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MALUM 悪しき神(2023)

  • 3月6日
  • 読了時間: 6分

【原題】Malum

【監督】アンソニー・ディブラシ

【出演】ジェシカ・スーラ エリック・オルソン チェイニー・モローほか

【あらすじ】

警察官のウィル・ローレンが悪名高いカルト教団の教祖ジョン・マラムを射殺した後、不可解な行動により自らも命を落とす。それから1年後、ウィルの娘で同じく警察官のジェシカは、父の不審な死の謎を解明するため、ウィルが最後に勤めていた警察署での深夜勤務を志願する。その町はカルト教団の信者たちであふれかえっており、ジェシカはたったひとり夜警の最中に次々と恐ろしい超常現象に見舞われながらも、次第に父の死と教団の真相に近づいていく。(映画.COMより)




【感想(ネタバレなし)】

『「コーンじゃなくてカップでお願いします!」』





市販のサンドウィッチはカバンに入れると高確率で崩れますラーチャえだまめです。現在劇場ではコンビニ夜勤の真っ最中ですが警察署の夜勤でも何か起きちゃったらしいんですねー



【MALUM 悪しき神】!?ラぁ〜スシフト、あッゲビナハぁ〜♪ゲビゲビネスてぇ〜ふふふふふ〜ん♪でB級ホラーファンの間でちょっぴり話題(?)になったあの「ラスト・シフト/最期の夜勤」(2014)のリメイクじゃあないですかい!?遡ること9年前に見て当時ブログでもレビューしましたよ、内容は全ッ然覚えてないけど「なんとなく面白かった」記憶だけは脳裏にこびりついておりました。そんなコアなホラーファンでしか知らなそうなゲテモノ映画を作ったアンソニー・ディブラシ監督自ら“セルフリメイク”してしまったんだと……いやー前作のオリジナル版の何が良かったって「無人の警察署」という花形舞台で起きる「めっちゃオカルト」な世界観だったわけなんですが、果たしてリメイク版はどうなっているのでしょうか____












ダーレもいないよフスキー





ちなみに今回お邪魔した相鉄の横浜ムービルは今年9月に閉園予定となっております!!個人的に幼少期から大変お世話になった劇場ゆえ同じく思い出が詰まった“あの横浜と言ったら〜”の劇場を味わい尽くしたい方は閉園間近は流石に混雑すると思いますので今が大変狙い目となっております!!(宣伝以上!)





(鑑賞後)いやーこれは結構エエんでないかぁ!?個人的には結構楽しめたゲテモノ映画でしたねー!!









新米女性警察官の“ジェシカ”が地元のとある警察署の当直勤務(夜勤)に就くのですが、当直初日から怪奇現象に巻き込まれるという!?しかもその警察署は警察官だった父親が同僚をショットガンで殺害して自らにも引き金を引いた忌々しい事件現場でもあって……。オリジナル版とストーリーはあらかた同じ(たぶん)ウザい前直者も同じ。個人的にはオリジナル版の顔キツめの主人公の方が警察官っぽくて好き。今作の主人公は顔が可愛すぎる(新米警察官なんで別に違和感はないが)極端に言うとクトゥルフ系に似た世界観、80年代ホラーにインスパイアされた絶妙なアナログチープ感に主人公が警察官、という所でスティーブン・コスタンスキの「ザ・ヴォイド」。アレに似ている。ピンポイントで刺さる人にはめっちゃ刺さると思うんだよな〜。



誰もいない警察署ってなんでワクワクするんだろうゴロリぃ〜!!(泣)ロッカールームで何故か1台だけ施錠されて開かない父のロッカー(中には絶対重要なアイテム入ってるやーつ)署内に響き渡る不気味な物音に導かれ署内を行ったり、何度も鳴る不気味な電話のある一室はたぶんはじまって一番最初に立ち寄れるセーブスポット完備の部屋かな?拳銃と救急箱のアイテムまであるし一つ一つイベントをクリアしていくような流れがとっても“ゲーム的”と言いますか「見るインディーズホラゲー」のような映画なんですよね。主人公が警察官で無人の警察署が舞台と聞くとそれこそ「バイオ2」みたいですし?ただ本作ではゾンビではなくマンソンファミリーに似た悪魔崇拝者たちが警察署を悪魔の儀式会場にしてしまうという!?これがまためっちゃオカルト臭がプンスカプンしちゃってまして。



至る所に登場する何アイスクリームの絵ですか?悪魔の紋章を皮切りにブタに真珠ならぬブタに死体を喰わせたり前作にも登場した白い巾着?を被ったバケモノなどなど……おそらくディブラシ監督の中で明確な悪魔儀式の仕来りなんかを構築していて、このシーンのアレはこういう意味があってとか(まぁ我々視聴者はわからんのですが)ちゃんと儀式の手順を踏んでいってるんじゃないかなとか(まぁわからんのですが)公式設定資料本ないんですか?思った以上に世界観を細かく作り込んでいるように見えるのです。というのもディブラシ監督は元クライヴ・バーカーの弟子らしく、クトゥルフっぽい雰囲気といい小説っぽさも、そう言われると合点がいくというか“魔”の世界観の作り込みは上手いなーと感じましたね。それがあるから安っぽい演出やビジュアル面で低予算感が払拭出来ていなくても、それなりに世界観が光って見えて不思議と嫌いになれないと言うか、ただのチープな3流ホラー映画として投げるには勿体ない魅力が詰まっていると思うんですよねー。



主人公が警察官ってのがいいのよ。まず強い。ひ弱でワーキャー逃げることしか出来なくて苛つく心配もない基本冷静じゃん?(最終的にはワーキャー言うだけになるけど)“恐れずに拳銃構えながら怪異に挑むシチュエーションがいいよな〜(だからバイオなんよ)しかもいざとなれば拳銃の物理攻撃まで見してくれる。でもよ、いくら冷静を重んじていてもよ












何故顔を拭かないのか




アナタ顔面血だらけよ?とりあえずタンクトップになってくれる「ホラーわかってるぜ」サービスってヤツ?しかも全身血浴びたら流石に警察官でもキャー!くらい叫んでも許されるよ。血糊落とすのだる〜みたいな顔なんなん!?問題のシーンでの彼女の微動だにしない表情にも注目して頂きたい!?父親の死の真相、教祖“ジョン・マラム”の真の企み、さらにジェシカ自身の知られざる過去も明らかになっていく。前半のありきたりなジャンプスケアから後半につれて現実なのか妄想なのか視聴者側も訳がわからなくなっていく考察型ホラーとも言えるし、信者たちがめっちゃ煽ってくる(主人公にとっては)胸糞展開というサイコロジカルホラー要素も。オリジナル版よりゲテモノクリーチャーがちょっとだけ多く出てくるので(たぶん)クリーチャーファンにも実はちょっと推したい映画でもあります。特にラストのアレの登場は嬉しい誤算でした。



とは言え、ぶっちゃけさほど変わらないけオリジナル版と両方見る必要は……りくりゅうペアじゃなくとも「あとはご想像にお任せします」なのですが、昨今「なんでこんな映画が劇場でかからないのか」と嘆かわしい状況下で「なんでこんな映画が劇場でかかるのか」こんなゲテモノ映画が劇場で拝めるなんてある意味貴重なことだと思うのです??そんな貴重な体験を是非とも劇場で味わって欲しい(責任は取りませんが)万人ではなくオカルト好きのマニア向け映画としてはオヌヌメ出来る代物だと思います〜☆

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