エリア51(2015)
- ラーチャえだまめ
- 2020年3月17日
- 読了時間: 5分

【原題】Area 51
【監督】オーレン・ペリ
【出演】リード・ワーナー ベン・ロブナー エレナ・ニックほか
【あらすじ】
宇宙人と遭遇した者たちを収容していたと噂される米政府極秘地区“エリア51”の謎を、陰謀論を唱える若者3人が暴こうとする。そして、この隠された施設で彼らが見つけたものにより、恐ろしい、想像を絶する秘密が明らかになっていく。
【感想(ネタバレなし)】

『コワすぎ!?世界のマル秘Xテープ①「政府の陰謀編」』

POV……Point of View Shotの略で直訳すると「視点」。カメラの「視点」と映像の中の登場人物の「視点」を一致させたカメラワークを「POV方式」「POVショット」と呼び、それら手法で作られた映画を「POV映画」と呼ぶ。
どーもどーも先日YouTubeのおすすめに何故かチョコボール山口の動画が出ましたラーチャえだまめです。そんな世界には何の因果かカメラを回していたら“偶然写り込んでしまった”とんでもクライシスな映像が存在している……!!という体で作られた「P・O・V(Point of View Shot:主観ショット)」映画を過去に何度かご紹介致しましたが、まだまだ世の中には摩訶不思議アドベンチャーな映像が収められたフィルムが数多存在しており(はいここで「Xファイル」のテーマ)本日より何周かに分けて皆さまにも“奇跡の閲覧者”になっていただこうかと、そんなクソ下らない企画がまた始まってしまいました。
記念すべき台1回目はラスベガスの先、アメリカはネバダ州南部の一地区に“実在”する軍事基地でオカルトの最高軍事楽園施設そう「エリア51」!!!過去に巨大UFOがニューヨークの空を覆う非常事態宣言時にとある合衆国大統領を失笑させるわ度々作中に登場するなんと言っても「ロズウェル事件」とは未来永劫真実でもウソっぱちでも切っても切れない関係性は歪めない事実であr…「ラーチャ、あなた疲れてるのよ

そんな一般ピーポー立入禁止区域のそれでも一歩踏み込めば射殺される危険性もある「エリア51」に無謀にも深夜のコンビニ強盗のノリで夜間警備の少ない時間を狙い数名のバカさんがカメラを片手に侵入して撮影した“一部始終映像”がアマゾンプライムで観られるということで早速プライム会員ではございませんが鑑賞した次第でございます……!!!
監督はPOV映画の立役者の一つ「パラノーマル・アクティビティ」シリーズの生みの親オーレン・ペリ監督じゃあないですかー!!しかも製作はあの恐怖の人肉製造工場長ジェイソン・ブラム氏のブラムハウスということで……いや別にだから期待出来るとはそーゆー話ではないのですが
【感想(ネタバレ)】
……私は結構充分健闘した方なんじゃないかな!?…そこまで言うほど悪い出来でもなかった……かな!?うんうん…!?いや、もっとドイヒーな映画なんていっぱい……いっぱいあるんだからぁ!!確かに一番の山場はエリア51潜入前の政府職員の自宅でIDカード盗むところだったかもしれないけどね!?(流石自宅を撮るのはピカイチでした)
ただあのシーンで自宅からさりげなく人形やおもちゃなどが映り込んでいましたよね、それは帰宅した子どもとおぼしき生命体のものだと思わせておいて、エイリアンの寝床のトンネル内で「ええ何で!?なんで私のおもちゃがココにあるのおおおおー!?」とアナベル人形もどきを女が手に取るシーンからもわかるように、人類はエイリアンに自宅で使われなくなったおもちゃの“お古”を献上していた!?という政府職員の私物を寄付させるアメリカ政府の驚くべきドケチ事情が明るみになってしまったほか、国家機密施設内でヘッドフォンしたスイーパーが現れるという最高機密施設にあるまじきユルさが、結果的にド素人が数名侵入しただけでいとも簡単にセキュリティを破壊され中に閉じ込めていたエイリアンを外に放出してしまう事態に発展してしまった!!と考えれば脚本の多少のアナは気にならないかもしれません??

それこそ潜入前するまで頭30分以上がクソどーでもいい登場人物の紹介VTRからはじまるPOVあるあるなのは言うまでもありませんがテンポもよくフロンという化学物質を使って?軍の体温計測を欺く術や以前エリア51で働いていたという人物の娘から施設内の地図を入手したり意外と前半もやることは目白押しで飽きづらい。また前作「パラノーマル〜」より100倍以上も規模が大きくなり砂漠地帯や研究施設など様々な場所でロケを敢行、さらにはUFOの中まで潜入してしまうサービス満点の主観ショットで視覚的な飽きもあまり感じませんでしたね!
あとは暗がりのシーンで“暗視カメラを使う”という、ありきたりですが我々視聴サイドのストレスを軽減する処置や手ブレもそこまで酷くないので酔いやすい方にも比較的見やすい方だとは思いますし、ベガスでフーターズのホテルにチャックインした時はコイツらほんとに大丈夫だろうかと不安を覚えてしまいましたが一番バカっぽい野郎が後半「オレは降りる!!」とかいきなり冷静キャラに転じてくれたおかげもあって?足手まといになるような人がいなかったのもストレス軽減に一役買っていたのではないでしょうか??
エイリアンさんが出しすぎず出なさすぎず……いやもうちょっと映って欲しかったかな?結局エイリアンは中で飼いならされていただけなのか?そこら辺をもう少し追求して欲しかったな〜というのはありましたが。ちなみに「エリア52」とかいうPOVでもなんでもない映画もありますのでお探しの際にはくれぐれもご注意を……
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