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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2021)−ネタバレなし−


【原題】EVANGELION:3.0+1.0 THRICE UPON A TIME

【監督】庵野秀明(総監督)鶴巻和哉 中山勝一 前田真宏

【出演(声)】緒方恵美 林原 めぐみ 宮村 優子ほか

【あらすじ】













 
【感想(ネタバレなし)】
 





どーもどーもバカ初号機のラーチャえだまめです!!はいと言うことで本日は……もうおわかりですよね??なにやら世間では「さようなら。」の言葉が続々と聞こえてきております先週異例の月曜日から公開となった新劇場版シリーズから14年、TVシリーズから通算すれば実に26年…!?0歳児でももう26才ですからね!?(当たり前)【シン・エヴァンゲリオン劇場版】___!!!音符みたいな記号は変換出来ないから却下!!いやー先日観に行って参りました、もうヤバかったですよ“劇場”が読んで字の如く人人人人人人人……支えすぎだよこのバカチンがぁ〜!!巷の劇場ではチケット争奪戦が繰り広げられていたらしいじゃないですか!!そりゃ延期に延期を重ねた念願叶っての公開ですからね〜。かくいう私もPCの前に体育座りしてチケット販売時刻と同時にネット予約してなんとかゲット出来ましたが…。



“エヴァンゲリオン”ってなんでこんなに人気あるんですかね?私はリアル世代ではないのですが旧作シリーズから入りました。私が高校の時ですかねーインフルエンザにかかって1日中寝込んでいた時にあまりに暇すぎたんで寝ながらネットで旧劇場版含めて一気見したんですよねー。そしたらインフルより精神が参ってしまいました、いい思い出だと思います



って長々とお前の個人的エヴァとの馴れ初め話なんぞ興味ねえんだよチキショー!!とエヴァが公開されれば観た人の数だけ自分語りをする輩が大量生産される、それくらい長い間人々に愛されてきた「エヴァコンテンツ」という強大さ。既にネタバレがネットで出前館より出回っているみたいで観るまでSNSを断ち切ってます、という方も多いのではないでしょうか?そんなわけで今日はストーリーなど革新的な所には触れずネタバレなしで“言える範囲”で本作の魅力をお伝え……まぁ私なんかが言わなくてもね、もうこの映画は……「神格化」しれちゃってますから?今更何を言うのだねゲンドウくんと……「エヴァ知らないよ」という方こそ??私のような普段実写映画ばかり観るそんなアナタにこそ!?実はオヌヌメしたいかもしれない!?(それには最低でも過去シリーズを拝見する必要はあるが)今日はそんな切り口でやっていこうかな、と思っておりますのでどうかお手柔らかに……。




いやぁーもう笑っちゃうよね





















意味わかんなすぎだろ……








いやそれこそがエヴァンゲリオン!!いいんです!!けどわかんないものはわかんないでいいんですよもうおおおー!!?ちなみに私は見終わったあとたくさんの考察サイトを拝見させて頂きました。そして「考えるのを止めました。」頭カチ割れるかってくらいもう頭が痛いんですもん!?もう考えるの疲れました。。。。。でもそれこそが“エヴァ”なんですよね‥…。シリーズ最終話である本作もまた考察だけで今年の大晦日まで持ちます(断言)新規参入ファンのために「見やすいエヴァを」として当初はダイジェスト的な立ち位置で始まった新シリーズが、「破」の中盤からはやくもその構想からズレ始め「Q」で難攻不落の「クエスチョン映画」へと再び我々に「イミフ・インパクト」を起こしてみせた、その前作「Q」では冒頭から何やら聞き慣れない「ヴィレ」なる新勢力の登場、「破」から14年後の世界というこれには我々視聴者も碇シンジくん同様「世界観ギャップ」に終始戸惑いそれを貧血気味かってくらい白い渚カオルが優しく受け止めてくれたのも束の間あああああいああああーッ!!!!なクライマックスで幕を閉じた。。。。



あれから9年……そ、そうか「Q」と「9」をかけているのかぁ…!!?などとエヴァに出会ってから無駄に深読みする癖すらついてしまいましたが以前より言われていた「様々な説」、ループ説にTVシリーズとの関連性などなど……挙げればキリがない、で今回その真相が「ほぼ判明」したと言ってもいいかもしれません。しかし今回私は先程も言ったようにそれら考察などはここでは致しません!よって考察が知りたい方は公開初日だけでもワンサカあがっておりますネタバレ考察サイトへGO!!ちなみに本作を見て10年前の東日本大震災を連想された方も多いのではないでしょうか?今作はそんな「復興」にも願いを込められた作品だと思いました。まぁお話するのはこれくらいにして……





 

「アニメ」+「特撮」+「実写」=「シン・エヴァ」





巨額の費用を作品にぶち込み世界中のファンのサ〜ビスサ〜ビス〜♫にも答えながら「好き勝手」映画を撮れる監督は世界でも指で数えるほどしかいないであろう。私の中で今パッと頭に浮かんだのは言わずもがな世界が認めるヒットメイカー、クリストファー・ノーランです。では日本では誰が当てはまるだろうか?これまたパッと浮かんだのが総監督の庵野秀明監督かもしれません。世界のパヤオのイメージもありますがここまでファンをある意味で突き放した、エヴァの世界線では“予定調和”であっても作品としては全く予想がつかない大胆不敵な展開に我々視聴者は振り回され、もうついていけないよと脱落する者もいたであろう、しかし今作「シン・エヴァ」でまた帰ってきたり……商業映画でここまで好き勝手に作りそしてここまでファンから支持される監督はなかなかいない。勿論そこに行き着くまでにはとてつもない苦労と時間を要したわけですが



でタイトルに書かせて頂きました、本作の“キモ”はズバリ「アニメ」+「特撮」+「実写」であります。新シリーズが進むごとにどんどん進化していくOPのあっと驚かされる戦闘シーンに端を発する目をみはる「最新技術」。それは最終話の本作でも勿論例外ではなく予告や2019年にチラ見された冒頭10分映像でもなんとなくわかると思うのですがもうとにかくスゴイんですよね。何がスゴイってもう「実写みたい」なんですよ。カメラアングルとかもう完全に「ウルトラマン」などの「特撮作品」のソレなんですよね。



この「実写的」という感覚が、今作はこれまで続いてきたシリーズ中最も大きく感じられました。「これまでのアニメーションでは“出来なかった”ことを目指す」「特撮と実写の手法を取り入れたアニメの面白さ」を庵野監督は追求したのです。それはこれまでも特撮に並々ならぬこだわりを持ち、極めつけとして実写映画「シン・ゴジラ」で挑んだ時に得た経験とアイデアがこの「シン・エヴァ」に注がれているのが、映像からひしひしと伝わって来るんですよねー。





 

「終劇」に向けても「挑戦」し続ける凄さ





しかしシリーズ4作目にして、ここへきてさらに「エヴァ」を進化させるのか?シリーズの終盤に来て技術を進化させた作品ってあまり前例がないと思うんですよね。私はアニメーション作品には疎いので実写映画で例をあげるとすれば、公開当時世間を騒がせた“革新的な映像技術”と称された「アバター」や「トランスフォーマー」はどうでしょうか。それらは皆1作目、つまり“デビュー当初”から度肝を抜かれるような映像世界を体験出来たわけであります。まぁ本作も「序」の段階からCGアニメーションを使用した映像技術を拝むことが出来ますが、最終話となるシリーズってどちらかと言うと物語を「どこに着地させるか」に重点を置きがちで(本作はそこにも充分チカラが入ってはおりますが)もうすぐシリーズのゴールが見えるからそのまま突っ走っちゃいそうな所を、本作はここへ来てまだまだ“新しいことをやろう”これまでのアニメーションとはまるで違う新たな表現の実現、それ即ち実写レベルの映像を追求する“アニメーションの限界”に挑んだその根気と熱量にもう完全に脱糞、あいや脱帽してしまいました。



シリーズのギリギリまで、ギリギリまでやっていきたいからぁ〜嗚呼〜♫な庵野監督の最後の最後までこだわり抜かれた「エヴァ」。そんな庵野監督は究極のオタでありながらそのオタの範囲内で我々のいる社会「外」への目配りも欠かせない、誰にでも共感できるような要素を散りばめてくる。この両面があるからこそ「エヴァ」は「難解だけれども惹きつけられる」万人に受け入れられる作品になり得たのではないか??



ちなみにここで鑑賞前に注意したい点が2点ございます。1点目は「上映時間の長さ」。本作はシリーズ最長の150分。「鑑賞前に必ずトイレに行くべし!!」これメッチャ重要!!アソコがLCLに満たされてはロクに映画に集中出来なくなるかもしれません!!そしてもう1点は「もし買うならパンフレットは事前に買うべし!!」これも意外に重要……というかどーせ皆見終わったあとわかんねぇーって買うハメになるんだから!!とここで売店の様子を見てみましょうもう人人人人人長蛇の列!!これには私もビックリしました(仕方なく並んで買いましたが)出来ればもう見に行く前日とか別件で映画館の近くに来た時にでも、その時空いていたらサクッとはじめに買っておいた方が楽かもしれません!!ちなみに価格は強気の定価1500円、結末の考察や小ネタなど物語を紐解くネタバレは一切なく監督と出演者(声)たちのコメンタリーと挿絵などが掲載された真っ白い表紙の1柵。汚しちゃ駄目だ汚しちゃ駄目だ汚しちゃ駄目だ汚しちゃ駄目だ……。







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