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トロール2(2025)

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【原題】Troll 2

【監督】ローアル・ユートハウグ

【出演】アイネ・マリー・ウィルマン サラ・ホラミ マッツ・ショーグルド・ペターソンほか

【あらすじ】

新たな恐るべきトロールが国中に壊滅的打撃を与えるなか、ノラ、アンドレアス、クリス少佐は、これまでで最も危険なミッションに身を投じていく。(ネットフリックス公式サイトより)













【感想(ネタバレなし)】
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『勝手に戦え!!inノルウェー』





どーもどーもラーチャえだまめです。早速ですが本日はコチラの映画を拝見させて頂きました



【トロール2】!!!日本の破壊神がゴジラならば、ノルウェーにはトロールあり!?日本でも“ムーミン”の相性で親しまれる北欧の妖精さんことトロールが3年前ネトフリのKAIJU界をバズらせたその名も「トロール」の続編。前作が世界でヒットしたことを受け2作目で「VS」シリーズへ突、という「GODZILLA」傘下にぶっ込ませたい気満々の??ノルウェー産特撮映画。いやー前作でもハリウッドと大差ない高クオリティなVFXを使った超巨大トロールが市街地を駆け巡るという!?ノルウェー産特撮技術の高さ、そして“特撮愛”を堪能できこりゃKAIJU大国日本で視聴ランキング1位になるのも納得の映画、だったわけでありますが____


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「ハイホー」ならぬ「アイアイホー」からはじまる本作、前作に引き続き今作も「100:0で人間が悪い」んですけどね??人間のエゴが黒光りする物語が更に加速する第二弾、だったんですねー。



前作で数百年前に絶滅したかに思われたトロールの襲来によりトロール委員会なるものまで爆誕したノルウェー。まだどこかで“複数個体”が潜んでいるのではと踏んだ政府が秘密裏に冬眠中のトロールを発掘して勝手に研究所に引っ張り出しちゃったわけなんですが










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いやメカゴジラみたいに呼ぶなって




トロール以上に前作の主人公の暴走が止まらない??今作ではモスラ的な「鼻歌でトロールを手懐ける」ワザまで編み出して周囲の人間などお構いなしに早速冬眠中のトロールを起こして研究所をめちゃくちゃにして……え、ええ、え何してんすかぁー!?でその起こしたトロールが手に負えないとわかったら今度はもう一体のトロールを呼び覚まして人間サマの代わりに闘ってもらおう……いやいやいや。あでもこれって「怪獣あるある」ですか??逆にその意思を継承してくれたのかもしれない??怪獣映画って「人間の愚行」「エゴ」なんかが含まれてるじゃないですか。本作はまさに主人公をはじめとする数千年に及ぶ人間の“トロール=自然”に対する横暴な破壊工作を描いているのではないかと。だからトロールが平然と人喰ったり通りすがりに家を踏み潰そうが散々人間から迫害され住む場所を奪われ同類皆殺しに遭い“人間よりはるか前に存在していた”「森の精」であるトロールには同情しか沸かないというか……










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住宅保険大事よね





メガトロールがパリピ会場に顔を出すシーンは「GODZILLA」というより「クローバーフィールド」……でもそこで自撮りしたパリピが掴まれてそのまま口に投げ込まれるシーンとか結構よく出来てるんですよ。前作も凄かったノルウェー産VFX。2012年の伝説的ファウンドフッテージ映画「トロールハンター」から特撮技術の高さが囁かれていたが、何より「どこよりも気合が入ったトロールの表現技法、そして愛。」国民的怪獣への想い。愛されてんな〜。同じ怪獣大国出身としてめっちゃシンパシー感じちゃいますわ!!でも前作では出てたのに各国のニュース速報でなんでジャポンを省くんだよぉよぉ〜!!(泣)監督は「ザ・ウェイブ」で驚異のディザスターMOVIEを爆誕させハリウッドにも進出したノルウェー人監督ローアル・ユートハウグ。故に特撮は折り紙付きでしたね。ちゃっかりノルウェー史を塗り替える遺跡大発見までやってますがアリシア・ヴィキャンデルのリブート版「トゥームレイダー」の監督じゃん!!


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人間サイドに寝返るトロール王の息子、すなわちトロール界のプリンスその名も「イケメン」くん……がめっちゃ弱くて頼りにならないのが致命的すぎたり??シスター・ヴァラク似の新キャラも増えた人間サイドもボケかましたりやけに人生諦めるのが早かったり行動に??がつきまとう脚本ではありますが、まさかの「ゼロ・ゴジ特攻」スタイルまで真似してくれるなんてね〜!(真逆なんですけどね汗)なんか次回作もバリバリやる予定みたいですけど?いよいよトロールしかカードがないのはちょっとキツいな〜。……なんかほかノルウェーに怪獣いないの??(次回「ゴジラvsコングvsトロール大怪獣総攻撃」でお会いしましょう!!)









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ごもっともで。

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