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プッシーケーキ(2021)


【原題】Emesis

【監督】パブロ・パレス

【出演】マカレナ・スアレス アルダナ・ルベルト ソフィア・ロッシほか

【あらすじ】

人気低迷中のプッシーケーキは人気を取り戻すためにツアーを組むことにした。しかし、着いた先には誰もいない!途方に暮れていたが、そんなことは些細なことに過ぎなかった...。(テアトルシネマ公式サイトより)









 
【感想(ネタバレなし)】

『未体験ポイントその③牛乳ブッシャアアアアアアア』

 



どーもどーもラーチャえだまめです。未体験ゾーン!!今夜は第3夜、ということで南米アルゼンチンから未体験ゾーンの扉が開かれたばかりか「アルゼンチンの放つSFホラー」とはなんぞや!?全く想像がつかなかったので試しに1本引いてみましたんですけどねー













タイトルの字体めっちゃ好き





でもぷ、【プッシーケーキ】…!!??既にタイトルからぶっ飛びまくってる(ちなみに間違っても“PussyCake”で検索してはならない)物語はドフラミンゴより派手派手の身を宿したボーカルを筆頭に個性尾崎豊すぎるファッショニスタなメンバーで構成されたガールズバンド“プッシーケーキ”が巡業公演で向かった先でゲロゲロな怪異に遭遇してしまうという……というOPの彼女たちの「冒険しようぜ!」みたいな歌詞のノリノリなロックソングは素晴らしいのですが、本国のタイトルが“Emesis”の名に恥じぬ













「“嘔吐”(Emesis)の滝」映画です。





とにかく汚い!グロい!!そしてやっぱり汚いいいいい!?ジェームズ・スペイダーも知らない“即席スターゲイト”を作成した少年により異次元から謎のナメック星人が襲来して?そいつに取り憑かれた人間はゾンビみたいになって口から牛乳?カルピス?白い液体を吐き散らしながら襲ってくるという……間違っても未体験名物のラッシー(白くなければOK!)飲食中でもオヌヌメできない終始汚らしい画が目に飛び込んで来ることでしょう。「吐きだめの悪魔」辺りのオマージュなのか、いやどんだけ吐いてんだよ!?清々しい程に大量の白ゲロを拝めるという意味ではゲロゲロ好きのマニアックさんにはこのうえないご褒美映画かもしれません??しっかし吐いているように見せて横から管通しているのか、詳しい仕組みはわからなかったな〜。



その特撮で言うと内蔵ドバドバや人体破壊などヴァイオレンス描写も結構お金かかってて良く出来ているんですよコレが。そして意外にもバンドのメンバーたちが次々と脱落していく。これってコメディですよね?だってタイトル「プッシーケーキ」ですよ?













「プッシーケーキ」で「感動路線」は完全にミスチョイスでしょ!?





いらんのよお涙頂戴シーンとかマジで臨んでないんですけどぉー!?もっとエレキギターでゾンビぶん殴るとかドラムスティックで目潰ししてヒャッハー!!とか、そんな画を見ながら「ハハハ、オモロ。」みたいなのを想像していたら全然“遊び”が少なくて、普通に仲間が死んでいくにつれシンミリムードになってって……これはちょっと方向性間違ってない??最後もまぁなんとかなったし再開すんべ!ってまた何事もなかったかのようにLIVE再開してエンドロール……みたいな軽いノリで良かったんじゃないか?(いやライブ映像あるけどお通夜ライブなのよ…)ふざけた(ゴメンナサイ)タイトルの割に中身は普通に真面目か!!という思わぬギャップ映画でしたね〜。ちなみに「ヒドゥン」のカイル・マクラクランを最後まで目の敵にしたような何度も助けてくれる別の宇宙人の恩を仇で返すガールズたちもよくわからんし、てか主人公が誰なのかもイマイチなチグハグ感はありますがグロ、いや“ゲロ映画”としてはこれはとんだ一級品かもしれません??



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