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カウントダウン(2019)


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【原題】Countdown

【監督】ジャスティン・デク

【出演】エリザベス・ライル ジョーダン・キャロウェイ タリタ・ベイトマンほか

【あらすじ】

パーティの最中に若者たちが自分の余命が分かるアプリを発見し、ダウンロードする。彼らが自分たちの余命の話題で盛り上がる中、コートニーのスマートフォンには余命3時間の通知が届く。不安を覚えた彼女は一人で帰宅するが、一緒に帰るはずだった恋人エヴァンは事故を起こし、看護師のクイン(エリザベス・ライル)が勤める病院に運び込まれる。(Yahoo!映画より)





【感想】
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『怨慮します』







どーもどーもカウントダウンTVのあの3人の横の繋がりが未だ不明のラーチャえだまめです。早速ではありますが本日はこんな映画を拝見させて頂きました



【カウントダウン】!!……いやだからその、、、、何の?と思わず聞き捨てならない古今東西ク◯して寝てればいつか必ずや遭遇するであろう幸せへの上りエスカレーター?&絶体絶命への下り坂?運命の「かうんとだうん」。今宵はそんな“運命”を何の因果か便利過ぎる世の中が災いして目覚ましアプリ的なノリで「命のカウントダウン」をお知らせしちゃうぞ〜!!なスマホアプリが爆誕してしまうというブラックウィドウとの疑似恋愛に嫉妬深いSiriにFacebookにいいねしないと殺される、なんていう事案まで起きているリンゴのマークは一切関与を否定している「“スマホ”映画の最新作」なんでございますが



ま、「ミッドウェイ」の尺が長すぎて諦めた“代替機”とは口が裂けても言えないそれではさっそく行ってみよぉ〜びゅううううんカウントダウンッ!!なんてノリで観に行った所これがまたまたどーしたこーしたなんやかんやあって早くも“シリーズ化”の流れもワンチャンスあるかもしれない??ひと夏の思い出にはちょっと間に合わなかった感アリストテレスですが同棲を控えるバカッポウォ様にはお部屋探し(事故物件)もいいですが


























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アプリ版「ファイナル・ディスティネーション」









として??これはなかなかオヌヌメ出来るホラー映画なんじゃねえか?と思ってしまったんですねー。








ある日若いオティンティーン共の間で広まった“寿命を予言する”と話題の不吉なアプリその名も「カウントダウン」……とあるグループが何気ないお遊び感覚でDLしたこのアプリによって?早速“3時間後”に死が予言されてしまった女性が宣言通り摩訶不思議な殺され方をされお亡くなりにあぼーん………てお前主役じゃなかったのか


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所変わってここはロスのとある病院。ここで働く見習い看護師のクインは“事故”により負傷した若い患者から「カウントダウン」のアプリにより“自分はもうじき死ぬ運命”なのだと飛んだデマカセを聞かされる。しかしクインはそのアプリが徐々に気になり始めつい職場の仲間内とそのアプリをDLしてしまう。「よっしゃ俺あと87年生きられるわ!」などと盛り上がる者がいる一方でクインに宣言された余命は“残り2日”……ソンゲバソナなんとも気味悪いアプリだなー、はじめはその程度に思っていたクインだったが、、、、、明くる日職場へ向かうとその死を恐れていた患者が転落死したと伝えられた。偶然にもその死はアプリの宣言時刻きっかりであった……。



いやー早い話が先程も言ったように元々“死”する予定だった人間が、己の死亡時刻が判明した途端なんとかその時刻より“長生き”しようとあの手この手を使い死から逃げ惑う様子を描いた、さながら「ファイナル・ディスティネーション」のようなそんなイメージで大正解だと思います。まぁその運命づけられた死、逃れられない死というか、そこにはみんな大好き“デーモン”の存在というのが裏で絡んでくるのですが……



クインを演じるのは“ニュースクリームクイーン”と宣伝される割にはむしろ妹役の「アナベル」シリーズのタリタ・ベイトマンの方がスクリーマーな気がするネトフリドラマなどで活躍する新人女優エリザベス・レイル。献身的な看護師として職務を全うしながら院長のセクハラ被害にあう“「セクハラ野郎はとりあえず◯ね」が今作のテーマです”いやしかし全然期待しないで観に行ったら意外とフツーにホラーしてるというか真新しいことは一つもやっていないんですけどもちゃんとビックリするような“ホラーのイロハ”をきちんと守っている親切設計、また話の運びも変なギコチナサなどは感じずテンポがいいんですよね。堅実にホラー映画を作ってます感があってそこは非常に好感が持てました。


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病院食が和食なのがうれしいだけじゃないトイレのシーンとかさながらJホラーのようなテイストでしたね。これJホラーも少し噛んでるんじゃないかなー。そして死から逃れる方法……の発想がなかなか斜め上をいくといいますかもう一度言います「セクハラ野郎はとりあえず◯ね」が今作のテーマでs…



てそれだけじゃないや〜ん。確かに無料アプリが呪われていただなんて損害賠償もののアプリの製作者(悪魔)側にも勿論非があるのは言うまでもありません。ですが私は“内課金要素あり”や出どころもロクに調べもせずにDLしてウイルスにかかり「こんなの詐欺アプリじゃねえかよ!!」と携帯会社の前で騒ぎ立てる人に向かって「でもよく調べもせずDLしたのは一体誰かな〜?」と相手がグウのねも出ない一撃を浴びせるが如く?我々がついついうっかり八兵衛してやらかしてしまう悪い癖に一喝


























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“利用規約”はちゃんと読めYAAAAAAAAAAAAA!!!!











コレですよコレ。コレを暗に我々に警告してくれている、そんな「スマホを落としただけなのに」と同じくスマホ利用を「ちょっと気をつけましょうよ」的な、そんな映画だと思うのです。いやだってこの呪いのアプリだって“ちゃんと書いてある”んですよ?読めばわかるのよ?それなのにクインやほかのDLした人たちみんな、んな長ったらしい利用規約なんて読まずにさっさとDLのボタンをポチ……これじゃあ呪われちゃっても文句言うんじゃねえよ!と悪魔側からすればそれもある意味至極まっとうな話っちゃあ話。まぁかくいう私も彼らと全く同じヘマをする自信アリストテレスなのですが……



そんな現代人の警戒心の薄さが災い転じたホラーは個人的には大好物なのでこれは思わぬ“発掘アプリ”だと思いましたね。シチュエーションや登場人物など変えればいくらでも続編作れそうですしスマホアプリという“身近に潜む”ツールで描くホラーの新たなシリーズ物としてここは期待したいかも?しれません……。








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