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WEAPONS ウェポンズ(2025)【ネタバレなしVer】

【原題】Weapons

【監督】ザック・クレッガー

【出演】ジュリア・ガーナー ジョシュ・ブローリン オールデン・エアエンライクほか

【あらすじ】

舞台は静かな郊外の町。ある水曜日の深夜2時17分、子どもたち17人が突然ベッドを抜け出し、暗闇の中へ走り出したまま姿を消す。消息を絶ったのは、ある学校の教室の生徒たちだけだった。なぜ彼らは、同じ時刻に突如として姿を消したのか。疑いの目が向けられた担任教師ガンディは、残された手がかりをもとに集団失踪事件の真相に迫ろうとするが、この日を境に不可解な事件が町で相次ぎ、やがて町全体が狂気に包まれていく。(映画.COMより)




【感想(ネタバレなし)】

『ベネディクト・ウォンのダイレクト……ウォン!!!(by武藤遊戯)』





ンチャ!どーもラーチャえだまめです。本日はコチラの映画を拝見させて頂きました



【ウェポンズ】…!!!今年の冬ホラーの“真打ち”がついに登場。いやーもう今年のホラーは“ニュー・ライン・シネマ”サマサマな1年ですね!?公開前から結構な頻度で各劇場で垂れ流されていた“最凶”予告動画&全米のみならず既に全世界興行収入389億円の特大ヒット&「Rotten Tomatoes」の批評家スコア94%フレッシュ獲得という“間違いない”前評価を聞きつけたのか、公開初日の華金の夜にも関わらず私が行った劇場も「洋画のしかもホラー映画で初日からこんなに人入んの?」とビックリするくらい、すごい人。ホント久しぶりにホラー映画でこんな満席見た。それだけホラーファンのみならず普段映画を見ない人も?惹きつけて既に国内洋画興行収入がエラいことになってるんじゃないかと洋画の希望にすらなり得る勢いのコチラ



「配信スルー予定だった」いやいやヤバすぎだろ!!“コレ”を劇場公開してなかったら大損だったよ!!配給のワーナージャパンが“急遽劇場公開を決めた”らしい(ホント最近多いよね…汗)そんなワーナージャパンは今作を最後に洋画配給が終了(今後は東和ピクチャーズが継続)するという入場特典でワーナーのロゴステッカーを貰って「?」となった方もいるかもしれません結果的に有終の美を飾ることにもなったかもしれない今作のことをまだよく知らない方のために、「ウェポンズ」の「一体何がそこんなにヤバいのか」



「考察型ミステリー・ホラー」???ネタバレ超厳禁!!観ても絶対に他言無用です!!と公式や既に鑑賞した観客、批評家共々一斉にSNSで叫んでる異常事態。いやかくいう私もそれには大賛成。本作は実にレビュアー泣かせの、ネタバレなしで説明するのが非常に困難なホラー映画だと思いました。言えるのは触りだけのあらすじとポスターに写るTIMもビックリの命!のシルエッ……マズイ明日から“アラレちゃん走り”が学校で再流行しちまうぞぉ!?……て18禁で観れないから大丈夫か。鑑賞前は76年の「ザ・チャイルド」みたいな映画なのかなと。「WEAPONS」ってまんまの意味で大人たちに牙を向く倫理的にアウトな「武器=キッズ」みたいな?……あーいやいやこれ以上はやっぱり無理だ、とりあえず目に焼き付けえええええい!!!



これはある街で起きた不思議な事件。ある晩まだバイトの時間でもない深夜2時17分。小学校に通うひとクラス分の児童たちが一斉に起き上がり自宅を飛び出し闇夜に消えた。消えたクラスの担任教師“ジャスティン・ギャンディ”は突然の出来事に混乱する暇もなく消えた児童の保護者たちから一斉にバッシングを受ける。だがクラスに一人だけ“消えなかった”児童がいた____。



監督は「バーバリアン」(2022)の“意表を突く”ホラーが世界で絶賛されたザック・クレッガー。オズグッド・パーキンス、ダミアン・マッカーシーに次いでまだまだ出るわ出るわ期待の新税ホラー監督。これだからホラー映画はやめられない。しかもまだ長編2作目(共作含んで3作目)だというのに?本作では監督のほか脚本、制作、さらに楽曲まで共作していて既に「ぼくのかんがえたさいきょうのほらーえいが」を完成させていると言っても過言ではない!?脚本がホントに一瞬キングか誰かのヒット原作を疑ってしまうほど“オリジナル脚本”でここまでやれるっていうのが素晴らしいですね。日本でも原作に頼らず完全オリジナルのシナリオ映画を期待したいところですが……ちなみに早くも彼の次なる作品の詳細が判明。タイトルは「Resident Evil(仮)」……ありがとうカプコン!!!(泣)



…でぶっちゃけいきなりですが「種」自体は、さほど捻くれたものでも難解でもなく「どうってことはない」ので、それ自体の特異性を期待するとちょっと硬抜かしをくらう。特筆すべきはそれを様々な「視点」から順番に見せるという手法を使っているからで、謎多きミステリー小説を読んでいるかのような「考察型ミステリー」の所以はココにある。少しイジワルに言い換えれば「引き延ばしてるだけ」という見方もできて、リズムも一定で何度も振り出しに戻ることで徐々に中だるみもしていくし恐怖それ自体も薄れていく。しかしクレッガー監督はそれすらも計算している。恐怖が徐々に薄れていく、ならば一層ガラリと変えてまえ。あの空前絶後のクライマックスはまさにその“集大成”のような……



中には途中明らかに“本筋と関係のない”「それいる?」となるシーンを挟んだりクレッガー監督がただやりたかっただけ??ホラーと一言ではとても本作は言いきれない様々なジャンルが実は含まれている。このはじまりと終わりとでまるで違う印象の映画になるようなジャンルを上書き上書きしていくやり方は、前作「バーバリアン」でもそうだったなと。あれもはじまりと終わりとで随分印象が変わって最終的にどんな映画だったかと聞かれるとちょっと答えるのが難しい。どんどん二転三転していくのがクレッガー監督のオハコかもしれない??



そこに彼の卓越された作家性が垣間見れますね。ちなみにクレッガー監督はコメディアン出身で彼が共作して主演もしたデビュー作はド下ネタ「お願い!プレイメイト」(2008年日本劇場未公開)という“コメディ”映画。コメディ畑出身のホラー監督、と言えば「ゲット・アウト」(2017)のジョーダン・ピールや「ハロウィン」(2018)のデヴィッド・ゴードン・グリーン、「ジョーカー」(2019)のトッド・フィリップスとめっちゃいるんですよね。“笑い”と“スクリーム”を生み出す才能は一緒か……「モンスターズインク」でも言ってたn、



ただそれでも公開前からあれだけ“全米で爆発的にヒットしたホラー”と宣伝されりゃあ「最恐」を期待してアトラクション感覚で見に来る観客もいるだろうし、万人受けする映画ではない。これA24っぽいのよ。実はミニシアターでかかってそうなホラー映画なんですよ。それだけ変わりものタイトルというか。でもキャストは豪華で



MCU版「超能力ユニット」ではギンギラギンにさりげないシルバーサーファーを演じたジュリア・ガーナーが消えたクラスの担任教師ギャンディを演じているんですが小柄で少食、のように見えて流石「肉」でカリバリズム姉妹を演じただけはある“めっちゃガメつくて肉食”のギャップがたまらないし、教育熱心だけれどアル中だったり強さと脆さを両立させているギャンディを見事に演じていました。



そして消えた児童の保護者の一人“アーチャー”にジョシュ・ブローリン。これがちょっと“こういう映画”にしては珍しいキャスティングというか。彼の存在が一気にミニシアター系からシネコン系に格上げしているみたいな?けど名優だからって劇中俺が俺が〜しているわけではなく出る時は出る、出ない時は出ない、各登場人物の“一人”でしかない役なんですよ。これが贅沢な起用の仕方だな〜と。



あとはギャンディと昔馴染みの警察官ポールを演じたオールデン・エアエンライク。「ハン・ソロ」で公開前から演技ド下手とか散々叩かれて可哀想だったけどノーランの「オッペンハイマー」に出演したり最近スクリーンでよく見るようになって本当に…良かったね〜泣(誰目線?)彼もなかなか良かったですよ。良い役だった。ほかにもベネディクト・ウォン……まぁ多くは語るまい。鍵を握る子役の子もさ……子役ナイッスぅーーー!!!!



「バーバリアン」にもいたけど本作にもある「強烈なキャラクター」も登場するんだよね。時代が時代なら「死霊館ユニバース」に参入できるんじゃない?(同じニューラインだし)ちなみに既にそのキャラクターの「スピンオフ企画」が進行中という?まだまだ語り尽くせない、いや見終わっても「謎が残る」タイプの映画で、これは終わったあとの考察大会待ったナシでっせ??




……ということで次の記事で考察していこうと思います!!

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