top of page

ワールド・コード 陰謀の支配者たち(2012)


【原題】The Conspiracy

【監督】クリストファー・マクブライド

【出演】アーロン・プールジェームズ・ギルバート ゴードン・ボランほか

【あらすじ】

ドキュメンタリー映画を制作しているジムとアーロンは、戦争やテロの多くが陰謀によるものだと主張する陰謀論者テランスに密着取材を行っていた。ところが、ある日突然、テランスが行方をくらませてしまう。テランスの部屋で発見した陰謀説の証拠を手がかりに調査を始めた2人は、全ての陰謀に関わっているという謎の組織の存在にたどり着く。(映画.COMより)






 
【感想(ネタバレなし)】

『コワすぎ!?世界のマル秘Xテープ⑭「世界の陰謀編」』

 




どーもどーもラーチャえだまめですコワすぎ!?下らないこの企画もついに後半戦に差し掛かってきた所で「お遊びはここまでにしようか。」私ついに“禁断のテーマ”に片足を突っ込んでしまいました、これまで過去に3度“陰謀編”と題しお送りしてきた陰謀論者も目を田中マルクス闘莉王する“マル秘極秘映像”……今日は「ネタにしたら洒落にならずお釈迦になる」と謳われる“アレ”














「信じるか信じないかは、アナタ次第」案件





だっはぁッ!?今ベランダから矢が…!?(今何世紀だよ)早くもこのネタを口にすること自体が“生命の危険”を孕んでいるかもしれない……!?都市ヲタ(鉄ヲタか)の間で盛り上がる話題ベスト3位圏内であろう「フリーメイソン」「イルミナティ」「KKK」……俗に言う全世界をウラで牛耳る「秘密結社」が今回のテーマ!否!?それよりもさらに古い“歴史初の秘密結社”が存在した___!?そしてその組織は歴史的分岐点のウラで暗躍し今まさに“現在進行系”で我々の住む世界を操っている……!?その組織の名こそ















“タルスス・クラブ”




…タルタルソースみたいな名前しやがって!!






 




街頭で拡張器片手に“警告”を鳴らす一人の男がネットで話題となる。彼の名は“テランス”。その道一筋“陰謀論者”である。道行く人に彼はこの世界がいかに“陰謀”に塗れているか、戦争犯罪その他数多沢山の歴史的事件は全て必然であり、我々が住むこの世界は全て謎の組織によって“操られている”ことを訴え続けるが彼の言葉に耳をかす者などいない__。そんな陰謀論者テランスに目をつけた映画監督のジムとアーロンは彼を題材にしたドキュメンタリー映画を製作し彼を密着取材した。しかし密着取材を敢行してからしばらく経ったある日、突然テランスは行方をくらましてしまう……。



マイケルムーアじゃねえよ!!とばかりに街頭でゲリラ演説するテランス。小汚い。いやー新橋の駅前にもいますよねー。ジムとアーロンはそんなテランスの話に興味を持ち“もしも本当に彼の言っていることが真実なら?”という“仮説”を立て取材をはじめる。前半戦はそんな2人が作ったドキュメンタリー番組を観る感じですね。はじめは2人とも半信半疑、しかし突然の“テランスの失踪”で一転、アーロンは彼の荒らされた部屋の中に埋もれていた彼が残した確かな“証拠”のカケラを集めはじめる。そしてテランスが導き出したある一つの“事実”を突き止める。



ケネディ暗殺事件、アメリカ同時多発テロ……実はその事件の前日に?ある組織が“集会”を開いていたというのだ…??実際の事件の映像などを交えて“無駄にバカデカい説得力”。「タルスス・クラブ」と言うその組織は太陽神ミトラを崇拝するミトラ教に基づいており……とズラズラと語られるその話はまさに“真実味”を帯びていると言っても過言ではない!?個人的に一番ビックリしたのが「握手」という動作の起源がミトラ教で(銅像に描かれたのがはじまり?)元々は「権力者同士」が「密約」を交わす為の合図であった…??ちょっとこれは本当臭いぞ?…とまぁ早くも「信じるか信じないかはアナタしd…」状態!?ちなみにジムとアーロンを演じた2人は“実名”で出演。アーロン……アーロン・プールに至っては私の大好きなSFサバイバルホラー「ザ・ヴォイド」に出演していたとな!?(ということはつまり…?)そして全く聞いたことのない“タルスス・クラブ”という組織ですが、コチラも公式HPやらTwitterが実際に存在しているではないか…!?(但し2015年以降更新が途絶えているので十中八九映画の宣伝と見てよろし…?)



所変わってガラリとテイストが変わる“アクション”多めの後半戦は、ジムとアーロンがその後も独自に取材を続けるうちに見知らぬ“黒のワゴンカー”に尾行されていることに気づき…?&“タルスス・クラブ”に詳しい“マーク・タッカー”と名乗る謎の人物との接触に成功?からの「タルスス・クラブ潜入取材」に挑む…!?だんだん面白くなって参りましたねー。選ばれし者でしか参加を許されないまさに“禁断の集会”へ隠しカメラを装備し準備万端で密会にサラッと紛れ込むジムとアーロンですが、2人はそこで“衝撃的な光景”を目の当たりにする…!?



たった2人で地味に真相に追求していく前半からは想像もつかないクライマックスでエキストラがワンサカ出てきて急にお祭り映画となるギャップも楽しめる??たとえタルスス・クラブ自体は創作だとしても、名を変えた「似たような組織」はまんざらウソではない?実名こそ使えぬののなんとなく我々視聴者に「〜のようなもの」の存在を示唆している?劇中テランスが「一人でも耳を傾けてくれるきっかけになれば良い。」みたいなセリフを言うシーンが印象的でした。まさに本作がその「きっかけ」になるかも……しれませんねぇー。






…ってなるかぁ!!!

0件のコメント

関連記事

すべて表示
bottom of page