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死霊船 メアリー号の呪い(2019)


【原題】Mary

【監督】マイケル・ゴイ

【出演】ゲイリー・オールドマン エミリー・モーティマー マヌエル・ガルシア=ルルフォほか

【あらすじ】

かねてから自分の船を持ちたいと願っていたデヴィッドは、オークションで見つけた70年前の船・メアリー号に惹(ひ)かれる。妻のサラを説得してメアリー号を落札したデヴィッドは、彼女と2人の娘を乗せて船出を果たす。だが、写真に見知らぬ人物の顔が映り込み、扉は開かず、娘の様子がおかしくなるなど、不気味な現象が続発する。原因は、メアリー号の悲しい歴史にあった。(Yahoo!映画より)





 
【感想】

『船買ったら貞子さんが乗船してたようです』

 



悩み事でお困りのそこのアナタ。海を見てご覧なさい。そしたらきっと「なーんだ、こんな小さな事で悩んでたのか私ったらなんとバカらしい」

















てなれないくらい呪われちゃうって何?






どーもどーも熱海の遊覧船で酔いましたラーチャえだまめです「未体験ゾーン」!!……今宵も絶賛午後4時からゲテしに来てしまったワケでありますが本日観たのはコチラの作品【死霊船 メアリー号の呪い】……またまたぁ〜死霊船て!!申し訳ないがこのタイトルで期待は出来ない。何故なら


















“死霊”蔓延り過ぎ(笑)






かなーりベターなある意味「船船船船船……その手があったか!!」と宣伝部がひらめいたかは定かではありませんがただ大好きなゲイリー・オールドマンが出ちゃってるからなー、ハリウッドを代表する「名バイブレイヤー」なのは紛れもない事実、、、、だけじゃない「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」では主演男優賞を受賞したトップ俳優なのにもかかわらずちょっと主演作の“舵取り”がヘタと言うか雲行きが怪しそうな方へ行きたがるような傾向もあり……(息子さんに大不評だったらしい「ロスト・イン・スペース」は私は好きです笑)



そんな訳で結果あまり期待しないで見たのが功を奏したのか思ったほどショボくなかったといいますか「フツーのホラー映画」として「フツーに観れる」そんな映画、だったんですねー。(“フツーの定義って?”)



船のツアーガイドをしているゲイリー・オールドマン演じるデヴィッドは一生雇われの身でいることに嫌気がさしていた!!そんなある日競売にかけられた一艘のかなり年季の入った船を見つけてしまう。その船の“不思議な魅力”に見事に取り憑かれたデヴィッドは妻に相談もせずに即決で購入!(こんな夫は嫌だ)当然大金はたいて独断と偏見で購入した事で揉めるが結果的に家族を巻き込み広大な海を数週間かけて渡る「セカンドライフ」をスタートさせようじゃないか!!…という勢いでなんとか家族を説得していざ大航海に繰り出すのですが……



いやーやっぱりね、先程も言いましたがコチラの作品“至ってフツー”のホラー映画なんですよね。もう300年前の船買ったらそこを貞子姉さんがうっかり根城にしてたみたいな“呪い系”(ホントは魔女だけど…)の話で乗船初日から悪夢にうなされるわ船と同じ“メアリー”という名前だったからなのかただ一番幼かっただけだからなのか次女が“知らないお友達”とお話するようになる“ホラーあるある”を披露してくれているんですねー。ただ「あらあら一体どこの団地の子かしら?」と首を傾げるヒマも場所もないですからねッ!!そうだってここ


















海のど真ん中ですからぁぁぁぁーーーーーーー!!!!






船なんて言ってしまえば“海に浮かんだ板”ですよ、一度乗船して海に繰り出しちゃってみてくださいよ、どうにもこうにも“逃げられない”、この「“逃げ場”のない恐怖」__。一面青い海で一同青い顔ですよもうッ!!こーれーは船、否“乗り物”がいかに死霊にとって“好都合”であるか、あいやいや恐怖を演出する上で好都合なのかホラー映画向きであるのかがよぉ〜くわかる映画でしたねッ!!いや別に呪われた船は今に始まったワケではありませんが「ゴーストシップ」「ザ・グリード」みたいな豪華客船……ではなく今回はそれよりもだいぶスモールな小舟なんですよね。ですのでもう大変です「隠れる場所すらほとんどない」ワケですからねッ!貞子姉さんもビデオの呪縛から開放されたみたいにやりたい放題しちゃってます!!まぁ若干調子乗って物理攻撃とか平気でやっちゃう(そしてやり返されちゃう笑)その辺の設定が曖昧ミーマインなところもございますが



そんな呪われた船と不運にも“後悔”をしてしまい船で起きた“事件”の経緯を取調室で淡々と語る恐怖の物語の進行役の妻に「スペクトル」「ヒューゴの不思議な発明」のエミリー・モーティマー、長女役を“死霊館”じゃない方の「インシディアス序章」のステファニー・スコット、そしてデヴィッド一家の助手として乗船するマイクに「6アンダーグラウンド」で情熱的なメキシカンダンディの“スリー”が記憶に新しいマヌエル・ガルシア=ルルフォ……オールドマンのほかにも知名なキャストが揃っております。



オールドマンの大ヒット作…になったどうかは定かではありませんがホラー映画の基本の「き」を抑えた、ある意味では安心して観れる、そんな映画だと思いますね〜。








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