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ウィリーズ・ワンダーランド(2020)


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【原題】Willy's Wonderland

【監督】ケヴィン・ルイス

【出演】ニコラス・ケイジ ケイリー・コーワン エミリー・トスタほか

【あらすじ】

人里離れた場所で車が故障した一人の男(ニコラス・ケイジ)。そこに修理工が通りかかる。修理代を払えない男は、車の修理と引き換えに、廃虚となった遊園地「ウィリーズ・ワンダーランド」の清掃員として一晩働くことを修理工に提案される。何の気なしに引き受けたものの、彼は園内に閉じ込められ、呪いによって殺人鬼と化したアニマルロボットたちが襲いかかる。(Yahoo!映画より)






【感想】
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「脚本無くしてとりあえず黙ってたらそのまま通った説」





どーもどーも先日ついに品川水族館のしなフィンのぬいぐるみを購入してしまいました、すっかり人肌恋しい季節にラーチャをおひとつどうですか?えだまめです。そんなわけで相変わらずの戯言でやって参りました、それまで一人暮らしをするまで全く興味がなかったぬいぐるみをですよ?最近見つけた近所の映画館の一つ下、いやーなんで映画館の一つ下の罪深き階にあるんですかねー、「ゲーセン」ってヤツは。そこで映画の上映開始時刻の数分間にですよ?バカみたいに無駄金叩いて一体何が獲れたって言うんですか?何も獲れりゃしませんよ!!私はただすみっこぐらしのぬいぐるみが欲しかっただけd…そんなわけで本日はこちらの映画を拝見させて頂きました


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【ウィリーズ・ワンダーランド】!!いやー皆さん、またしてもバカゲーならぬ「バカ映」のお時間がやってきて参りました、最近日本人の恋人と結婚したすっかり我らが「ネタ映」のご意見板こそニコラス・ケイジ(笑)その人が?数々のZ級映画を制覇してきたハリウッドきっての「珍獣ハンター」ニコラス・ケイジ(笑笑)が?今度はウッディとバズも泣いて逃げ出す魂の宿した可愛いぬいぐるみ達を?口を開くことなく木っ端微塵に虐殺する















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ぬいぐるみ「が」可哀想な映画






え?ちょっと違うって?アメリカのとある小さな田舎町にある屋内遊園地で何の因果かチャッキーの真似事をして悪魔と契約し店内のぬいぐるみのロボットたちに魂をアップロードした殺人鬼たちが?ロボットの姿で老若男女問わず殺戮をするホラー映画、ですって?いやー私にはそうには見えなかったなー。これはどう見ても「ケイジがヤバい」そんな映画だと思うのですが……









ぬいぐるみのロボット=マペット、あいやパペットが出るホラー映画と言えば「チャッキー」に「パペットマスター」、「スモールソルジャー」あたりを連想させますが、本作に出てくるヤツはフランスが生んだ伝説の「亀◯映画」こと「マルキ」に似たような頭デッカちゃんなビジュアル。一応ディズニーも度肝を抜くオーディオアニマトロニクスで動いている体ですが完全に中に人が入っている模様。「今日はキミの誕生日〜♪」なんて歌を歌いながら襲い掛かってくるキッズの悪夢そのものなんでありますが……


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そこへスポーツカーを乗り回していたオフロード中のニコラス・ケイジご本人がタイヤがパンクしたとかなんとかで街の修理屋から「閉鎖された遊園地内の清掃をしてくれたら修理してやる」と言われ?殺人ロボットのいる館へと単身誘われてしまうのであります。当然中にひとりでに動く摩訶不思議なロボットたちが潜んでいるとは知らないケイジ。彼はきっと几帳面な性格なのでしょう、小汚い顔面とは裏腹に荒らされた園内をどんどん綺麗にしていきます。そこへ忍び寄る「一体」の黒い影……
















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もの応じせずに撲殺







これですよコレ。おかしいのはコレなんですよ!!「何故普通に倒す?」なんかちょっとは反応してやってよ!!後ろからだるまさんが転んだしてちょっとずつ詰め寄ったダチョウロボットの気持ち少しは汲んでやってよ!?「なんだダチョウか」くらいの反応は見せてなんで「なんでロボットがひとりでに動くんだ」とはならないんだよぉー!!その後もトイレの洗面所の鏡にべっとりと赤く塗られた「今日はお前の誕生日だ」のホラー映画のあるあるネタにビビるどころか「なーに汚してくれてんだよ」みたいに若干キレながら雑巾で拭き拭きしてんじゃねえよ!!全部ロボットのドッキリが失敗しちゃったじゃねーか!!


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しかも思い出補正で園内にあるピンボールゲームに夢中になりすぎて後からやってきた若者たちを見殺しにする始末……「飲料水とピンボールを嗜む時間だけは何がなんでも守る」というブレイクタイム史上主義は一体……そしてまた無謀にも戦いを挑み変わり果てた姿へと変貌していくロボットたち

















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もうやめたげてーや






これには街の保安官も激オコなんでありまして、なぜならロボットとは街の秩序と引き換えに園内に街の住人ではないよそものを「生贄」として捧げる悪魔的な契約を結んでいたからなんですねー。だからケイジには大人しく犠牲になってもらわにゃならんワケです。ロボットを倒しちゃダメなんです……てえ?ついには民間人のケイジに向かってライフルを向けロボットの餌にしようとする保安官。ケイジ大ピンチ?いいえ「ピンチなのはロボットたちのほう」だそうです。いやーケツのアナまでふざけ倒したZ級ホラー映画、どう見ても怖いのはロボットではなくケイジなのです。

















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黙って変な踊りしながらピンボールに全集中するとか恐ろしくないですか?







まるで彼こそがロボットのように……黒いライダースーツにサングラスってまさかお前T800の真似事でもしてるんか……?




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