【原題】Critters Attack!
【監督】ボビー・ミラー
【出演】タシアナ・ワシントン ディー・ウォーレス エイヴァ プレストンほか
【あらすじ】
小さな学園都市に不時着するや、出くわす生き物を片っ端から食い尽くす謎のエイリアン、クリッター。ドレアと彼女が世話をしている子供たちは、凶暴で極悪非道なモンスターから必死で身を守ろうとする。果たしてドレアは勇気を振り絞り、クリッターの襲撃を止めることができるのか？！(ワーナー公式サイトより)
【感想(ネタバレなし)】
『世界怪物劇場CASE4 「元祖“かぶりつきたいモフモフ”再来襲！？」』
どーもどーもラーチャえだまめです何の因果か4日連続「世界怪物劇場」！！！早い話が今日でラストとなってしまいましたが、ここで大御所の“あの怪物は今”レジェンド・クリチャーパイセンがラストを飾ってくれるそうです？？
【クリッターズ・アタック！】マルマルモリモリみんな大好き……コロコロ転がる可愛くてそのくせ気性が荒くてでも憎めないマルっとモンスターことクリッター！！！……そこ！！グレムリンの二番煎じとか言わな
86年に地球を訪れてからこれまで映画5本、TVシリーズ1本とまずまずの人気がうかがえる長寿SFでありながら「キラーズ・オブ〜」のオレ様レオ様が地球だけでは飽き足らず自らの“フィルモグラフィからも抹消しようとしてる”とかいないとか、そんなセレブから嫌われたクリッターが今回“軍団”を引き連れ27年ぶりに再び地球に殴り込んだらしい(それから何故か4年の歳月を経て日本上陸)のですが……
物語はたぶんそんな人気ない“人気寿司”で働く浪人生が亡き母と同じ大学に進学したい夢を諦めきれず大学教授のベビーシッターという“コネづくり”に勤しむも、森の中で偶然見つけた“可愛い喋る玩具みたいな生き物”を保護したら、それがクリッターの“女王”でクリッター達から追われる身となってしまう…！！今作でついに“善”と“悪”の2タイプのクリッターが登場……本家もグレムリン寄せてんじゃん！？
そのクリッターはVFXではなく質感にこだわったアニマトロニクスで再現、初代と同じ精工で80年代B級への愛が感じられる。また予算の無さを開き直ってチープな80年代BGMで誤魔化そうとする姿勢、エイリアンに噛まれて消毒液ぶっかけりゃ充分だって？んなアホな！！ツッコミどころもワザと演出しているのかもしれない！？本編89分ながら体感時間2時間弱という明らかに蛇足でしかない序盤の件さえカットすればもっと見やすい作品になったのにな〜。ヤマアラシのダリルくんって誰やねん！！
当然27年ぶりに呼び起こしたのだからカムバックを果たしたのはクリッターだけにあらず？？「ハロウィン」のジェイミー・リー・カーチェス、来月公開の「エクソシスト」よりエレン・バースティンの再演が話題沸騰の中、近年流行りの「ご本人登場」枠より「ET」で印象的な母親役で知られるディー・ウォレスが？クリッターを駆除する“バウンティハンター”として再登場……86年版に出てたっけ？スミマセンもう随分前に初代を観て全然覚えが……確かクソダサいバウンティハンターがレーザー銃もってクリッターの後を追ってくる話でしたっけ？？しかも全然デネー！！！終盤だけちょっと顔出す程度の出演とは勿体ない！！また今回新たにクリッターの“弱点”まで発覚し、ますます日の目を見る前に駆逐されてしまいそうな絶滅危惧種となりそうな予感しかありませんが等身大抱きまくらとかグッズ展開してヴィレバンでグレムリンの横にでも置いたら間違って手が伸びそうな感じもしないでもな……
以上4日間にわたりお騒がせしましたクリーチャーってやっぱり……ステキですねぇ(悦)皆さんもステキなクリーチャーライフをお過ごし下さい…！！！