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クラーケン 深海の怪物(2025)

【原題】Kraken

【監督】ニコライ・レベデフ

【出演】アレクサンドル・ペトロフ ヴィクトル・ドブロンラヴォフ ディアーナ・ポジャールスカヤほか

【あらすじ】

ロシアの最高機密兵器が搭載された潜水艦が、グリーンランド海での極秘任務中にこつ然と姿を消した。捜索の指揮を任されたザポリャーリイ号の艦長ヴィクトル・ヴォロニンは、兵器の流出阻止と、自身の兄を含む乗組員の救出に乗り出す。やがて彼らの前に、北極海の深い海の底で目を覚ました伝説の怪物クラーケンが姿を現し、深海の覇者と人類の死闘が幕を開ける。(映画.COMより)




【感想(ネタバレなし)】

『未体験ポイント④規格外すぎて画面に収まらない』





どーもどーも未体験ゾーン!!ラーチャえだまめです!!ハイ皆さん大変おまんたせ致しました今年度「未体験ゾーン」の「クリーチャー部門」の登場です!?今年は一体どんなゲテモノクリーチャーが未体験の門をかいくぐってくれるのk、



……て令和8年で【クラーケン】ンンンンン!!??……をやってしまうおそロシア過ぎるSF(類似品)大国ロシアがこれまた超超巨大規模の!?古の海の怪物“クラーケン”を蘇らせましたとさぁ!?しかも主演アレクサンドル・ペトロフ✕脚本アレクセイ・シドロフの日本でもトリプルヒットをかっ飛ばした伝説級タンク映画「T-34」の主演✕監督が再びタッグを組むという!?これは果たして「未体験」の枠だけで収まるのでしょうか!?まさかクリーチャー部門でこんな期待できる作品が拝められるとは今年の「未体験」は当たり年か!?…なんて言っている場合ではない





















「引き返しまーす。」









クラーケン……というよりもはやGODZILLA!?「モナーク」シーズン2に出てきそうな一体全体深海のどこに眠っていたというのか「ザ・グリード」や「パイカリ」の比ではない石油コンビナートもまるまる触手で飲み込むのも余裕のよっちゃんイカ……ではなくタコぉ!?クラーケンってずっとイカだと思ってた……(汗)まあ全身映んないであんまり関係ないんですけど……てダメじゃねーか!!のっけから怪獣映画で痛いところを突いてしまいました、いやいやしかし本作は非常に良くできた映画でして!?A級レベルの人間ドラマと艦内セットが光る「潜水艦映画」にB級ノリの怪獣を掛け合わせたむしろ異色の?タイタン映画だったんですね〜!



物語は突然目を覚ましたクラーケンによりグリーンランド海域で消息不明となった潜水艦ウィルマーク号。その艦にはロシア政府がひた隠しにする極秘兵器が積んであって?人命救助と積荷回収の任を任されたアレクサンドル・ペトロフ演じる“ヴィクトル”艦長はクラーケンが待つとも知らずザポリャーリイ号で北極圏へ航海に出る。奇しくもウィルマーク号の艦長は彼の兄貴であった___。



戦車から今度は巨大潜水艦の艦長へ、またもや逆境の戦火で七転び八起きさせる部下から圧倒的な支持を受ける男を熱演しておるわけですが「海底の人間ドラマ」がしっかり味濃いめで良かったんですねー!!「ナイトウォッチ」「アトラクション」の唐突な意味不明行動をとるぶっとび脚本はもうとっくに終わりを告げ(あのツッコミ所が良さでもあったんだけど)ヴィクトルと共に乗船する少将とは、かつて事故で亡くなった偉大なる父とコンビを組んでいてヴィクトルとは昔なじみの「叔父」のような関係も見せつつ、父と反りが合わなかった憎しみを父亡きあとその息子であるヴィクトルに晴らすかのごとく必要以上にキツく当たるパワハラっぷりを披露する主人公と対立するイヤミキャラとして機能しているし、それを見たヴィクトルの参謀の副艦長はヴィクトルに「俺を頼れ」と友情ムーブかマシまくるいいヤツすぎんだろ!?



優秀な艦長の兄貴を追うように同じ道を歩むも周りから比較されその兄貴にも下に見られ恨む日もあったヴィクトル。しかしムカつく上官である以上に兄弟として、家族として今は海底のどこかにいる兄貴の安否を心配する姿も見せたかと思えば、クライマックスなんてもうクラーケンそっちのけで熱い兄弟愛を爆発させて「むしろクラーケンが邪魔。」とまで言わせようとしてる!?いやー「T-34」の漢ブシは今作にも継承されております。そして地上で拾った地質学者のレディと熱いキスや抱擁やらベッドシーンなんてするわけねーじゃん「互いの手をハーハー温め合う」な、なんじゃこの愛情表現わああああああああーーー!!!!(カンカンカーンKO!)序盤の伏線もしっかり回収するしクリーチャーMOVIEとしては脚本はむしろよく出来ている方では!?



先程酷評したクラーケンも多少CGのアラは目立ちますが暗がりのメイン舞台である海底の恩恵を受け上手く誤魔化しているし、「パイカリ」のデイビージョーンズだけじゃないクラーケンの「入場曲」がオルガンメロディなの世界共通なんだね…(汗)音に反応するクラーケンから雲隠れするのに艦内「無音」モードにして皆がシーンと静まり返る緊迫したシーンは「ダンケルク」だし小型潜水艦の手動でドッキングすんのかいせえへんのかいは「インターステラー」を彷彿とさせる!?クラーケンの攻撃で艦内が思いっきり傾いて船員がふっとばされたり魚雷室で火災が発生するわ緊張感あるシーンも多く観ていて飽きが来ない。さらに潜水艦内部の造形、メインデッキの司令部に食堂、魚雷室などスタジオかな?物語の殆どを進行するに相応しい場所として細かなギミックや美術もよく作られている。外見はCGと実物の潜水艦を際に潜水させて撮ったシーンも多く“ホンモノ”の迫力もよく伝わりました。しかも最新機器搭載でなんかよくわからん最終兵器まで登場するのでもはやGODZILLA仕様、そして上映時間120分超えと本編スケールも「未体験」超えの超GODZILLAサイズ!?これは劇場案件すぎる1週間限定なんて勿体ない、素晴らしい怪獣映画。気になった方は今すぐ劇場へ取舵いっぱい!!

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