エビデンス 第6地区(2012)

【原題】evidence

【監督】ハウィー・アスキンス

【出演】ライアン・マッコイ　アビゲール・リッチー　アシュリー・ブラッケンほか

【あらすじ】

映画学校のライアンは、彼の友人ブレットのヒューマン・ドキュメンタリー映画を撮ろうと、彼と女友達2人を誘い、RVレンタカーを借りてロス郊外の山奥へキャンプへと連れ出した。

キャンプ初体験で慣れぬアウトドアライフにブレットは不満をいうが、その様子を茶化して楽しむライアン。が、その夜森の奥から聞こえる不気味な呻き声を耳にする。

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【感想】

『ダチョウ倶楽部詐欺かよ！！！(笑)』

…どーもどーも、自動販売機でデカビタを買ったらルーレットが当たってテンパった挙句もう1本デカビタを貰いました２倍チャージ！！ラーチャえだまめでございます。

今日はですねぇ〜、いやぁ〜前からずっと観たいと思い近所のレンタル店を舐め回しながら探索するも見つけることが出来なかった個人的にチョ〜マボロシぃ〜♡な作品についに出会うことが出来た【エビデンス 第６地区】！！！いやー某“エビ映画”は何の関係もございません！！(ついでにあと第７というのもあって)明らかに乗れるモノは全部乗っけてしまえの誰が見ても“便乗”。みんな大好き“UMA”、馬じゃありませんよ“ユーマ”ですよユーマ！！(未確認生命体)小３の誕生日プレゼントがUMA大図鑑だった私からすると“サガ”ですよもう！！観ないわけにはいかないんですよ！？

内容はド素人の若者男女数人が“ドキュメンタリーフィルムを撮る！！”と山奥でキャンプをする光景をカメラにおさめようという、大学の卒業旅行で伊豆行って水曜どうでしょうのマネしようと友達がカメラ回したけどロクなモノしか撮れてなくてその後ダビングして皆で見る約束を忘れたまま疎遠になった大学時代のオレか！！みんな大好き「POV」映画でございます。そして“そんな日”に限って“たまたま”「未知との遭遇」をしてしまう、皆さん実は大変“映りたがり”だよー、ホントは目立ちたいんだよー、という彼らのマインドの叫びが聞こえてきそうですね！

…ほぼ前半は要りませんね。もおーいっつも思うんですけど「お前らの私生活どうでもいい問題」なんですか見せびらかしたいだけなんですか？カメラの前でイチャイチャこねくり回しやがっｔ……失礼致しましたこの手の映画には「ダルさ」というのが最大の敵ですからね！“ダレたら”もう終わりですよー黒い砂漠やりますよー“ながらスマホ”ですよー「女同士でキスしろよ！」「ならアナタ達もしなさいよ！！」……て男はしないんかいッ！！

と思ったらテンポは意外とアラヤダよろし……それどころか結構早い段階で“ソレ”がキャメラに映ったり、夜な夜な聞こえてくる雄叫び(？)“アレはなんだ”と誰かが木に掘った落書きやら、突然森から銃を持った男が「ちょ、寒いから暖とらせて〜」って、、、何やら物騒になって参りました

え何“アレ”っていっぱいいんの！？

中盤からドンタドンタとまるでそんな音が聞こえてきそうな？？えーコレは一体なんでしょうか“毛むくじゃらのオランウータン”ですか？決して“全貌”は映さないのが古舘伊知郎、腹立ちますがここへ来て急にキルスイッチが入ったのかメチャクチャ襲いかかってきます！そんな時でも回し続けるカメラ！！一応“カメラのライトで照らすため”という理由づけがされていますがいやいやそれ日暮さんに「カメラを止めるなぁー！！」って怒鳴られたからでしょ？とにかく槇原敬之も絶句のどんな時も〜どんな時も〜♪カメラを回し続けます。この時誰一人として疑問に思わなかったのだろうか“カメラを回しているから襲われるのでは…？”

と思った矢先ですよ、後半に入って想像の斜め45度の遥か彼方の小宇宙を行く実は“後半からが面白い”という緊急事態に発展してしまうんですねー。今まで森の中で戯れていたのが“可愛い”くらいの

ただの小さな屋敷かと思ったら地下にグワァーって長い地下エレベーターの先に超巨大な研究所があったよ的な“アレ”みたいな話

前半「モンスターパニック」×後半「バイオハザード」という何この二度漬け禁止の串カツ屋で豪快に二度漬けする的な贅沢だなぁ〜！！そうかこの為に前半経費を削減していたんですね？なんかもう後半“いっぱい出てくる(笑)”別ゲーならぬ“別エー”な感じが、おお、おおお！？と後半になって急に“盛り上がってくる”という、これはなかなかPOV系の映画では良作なのではないでしょうか。

その上エンドロールまで楽しませてくれる手の込んだ作り用でいて肝心の“アレはナニ？”問題は劇中では一切説明がありません！！ので我々視聴者が勝手に憶測するしか、ないんですねぇ〜。それでもPOV系の中では３番手(いや４番かな？)くらいにはオヌヌメ出来る映画デース。