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シャザム! 神々の怒り(2023)


【原題】Shazam! Fury of the Gods

【監督】デヴィッド・F・サンドバーグ

【出演】ザッカリー・リーヴァイ アッシャー・エンジェル ジャック・ディラン・グレイザーほか

【あらすじ】

「シャザム!」という言葉を唱えると、心は少年のまま、屈強なヒーロー・シャザムに変身できるビリー(アッシャー・エンジェル)。ほかの5人の子供たちもビリーと同じパワーを魔術師から与えられ、それぞれが好き勝手にやっていたため神々を怒らせてしまう。やがて巨大モンスターを引き連れた神々の娘たちが地球にやってきて、力を返してもらおうとビリーらに襲いかかる。(Yahoo!映画より)





 
【感想(ネタバレなし)】

『おわかりいただけただろうか…。』

 




どーもどーも成人式に小学校に埋めたタイムカプセルを掘り起こして当時自分は何を埋めたのかまるで記憶がなくワクワクしていたら出てきたのが自分が運動会のリレーで走っている姿が写った写真で裏に「大人になってもいつまでも走り続けてください」と書かれていて「人生設計間違えまくってるよ…」と心の中でむせび泣いたラーチャえだまめです。早速ですが本日はコチラの映画を拝見させて頂きました



【シャザム! 神々の怒り】!!!CRATZみたいな字体のシャザ〜ム!!!ハリウッドイチの晴れ男ロック様をもってしても回復出来なかったいまだ暗雲立ち込めるDCユニバース“最後の希望”?ぬぬぬ!?ちょっとまて17日公開って「仮面ライダー」と公開日が丸かぶりじゃねえかああー!?どっちもネタバレが怖い2作が同時公開されちゃうだなんて罪な話じゃよー!?…と言うわけで金曜に有給使って2本立てです



実は前作でちょびっと「ブラック・アダム」についても触れていたんだっけ…ある日地下鉄の奥で胡散臭い魔術師に遭遇した少年ビリーが「シャザム!!」と叫ぶと成長した超人成人に変身する江戸川コナンも推理できない「見た目はオトナ、中身はコドモ」という一風変わったDCコミックヒーロー。そうそう前作も映画館に行きましたよ。それが2019年、というと3年前ですか。あまり引き伸ばすと当時まだキッズだった“子役”たちの成長具合的に“映画として成り立たなくなる”ある意味賞味期限がキビシイ部類の映画、なんでありますがー?前作のクライマックスで他のキッズたちもチカラを与えられ唐突な“日曜朝のスーパーヒーロータイム”になった瞬間「そういや“Shazam!”って個人名じゃないから複数形でもいけんだな」って妙に納得した記憶が……て今作は序盤から5人組?え、じゃあもう最強じゃん全然おもしろくねーわ!!で、今回のヴィランは















VS叶姉妹ですか?





元チェーリーズエンジェルのルーシー・リュー×大御所ヘレン・ミレン姉妹!?御年77歳のヘレン・ミレンに至っては歴代最高齢ヴィランかも…!?いやー「レッド」でもマシンガンの雨を振らせたお方がついに神々のスーパーパワーを得てしまうというアメコミ映画にまたしても豪華な顔ぶれが実現。さらにスピルバーグ版「ウエストサイド物語」でシンデレラデビューを果たし次回作でシンデレラならぬ「白雪姫」を演じるレイチェル・ゼグラーも新キャストに加わった「神々の怒り」!!一体なんの怒りを買ってしまったのかと申しますと……



ワンダーウーマンだのアクアマンだのフラッシュだの自分よりカッコよくて精神的にも逞しいヒーローたちの活躍と比べて自分は“フィラデルフィアの悲惨”と街で呼ばれすっかり意気消沈気味の“少年”ビリー。それでも街で何か事件事故が起きれば同じ孤児院の家族と共に「シャザム!」と叫んで街を救う日々。そこへ前作でマーク・ストロング演じたDr. シヴァナが悪用した魔法の杖をビリーが真っ二つにへし折り“その辺に埋めた”神々としてあるまじき行為が?“神々の怒り”を買いどっからかその杖を奪い返すためギリシャ神話アトラスの娘へスペラとカリプト姉妹が人間界にやってきて……



主人公ビリーを演じるザッカリー・リーヴァイ×アッシャー・エンジェルの“二人一役”コンビ続投のほか、他のシャザムメンバーも当然登場、その中には前回ご紹介した「FALL/フォール」のグレイス・キャロライン・カリーに大人気ドラマ「The O.C.」のアダム・ブロディなど前作のクライマックスでしか出ず勿体ないキャスティングの“変身後”のキャストたちも今作では序盤からフル出場&見せ場が大幅アップしております。さらに前作で灰になったはずの魔術師ジャイモン・フンスーまで復活??監督は前作に引き続きデヴィッド・F・サンドバーグ。さらに彼の出世作「ライト・オフ」で最初に犠牲になる(短編版にも出演した)オバハンが序盤の橋崩落シーンで車ごと橋から落ちる運転手役で出てきた時は「この人キャストを大事にするエエ人なんやな〜」と勝手に好感度アップしちゃいましたよ!!そのサンドバーグ監督ですが今作もアクション&コメデイ要素は健全で、シャザムたちのあまりにゆるい作戦会議やスタントフル活用で実現したヘレン・ミレンの“神アクション”??神々の“ペット”として木製で出来たドラゴンが結構尺使ってる!?悪玉ドラゴンってだいたいラスボス的立ち位置だからメインキャラじゃないとそんなに長く写る映画ってないんだけどメッチャ出るじゃん!!……なんていうお子さんにも大満足していただける、ストーリーもシンプルでまさに“ファミリー向けアメコミ映画”のそれとして基本的には作られているわけですが?



「ホラー畑」出身のサンドバーグ監督の真骨頂、その中でもちょっぴり「ホラー」な演出が特徴的だった前作に引き続き本作でもヨイショヨイショで「ホラーチック」な演出に不気味なクリーチャーの登場、さらにニューラインシネマの“看板娘”までカメオ出演させる遊び心まで!?遊びココロまでたっぷり詰まった本編は前作とほぼ同じ130分という、また詰め込みましたね〜。



ここからは少し辛口コメント。前作から少し違和感あったシャザム化したビリーはオーバーリアクションのテンション高めで子どもっぽいのに少年ビリーは少し落ち着いているという逆転現象。同じ人物を演じてるはずなのに2人の「演技の違い」に若干の違和感を感じてしまい、リーヴァイは極端に「子どもっぽさ」を、反対にエンジェルは「等身大」を目指した結果、演技の方向に微妙にズレが生じた?そして今作は前作からさらにエンジェルが成長したことでうーんもうリーヴァイとはすっかり「別人」感アリストテレスなのだけど……



とも思ったのですが、逆に二人とも同じハイテンション演技だと場的につまらないということはないか?“二人一役”の俳優の良さって、双方の演技がただ“一緒”であれば良いのか?……と考えるとそれもまた違ってくるな〜。



今作もDCの“お家騒動”の被害を受けた一人で、肝心の「対戦相手」との試合は代表者と経営方針変更に伴い“自然消滅”ってこれまで積み上げたジェンガ崩してどーすんだよおおー!!!なーんてこの「シャザム!」シリーズも宙ぶらりん状態か?と思っていた矢先、エンドロール後の「特典」含めたちょっと今回
















「お釣り」が多すぎやしないか?





“何が”とはここでは言えませんがいやービックリですよ皆さん!!?しかも今wikiで調べたら次回作が「ザ・フラッシュ」って……(ホントかどうかは定かじゃないよ!)「シャザム!」は確実に“まだ終わらない”でしょう!?(あとは子役の成長問題まで解決できれば…!)








 
【感想(ネタバレ)】
















女神様キター!!!





アレか!?いくらゲスト出演のリークを防いでも昨今の「出るのが当たり前」の流れを抑えきれず敢えて「出ない」というウソを流す作戦なのかぁぁ!?だって確か追加撮影されたガル・ガドット登場シーンを「ザ・フラッシュ」で一旦ユニバースの「打ち切り」変更に伴い本編からカットされた、という話じゃなかったっけ!?いやーパリのお食事シーンではじめ後ろ姿が映った時「お、これはもしや…!!」と振り向いたら顔面フンスーってちょ、おーい!!!!(怒)と前作のENDロール後の“半身ヘンリー・カヴィル”(そのネタも今回拾ってたけども)と同じガッカリカメオで終わりかと思ったら、それが壮大な前フリだったなんて……特にワンダーウーマンといえば続編も好調だった「1984」に続く3部作予定から一転、DCとパティ・ジェイキンスとのイザコザでシリーズが同じく宙ぶらりんと化しガル様神様はこれで見納めか?なんて思ってたから、今回再びコスチュームを身にまとってくれただけでも、もう感謝感謝すぎますよこりゃああ!!!



しかもそれだけでは終わらずENDロール後ではななんとドラマ「ピースメーカー」に登場した2人が「ジャスティス・ソサエティ」参加に直談判!?(「アベンジャーズ・ソサエティ」は流石にやりすぎww)という総支配人ジェームズ・ガンのチカラを見せられるわ、マーク・ストロング演じるDr. シヴァナも再登場し何やら喋るイモムシと密談を交わして……果たしてあの「声」は一体誰なのか??…これだけ風呂敷広げといてホントにユニバースは解散すんの!?どーなのジェームズ・ガンさんよおー!!?


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