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年末年始にオヌヌメのサブスク映画3本


『…と怪物が言っております。』

 





どーもどーも今年の新年の抱負は「何があっても後悔しない」と決めた新年1発目が後悔の連続でしたラーチャえだまめです。月日は早いもので今年も残すところあとわずかとなりましたね。私事ですが去年は31日から元日を会社で過ごし新年早々ブルーな気持ちでスタートしましたが、もうすぐ年末&年始で長期休暇に入られる方、外を出歩けば人混みに揉まれてイヤでしょうー、揉まれるのはアソコだけでい



…失礼しました。自宅で過ごすよ、という方もいるでしょう。そうなると年末年始自宅に籠もって何するんですか、「サブスク」というのが当然その選択肢の一つにあがるもの……そこで今宵は過去に私が拝見して面白い!と思ったもののブログにアップしそびれた未編集記事を“サブスクに絞って”まとめてご紹介。長期休暇の暇つぶしにでも参考に……最後まで読んでくれた方にはもれなく

















 
サマリタン(2022)

【原題】Samaritan

【監督】 ジュリアス・エイヴァリー

【出演】 シルヴェスター・スタローン ジャヴォン・“ワナ”・ウォルトン マーティン・スターほか

【あらすじ】

13歳のサム・クリアリー(ジャボン・“ワナ”・ウォルトン)は、隠れるように生活を送るミステリアスな隣人、ミスター・スミス(シルベスター・スタローン)が実は25年前に死んだとされる伝説の人物ではないかと疑っている。犯罪が増加し、今にも町が荒れ果てそうになるなか、サムは町の荒廃を阻止すべく、身をひそめる隣人を誘い出そうと奮闘する。(アマゾンプライムビデオ公式サイトより)





 




まずはアマゾンプライムビデオから【サマリタン】!!!!世はスーパーヒーロー大躍進時代!!いやー私も最近同じアマプラの「ザ・ボーイズ」にネズミープラスの「シーハルク」と並行して「ホークアイ」に「デアでビル」……スーパーヒーローだらけでいよいよ胸焼けが酷い今日この頃、ついに「史上最強のもったいないオヤジ」こと現在最新作「エクスペ4」に取り込み中、世界のシルヴェスター・スタローンがアメコミ映画に殴り込み!?……て「ジャッジドレッド」「ガーディアン〜」と実はアメコミ映画に目がない俳優だとかいないとか今作も同名グラフィックノベル原作の正真正銘「アメコミ映画」となっておるのですがー?



かつて正義のヒーロー「サマリタン」とそのヴィラン「ネメシス」の二卵性双子の超人が熾烈な戦いを繰り広げていたマルチバース的世界線で、2人は燃え盛るビルの屋上で互いに死力を尽くした後に絶命。それから25年たった現在、スラム街に住む少年サムは熱狂的なサマリタン信者で「彼はまだどこかで生きている」と今なおサマリタンの存在を信じて止まなかったが、ある日サムがギャングに絡まれ大ピンチな場面で隣に住む1人の老人がありえねぇー怪力でギャングたちを軽々と一掃する。サムはこの老人こそが、かつてのサマリタン本人なのでは?と疑うようになり、次第にその疑惑の老人をストーキングし始めるのだが……



「ジャッジドレッド」で「俺はスターだもっと素顔を晒しやがれええ!!」と「マスク拒否」したとかないとか、だから今回もマスクはおろかダサかろうがカッコよかろうがコスチュームにもNo!を突き出したのか?そんなことなどつゆ知らず見た目はただのお爺さんが鉄をヒョヒョイと曲げたり車に轢かれても弾丸の雨を浴びてもビクともしないマンオブスティールっぷりを披露。しかし過度にダメージを受け続けると















そのときふしぎな事が起こった!!






これまで数々の無敵伝説を残してきたスタローンも76歳……を感じさせない胸板の!このビクともしない!!後ろから飛び蹴りされてもビクともしな……それはシュワちゃんだった、前半はサムが憧れのサマリタンがスタローンだとすっかり信じて止まずスタローンもそんなサムをはじめは毛嫌いしていたものの徐々に友情を深めていくというジイジと孫のハートフルヒューマンドラマがメイン。サムをマンションの屋上で特訓させるスタローン、、、、、いやバルボアか?



そのサムとは反対にヴィラン側の「ネメシス」を崇拝するギャングのボスに「攻殻機動隊」のビー玉人間バトーことピルウ・アスベック。彼は今は亡きネメシスのマスクを被り「ネメシスの再来」を宣言。再び街に混沌と破壊を画策する。茶色の皮ジャケットにマスク姿ってのがもうノーランのベイン過ぎて。ただのヴィランの熱狂的ファンってだけでそこまでする?親の仇でもないサマリタンを目の敵にするのも少しわかりずらい気もしましたが



サムたちが住む街というのがアメリカのスラム街で、まだ13歳のサムはシングルマザーの母親と二人暮らしで常に生活苦にさらされている設定。ゆえに盗みに手を染めないと生活が出来ん。サムと同じような年頃の少年少女たちが金の為に犯罪を行う深刻な社会問題にも一応切り込んでいるのかな?



そして「ネメシス」はそんな貧しい住人にとってはヒーローだった?この辺りももう少し詳しく描いてくれたら、またちょっと印象が変わったかもしれませんが(ネメシスが貧困層に何をもたらしたとか)ギャングのボスもそんな格差社会に嫌気がさしたから「反乱」を起こし上流国民たちに復讐しようと企んだ、反対にサマリタンは上流国民だけを選んで助けていた、彼は偽善者なんだ!!という見解をする者もいて「ブラックアダム」のJSAしかり、“誰に対してのヒーローなのか?”というヒーロー量産時代ならではな皮肉も効いていて、善悪ってそんな単純に二極化出来ないんだよ!!というスーパーな映像作品にケンカを売った作品でもある。ラストにちょっとしたどんでん返しあり。まあ勘の鋭い方ならOPクレジットでもうわかると思いますが…




 
トロール(2022)

【原題】Troll

【監督】ローアル・ユートハウグ

【出演】アイネ・マリー・ウィルマン マッズ・ショーガルド・ペテルセン キム・S・ファルク・ヨルゲンセンほか

【あらすじ】

ノルウェーの山間部で、爆破により長い眠りから呼び起こされた古代のトロール。首相の科学顧問に任命された考古学者が、壊滅的な大惨事を阻止すべく未知へと戦いに果敢に挑む。(ネットフリックス公式サイトより)









 






日本ではゴジラが熱線を放つ、ノルウェーでは……
















トロールの気が狂ううううううううう!!?






お次はネットフリックスからドストレートに【トロール】!!!!まだ巨大サーモンまで登場していないと言うのに今から8年前キミは覚えているか「トロール・ハンター」という“ハリウッドリメイク決定!”あの宣伝は一体なんだったんだ!?ノルウェーが総力を結集して産み落としたPOV“KAIJYU”映画を!?その後待てど待てどもハリウッドからこれと言った続報もなく、ついに痺れを切らして母国でもう一発当ててやろうぜ!!的なノリかどうかはつゆ知らず8年後に再びノルウェーで「ムーミン谷のムーミン」を実写映画化……その「トロール・ハンター」とはいっさい関係ないのですが、個人的には精神的続編だと勝手に解釈しておりますハイ



前作より「格段にレベチなVFX」で、デカい!?つ、強い!!??そして街中でしっかりと暴れてくれる、ネトフリが絡んでいるとはいえノルウェー産の技術、ここまでリアルなVFXってハリウッドかロシア、インドくらいしかないんじゃないでしょうか??その大国に並ぶ肩を並べていると言っても過言ではないノルウェーのVFX。リアルなトロールの造形だけでも特撮ファン、クリーチャーファンにはオヌヌメしない理由がありません。



そして「怪獣」映画への絶大なリスペクト、も感じられる。山の解体工事の影響で地面から這い上がり巨大な足跡だけを残して姿をくらます……そんなわけないじゃん!なんで見つからないんだよ!?ネス湖のネシ夫もビックリなカモフラージュ術で視聴者の「観たい」を煽る展開。国防省では“未確認不明物体”についてあーでもないこーでもないと格部門の専門家が議論して、そんな中考古学部門で呼ばれた若いレディがある一つの“仮説”を唱える……



ただ演出から物語の展開まで完全にゴジラ……いやギャレス版「GODZILLA」の方ね?巨大生物に取り憑かれ変人呼ばわりされた父親の話が真実だとわかる所とか、父と子の関係なんてまんまアーロン・テイラーとブライアン・クランストンだもん(そして巨大生物と遭遇→父退場の流れもカンペキに同じ)早くも続編を臭わせるラスト。いやーここは是非ともVSシリーズ化して欲しいものですが……問題は一体誰と闘わせるか




















 
バーバリアン(2022)

【原題】Barbarian

【監督】ザック・クレッガー

【出演】ビル・スカルスガルド ジャスティン・ロング ジョージナ・キャンベルほか

【あらすじ】

仕事の面接のため、デトロイトを訪れたテス。深夜に宿泊のために借りたバーバリー通りにある家に到着するが、ダブルブッキングにより、すでに見知らぬ男キースが滞在していた。嵐の中、行く当てがなかったテスは、彼とともにそこに宿泊することを決意。その夜、自分の部屋で眠っていたテスは、部屋のドアが開けられ、家中を動き回る大きな音で目がさめる。翌日、地下室にトイレットペーパーを探しに下りたテスは、誤って鍵をして閉じ込められる。そこで、謎の扉を見つけるのだが…。(20世紀スタジオ公式サイトより)


 




最後はディズニープラスの“スター”よりネズミーらしからぬ、とびきりのホラー映画【バーバリアン】!!!いやーこれはちょうど先週に観たばかりの映画なんでありますが、劇場公開作と違い知らないとホントに知らずのうちにスルーしてしまう配信系映画の中で、配信が開始されたハロウィンごろからジワジワと水面化で話題になっていたんだとか??日本未公開作品ながら全米で大ヒット「近年で最も恐ろしい映画体験」と評論家から大絶賛&映画評論家街山氏がラジオで猛プッシュしたとか色々話題にはなっていたらしいのですが……















「フロム・ダスク・ティル・ドーン」並みの、久しぶりに「先が読めない」映画を見たドォーン!!!






いやーこれは面白かった。抜群に「ミスリード」を誘う「そうくるか!」と唸らずにはいられない「アナタの想像の斜め上45℃をいく“想定外”な展開」が楽しめる、これは自信をもってオヌヌメしたい!!それゆえもうこれ以上ナニも言えないこんな世の中じゃポイズンばりの「ネタバレ厳禁」なあらすじを触れることすら危ぶまれる……まぁ今から触れるんですが(ネタバレはしません)



転職活動のためアメリカはデトロイトの“バーバリー通り”のとあるレンタルハウスにやってきた一人の女性。しかしダブルブッキングという予期せぬトラブルに合い、先に越してきた男性と渋々“シェア”することに……



でその男性っていうのが素顔はこんなにイケメンなのにスカルスガルド家の四男坊ビル・スカルスガルドっていうさぁ〜!!もうどう考えても“おかしな”話じゃん??女性も終始警戒しっぱなしですよ!?それは我々視聴者も全く同意見で、女性の立場として、見ず知らずの男と、いきなり一つ屋根の下で共に過ごそうなんてチャンチャラチャンチャン……チックしょぉおおおお!!!!



なんて思っていたら…?タイトルにある“バーバリアン”とはヤバい人……じゃなくて「野蛮人」……コナン・ザ・バーバリアンってアメコミもありますが、で「一体“ドイツ”がバーバリアンなのか?」という裏テーマ的なものが隠されているんですねぇ。まぁつまりは鼻ク◯レベルの人間が出てくるわけで……まぁこれ以上はもう是非その目で真実を確かめて頂きたい……













ピエロ×セイウチ夢の共演





「イット」のスタッフが絡んでいるらしいビルのキャスティングはわかるとして同じくホラー部門でイットきのムーブメントを起こした“セイウチ人間ってナニ?”が強烈なインパクト「Mrタスク」のジャスティン・ロングも出演。ホラー映画を牽引したこの2人が共演という、これはホラーファンの胸ぐらをグワッと掴んだも同然!?監督は本作がデビュー作だというザック・クレッガー。今後の活躍に期待ですね。






……とまぁ、ざっと3本お送りしました。気になる作品がありましたら是非ともこの機会にエンジョイして下さい___。


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