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ヘル・ディセント(2022)


【原題】The Lair

【監督】ニール・マーシャル

【出演】シャーロット・カーク ジョナサン・ハワード ジェイミー・バンバーほか

【あらすじ】

2017年、アフガニスタンの上空。作戦終了後の帰路についていた英国空軍大尉のシンクレアはゲリラの襲撃で不時着を余儀なくされ、謎の施設に逃げ込むが、そこは放棄された旧ソ連の研究所で、突如として謎の怪物たちが覚醒、彼女を追って侵入してきたゲリラ兵たちを殺し始めた。隙を見て研究所を脱したシンクレアは、米軍に救出され近くの基地へ運ばれると自分が目撃したことを説明するが、誰一人として真剣に取り合わず…。




 
【感想(ネタバレなし)】

『世界怪物劇場CASE2「訳あり3流米兵VS最凶生物兵器の怒りのアフガン!?』

 




どーもどーもラーチャえだまめです怪物はなぜぇー、とおくまで生まれるの、バケモノはなぜぇー、わたぁーしを待ってるの、おしぃーえてぇー……



バケモノさん!?「世界怪物劇場」!!!前回からお送りしております何の因果か突発的クリーチャーの祭典の今夜は第2夜……にしてここでクリーチャー界の“名匠”の降臨



ニール・マーシャル!!??で、デター!!!デル・トロに次ぐ“バケモノ信者”として名を轟かせるモンスターMOVIEを牽引するカリスマ的存在!!ニール・マーシャル監督の“最新作”が!?なーにちゃっかりレンタルスルーされちゃってんだよちっくしょおおおおおおおおー!!!!



ニール・マーシャルと言えば?日本でも話題沸騰した“本当に怖い地底人”を描いた「ディセント」をはじめ、オオカミ男×「エイリアン2」をかけ合わせた傑作「ドッグ・ソルジャー」そして売れっ子俳優デヴィッド・ハーバーを真っ赤に染めデル・トロの傑作アメコミ映画をガッツリ“R指定”にてリヴ−トした「ヘルボーイ」が“魔物のおせち料理”過ぎてアメコミファンのみならず全世界のクリーチャーファンを唸らせた、まさにクリーチャー界の貴公子、そんな彼も最近では「ゲーム・オブ・スローンズ」「ハンニバル」「ウエストワールド」そしてネトフリの「ロスト・イン・スペース」……と大作ドラマの監督の一人として名を馳せ徐々に“B級ホラー”沼から足を洗った



かに見せて新作で両足ブチ込んできた今回“原点回帰”とも言える、これまた“強烈な「ヒャッハー!」映画”を生み出してしまいましたとさあ!?でその気になるタイトルが何セルフパチもんみたいな【ヘル・ディセント】!?邦題やる気あんのかちっくしょおおおおおおおお!!!!



アフガニスタン発!!2017年、空軍の女性パイロットのシンクレアがゲリラ襲撃に遭い死闘の末なんとか生き延びたものの道中逃げ込んだ古い研究施設でホルマリン漬けにされていた“謎の人型怪物”を誤って蘇らせてしまい…??なんとか命からがら怪物を研究所に閉じ込めることに成功し付近をパトロール中の米兵が偶然発見して彼女を救助、駐屯地へ護送して一件落着……のように思えたのだが??



いやーもう“どういう展開にしたら面白くなるか”わかってらしゃるとしか思えないB級クリーチャーの“セオリー”を理解しているからこそ?またしてもアクセル全開でやって下さいましたグロが苦手な方はここで回れ右して下さい「ソルジャー部隊VSバケモノの大群」「プロレス」そして「ハラワタをぶち撒けろ」……













ノリが完全に「ドッグ・ソルジャー」なんよ






いやー最高に良かった!!そうだよ「エイリアン2」「スターシップ・トゥルーパーズ」興奮するのはいつだって怪物VSアーミー!!気色悪さメガMAXのヤツらに大量の銃火器と体術をお見舞いしてテンションブチ揚げ餅いいいい!!??



バケモノが「ブルースワット」のエイリアンみたいな“モロ着ぐるみ”感アリストテレスで全然リアルじゃない……なんて言っている人は本当に何もわかっていない。それがいいんじゃないか!?「ドッグ・ソルジャー」のオオカミなんてゴム手袋してたんだぜ!?機動性重視の着ぐるみだから全速力で突進してきてキャストと壮大なプロレスごっこを可能にしているのですよ!?そして何故か銃ではなかなか貫通しないってのに“野球バッドでタコ殴り”にするわ今回は人じゃなくバケモノのハラワタが腹からも顔面からも飛び出して「押したら入る!」の迷ゼリフに次ぐ「金曜の夜のウェールズみたいに暴れてやれ」「この怪物(ラッジー)め!」「晩飯前だろう?」……もう「ドッグ・ソルジャー」とおんなじことやってるのよ!?つまり?あの作品が好きなら“問答無用でハマること間違いなし”と言っても過言ではない!?



今作の怪物は“怪しいものはいつだってソ連製”に則り前半戦は暗くてなかなかはっきとリアルフェイスが拝めないしかし中盤以降作り物に見えないギリギリのラインのギリギリでいつも見せたいから〜嗚呼〜“解剖シーン”なんていうウホ♡サプライズシーンでしっかりと見せてくれる。でコイツが1体だけじゃなく居酒屋かってくらいワラワラやってきてしまうわけです!!それを迎え入れる軍服タンクトップ巨乳パイ……パイロット率いる問題アッチョンプリケな訳あり米兵軍団。今作の“軍曹”だって勿論健全。オシャレに眼帯しちゃって……そうか彼はサミュエルジャクソンの亜種だったか



イチイチカメラに銃口突きつけるカッコつけまくりキャストが横一列に並んで歩いてくる「アルマゲドン」で見たヤツ&ソ連のアフガニスタン侵攻のトンデモ論に怪物の衝撃的な事実まで……色々詰め込み感は否めないが前半と後半で展開される激しい死闘は見ていて飽きないし、“B級という範囲内”でとことんやってやろうという定食屋のサービスランチに小皿めっちゃついたような妙なお得感を感じられる、これはクリーチャーファンなら見逃し厳禁の傑作映画かもしれません!?


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