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ザ・ブラフ ブラッディ・メアリーの戦い(2026)

  • 4 時間前
  • 読了時間: 5分

【原題】The Bluff

【監督】フランク・E・フラワーズ

【出演】プリヤンカー・チョープラー・ジョナス カール・アーバン テムエラ・モリソンほか

【あらすじ】

1846年、カリブ海のケイマン諸島。かつて海賊だったエルセル・“ブラッディ・メアリー”・ボーデンは暗い過去から逃れ、現在は愛する夫や息子、義妹とともに平穏な日々を過ごしていた。しかし、悪名高い海賊コナーとその一味が復讐を果たしに来たことで、彼女は再び戦いの世界へと引き戻されてしまう。残虐非道な敵から家族を守り抜くため、エルセルは自らの血塗られた過去と向き合い、封印してきた力を解き放っていく。(映画.COMより)




【感想(ネタバレなし)】

『“舐めてた母ちゃん”がSSSランクの“元海賊”だった件』





最近やたらCMでマツケンを見る気がするラーチャえだまめです。本日はそんなオレぇ〜!ならぬ













…と叫んじゃう金は金でも金塊を巡る海賊VS漁師(の妻)のサバイバルアクション【ザ・ブラフ ブラッディ・メアリーの戦い】!!!……てカクテルしか知らない(えだ子それブラッディマリーや)令和の時代に海賊映画とはまたまた……「ワンピース」ブームのビッグウェーブに乗ろうって魂胆か?「カットスロート・アイランド」で海賊船のみならず映画スタジオまで花々しく大爆死して消滅させた“赤字”覚悟の海賊映画ブームを?2000年代に「パイレーツ・オブ・カリビアン」の特大ヒットで再び海底から蘇ったジャンルですが、ここ最近は再び観る機会が減ったような気はしていたんですよ!!



主演はハリウッドとボリウッドの二刀流プリヤンカー・チョープラー。私は「マトリックス レザレクションズ」のお団子マトリックス(?)がお初でしたが歌手のニック・ジョナスと婚約して今はプリヤンカー・チョープラー・ジョナスが正式名らしい。製作は「アベンジャーズ」のルッソ兄弟。関係あるかわからないが以前そのルッソ兄弟がメガホンをとった「グレイマン」でも“ダヌシュ”というボリウッドスターを起用している。兄弟はインドと癒着でもあるんか…?



舞台は1846年のカリブ海、ケイマン諸島…!!!って言われてもポカーン。たぶん「パイカリ」の時代よりは未来(?)なんですかね??よくある見た目の海賊は登場しますが、海賊以外の衣装とか銃器とかそこまでめっちゃ昔の時代って感じはしない。世界史わからんからこれくらいのことしか言えない(汗)海賊映画って大きな海賊船作ったり南の島まるごと貸し切ったり(あるいは俳優の個人所有に頼るか)大砲ぶっ放す火薬は必要だし小道具も多いし、とにかく広大なスケール感と、それに見合う金額が要求されるような?映画スタジオ泣かせのジャンルの一つだと思うのですが、本作は実に中規模かつ無駄のないセットで海賊映画=お金がかかる定説を?なんとか回避させている気がする。でもちゃんと外ロケもやってて自然尾崎豊な島暮らしとそこに根付く小さな集落の生活感、それを海賊により見事に破壊されていく悲惨さも描いているのが良かったですねー。武器は当時の拳銃がメインですがソードに大砲といった海賊アルアル、あるいはヤシの木?身近な器具も武器として使う「ジョン・ウィック」スタイルで楽しいし、アクションも豊富でテンポもよく飽きさせない。



ストーリーはめちゃくちゃシンプル。「悪名高い海賊が奪われた金塊を取り戻しに来る」——以上!!でもその金塊を持っていたのが、ただの漁師の妻……と思いきや、こいつが強すぎる。奇襲をかけた海賊を逆に返り討ちってどういうことぉー!?実はその彼女こそ、かつて“ブラッディ・メアリー”と恐れられた元最強クラスの海賊だったという衝撃の事実。テッテレー!?ここからが本番であります。家族も知らない裏の顔、幸せな日常と血塗られた過去、そのギャップがエグいんであります。再び「鬼」に戻る覚悟を決める主人公——観てる側はテンション爆上がりなんだけど、本人の表情はあまりにも悲しい。この“覚醒のカタルシスと哀しさの同居”がしっかり描かれてるのがまた良かったですねー。



対する敵もまた強い……だけじゃない、今作は“敵キャラ”も存在感バツグンでいい味してるんですよねー!!主人公の過去も未来もぶち壊す最凶の海賊に、いつぞやの東京コミコン来日時に日本ではあまり知られてないジャッジドレッドの決め台詞言って会場をポカーンとさせた我らが「ザ・ボーイズ」のブッチャー、カール・アーバン!!次回作「モータルコンバット2」でトレードマーク(?)の無精ひげから卒業して映画ではこれで一旦見納め?またまたおヒゲが似合ういやー相変わらず髭ヅラダンディメンですなー。荒々しさの中に元貿易商というエリートの名残を感じさせるキャラ造形がカッコいい。そして彼の参謀が「ボバ・フェット」だボバボバボーン!?これまた定番の坊主海賊も、テムエラ・モリソンが演じると途端に“めちゃ有能株な切れたナイフ感”が増した、このコンビ悪役なのに妙に魅力的なんですよね……。



予算カットか後半夜の野外や薄暗い洞窟での戦闘シーンが多くちょっと見づらい。まあこの時代の光源ってロウソクかランタンかしかないからリアルと言えばリアルだけど。もう少し画的に見やすくしてほしかったのは正直なところ。あと「当時の拳銃ってそんな連射できたっけ?」とかツッコミどころもありはするのですが……“至近距離で大砲ぶち込む処刑スタイル”とかそういえば観たいことないなとか。そのまま大砲乗って飛んでいく……わけないよな(汗)全体としては個人的にかなり満足度高めです。アマプラオリジナルで配信でも上位に食い込むのも納得の一本で、「中規模リベンジアクション」としてしっかり成立してる。配信系とはいえ、むしろ劇場で観たかったな…とちょっと悔しくなるタイプの映画でしたねー。

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