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ロウヘッド・レックス(1986)


【原題】Rawhead Rex

【監督】ジョージ・パブロウ

【出演】ヒュー・オコナー ケリー・パイパー デヴィッド・デュークスほか

【あらすじ】

数万年前に地上を支配していた魔王が封じ込められているという不思議な石のある館。その館が住民たちによって取り壊され、復活した伝説の魔王が町を恐怖に陥れる…。










 

【感想】









『怪物よりテンション高い牧師にドン引きって何?』









どーもどーも、ラーチャえだまめでございますー今日紹介する映画はー?



私ついに「廃盤」に手を出してしまいましたぁー!…ということで、今日は自ら執筆したホラー小説「髑髏王」をメチャンコチャンコに実写化され世の中の全てを信じられなくなった男が自ら監督になることを決意させるまで至らしめた“反面教師”的な存在としてある意味大成功?未だ語り継がれているわけでもないXYZ級とんでもゲテモノ怪物くん映画【ロウヘッド・レックス】!!!をご紹介したいと思います。



ちなみにその監督デビュー作こそ後にシリーズ化され未だ根強い人気を誇る傑作ホラー「ヘルレイザー」の生みの親クライヴ・バーカー氏だったんですねー。…まさかそこまで人間不信に陥れた色んな意味で“怪作”【ロウヘッド・レックス】とは、一体どんな映画なのでしょうか……。早速拝見してみましたところ



これはまた………なかなか“パンチが効いております!!笑”いやーこれはスゴイぞ原作者がブチ切れるのも納得でありますね!!イギリスの田舎町の丘にポツンと建った1本の柱……古代ローマ時代の遺跡ですか?何やら墓荒らしみたいな連中が掘り起こそうとしていた矢先、天気が急に悪くなって参りました。落雷であります!いかにも絵に描いたような落雷!!のついでにミサ中の協会でなんですか祭壇の下に鉄板でも引いてたんですかババアが突然火傷を負いましたコレはヤバいぞ不吉な予感タラッタッタッタァ〜♪落雷により倒れた柱の下から出てきたのが

















どうも闇落ちしたシュワルツネッガーです









明らかにゴリッ、、、こう見えてキリストが産まれる前から地上を支配していたそうです!ようこの身なりでご活躍していましたねッ!!“ロウヘッド”……というよりゴリラヘッドですけどね?その後ろにレックス……恐竜かぁ〜?この顔で



いやしかし全体的には安っぽいきぐるみ仕様なのですが顔のアップシーンをよおく見るとまぶたや頬が小刻みに動くではありませんかー。なんと芸の細かい顔面してるんですか身長も設定上“2m半”あると語られますがホントにデカイ人が中で演じているおかげで“作り”に反して迫力はそこそこ?86年制作のクリーチャー造形的にはまずまずかなぁーと思いますねー



「ってメッチャ走り方キモない?(笑)」何その軽快にスタスタ走ろうとして逆にぎこちなくなった感じ?パーティー用の馬の被り物みたいに顔ずっと上向いたままじゃないか!!笑ちなみに“グラフィック・ノベル”版にもロウヘッドさん登場しているのですが



















なんか…卑猥やな









それよりヤバいのはストーリー構成でしょうか。



牧師の胸ぐら掴む考古学者の男が目撃した“バケモノ”証言とキャンピングカーで生活する村ですか?そこで襲われた少年の描いた似顔絵だけで一連の殺人事件の容疑者をあっさりロウヘッドさんだと断定する警察とロウヘッドさんの謎の催眠術で操られた警部が道端でオイル垂れ流して火つけた時の“嬉しそうな顔”



にその殴られた牧師は最初から最後までヤバイ人(操られて)完全にロウヘッドさんの“しもべ”として成り下がりキメ顔で「ロウへェェェェェェェーーーッド!!!」(←今日イチ頑張った)と叫んだり「この身をーーーー!!!!」っと火だるまになりながら叫んだり


















ロウヘッドさんにオシッコぶっかけられて感激してる時点でアウト










最後はココでもやっぱり“母は偉大なり”ということが言いたかったのか“卑猥な石からジュディロング召喚して倒す”というとんでも展開でございます。いやーコレぞZ級、期待を裏切らない出来でゴザイマシタ。。。。。。


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