(いいの…か?)これは1本目に最適であります!!




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