ヴィレッジ 声帯切村(コエキリムラ)(2024)
- ラーチャえだまめ

- 1 時間前
- 読了時間: 5分

【原題】Azrael
【監督】E・L・カッツ
【出演】サマラ・ウィーヴィング ヴィク・カルメン・ソンネ ネイサン・スチュワート=ジャレットほか
【あらすじ】
外界から隔絶された森の奥にある、声を禁じられた村。その村では信仰の名のもと、住人たちの声帯を切り裂き、森に潜む“何か”に生贄を捧げる儀式が行われていた。生贄に選ばれてしまったアズラエルは、沈黙に支配された村からの逃亡を図るが、住人たちによる執拗な追跡と、血と音に反応して襲いかかってくる謎の存在に行く手を阻まれる。(映画.COMより)
【感想(ネタバレなし)】

『喋れや。』
どーもどーも先日半年経ってようやく「サイレントヒルf」をクリアしたけど最後まで全くストーリーが意味不明で絶望したラーチャえだまめです。本日はコチラの映画を拝見させていただきました

【ヴィレッジ 声帯切村(コエキリムラ)】…!?「未体験」の裏で超絶未体験みたいな映画がやってるじゃないですかッ!?声帯と書いて“コエ”と読むんですかー。まーたどこぞのイカれた宗教団体が築いた「村コワ系」新作ホラー……て主演は何度推しの子に輪廻転生してあやされたいと思ったものk…ドエロいベビーシッター「ザ・ベビーシッター」や「ガンズ・アキンボ」の眉なしのイカツい殺し屋役などイカれた役から婚活撲滅映画「レディ・オア・ノット」の続編も控える次世代「スクリームクイーン」の呼び声高い最恐ブロンドサマラ・ウィーヴィングじゃないですかー!?そのスクリームクイーンのサマラが「スクリームさえ封印」されて否、登場人物がほぼ全員「声帯を失った」世界線!?声を出して泣き叫ぶこともヒソヒソ声さえ出来ない「全篇セリフなし」の“◯◯したら即死”系!?これまた斬新な設定を生み出したのが「サプライズ」「ザ・ゲスト」「VHS 」シリーズのサイモン・バレットが脚本を担当、ということからもホラーファンには聞き捨てならない案件かもしれません!!ということで飛び込んでみたのですが

頼むから誰か喋って〜(泣)
いやーこれは……むしろコレこそ“未体験ゾーン”の一つとして鑑賞していたならばまだ許せたかもしれないZ級ぅ!?レビューでもチラホラ挙がっている「サマラ・ウィーヴィングを愛でる映画」と思えば最後まで完走できるかと思いましたが、正直サラマファンじゃないとキツいんじゃなかろうか。個人的にう〜んな映画でしたねー。
まず良いところから書くと、すっかり「血塗れリベンジ女王」がネットミーム化しそうなサマラ・ウィーヴィングが今回も血塗れギトギトの泥だらけという根性精神ぶっ放しながら復讐に燃える最強ガールを熱演。冒頭から村人たちから生贄に捧げられ、ただただ恐怖に怯え逃げ惑うだけのか弱い女性像から徐々に夫(?)を失った憎しみから村を火の海にするまでに逞しさと怒りを一切言葉を発さずに表現している。ホラー映画の逆境から無敵になる女神ですよねもう彼女は(汗)でもうビックリしたのが

「世界観が一つもわかりませーん。」声帯を失った世界?切られた世界?そんな規則があるなんてどこぞの中世が舞台かと思いきや現代??シャマランもビックリ森の中の閉鎖されたヴィレッジで生きる信者たち??その信者たちが恐れ生贄まで用意する森に潜む怪物……てヒトぉー!!バリバリに黒いだけのヒューマンんんん!?さながら「ディセント」の地底人が出てきて???……とにかく物語の背景や設定の説明が一切ないからマジで何を見せられてんだ状態。セリフを排したのをウリにしたら結果「セリフの重要さ」がわかるなんと皮肉めいたことか。しかも本作はユダヤ教やイスラム教で“死の天使”を意味する原題“Azrael”からもガッツリ宗教絡みのホラーで、一応冒頭からちょいちょい神の啓示みたいな文が差し込まれるんだけど、正直信者でもなきゃそれだけで本作の世界観を理解するのはちょっとキツかった。それらを「知ってる前提」でこの映画が作られている、という感じでしたねー。
そして最大の問題点というか本作の最大の根幹とも言える“セリフ削除”をうまく利用出来ていないこと。「なぜ“喋ったら襲われる”シーンを入れなかったのか」ぶっちゃけ彼らが何故声帯をやられているのか、何故喋れないのかが全くわからんのです。恐らく言葉を発したらあの化物に見つかるとかあるんでしょう(じゃないと理由にならない)がそれすら説明がないので果たして本当にそうなのか、いや「言葉を発さなくても襲われてんじゃないか」と。これがねー、じゃあ別に声帯殺しても殺さなくても変わらないじゃん!って話になっちゃうのよ。この「◯◯したら即死」設定が全然活かされていないというか、あっても無くても変わらない、むしろおかげで劇中のセリフを排し世界観を伝わりずらくして自分で自分の首絞めてません??
だから最後まで全く意味不明なんですけど、物語のオチは逆に何度も観たことある捻りのない既視感アリストテレスなものでなんでだよ!!ストーリーを見せずに多くの謎を残しても成立する「ファウンド・フッテージ」にした方が良かったんじゃないか??とさえ思えてしまいました。ちなみにバケモノがやたら頸動脈に喰らいつく美味しいところはちゃんと熟知してんだね?暗がりのシーンも多いがゴア描写はなかなか良かったですよ。毎回思うけどんな手羽先みたいに首取れるのなんで___?
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