top of page

グレタ GRETA(2019)


ree

【原題】Greta

【監督】ニール・ジョーダン

【出演】イザベル・ユペール クロエ・グレース・モレッツ マイカ・モンローほか

【あらすじ】

ニューヨークの高級レストランでウエイトレスをしているフランシス(クロエ・グレース・モレッツ)は、地下鉄に置き忘れられたバッグを発見する。持ち主で夫を亡くしたグレタ(イザベル・ユペール)の家まで届けたことをきっかけに、二人は互いの孤独を埋めるように親しくなっていく。ある日フランシスは、グレタの家の戸棚を開くと自分が届けたものと同じ届け主の名前入りのバッグが大量に並べられているのを目にする。(Yahoo!映画より)



【感想(ネタバレなし)】
ree

『グレタがグレた。』





き、決まったあああああああああああ!!!!これを70%くらいの確率で言いたいが為に見ていないかと聞かれるとぐうの音も出ない残り30%はクロエ・モレッツにベットしましたどーもどーもラーチャえだまめです。というわけで本日はコチラ【グレタ GRETA】というサスペンスを見てみたんでございますがフランスの大女優イザベル・ユペール×ガタイのいい芦田ま、クロエ・グレース・モレッツ夢の共演、ということで気になっていた作品なんでございます。一体どんな映画なのかと言いますと















ree

母性本能強すぎなサイコパス映画






「オシャレな人なら何してもいいってわけじゃない。」そんな事を再確認させてくれる、そんな映画だったんですね〜。


ree

「スマホを落としただけなのに」ならぬ「バッグを拾っただけなのに」ある日メトロで黒いバッグを拾い身分証から落し主に直接返しに行くマインドの優しいクロエ演じる高級料理店のウエイター、フランシス。玄関前でピンポーン、出てきたのは一人の女性。イザベル演じるグレタでございます。とっても気さくで笑顔もステキな、少し年老いた「エスケェ〜ズゥ」の桃井かおり的「オトナ美人」。数年前に夫を亡くし娘は現在フランスに留学中、大きな家に一人で住んでいてとっても「退屈」だそうでフランシスと「お友達」になりたいと言い出すグレタ。フランシスもまた数年前に母親を亡くし包容力あるグレタにどこか「母親」の面影を感じとり、それから2人はショッピングや散歩、自宅でディナーパーティーなどするような関係性になっていきます。













ree

ここまで「は」良かった








そう、ディナーの準備中グレタに頼まれたロウソクを探して戸棚の引き出しをおもむろに開けたフランシス

















ree

テーテーテー!!テーテーテー!!!(※火サスのテーマ)






「ヒミツ」を知られた後も懲りずに必要に「迫って」くるグレタ。ストーカーされても道路の向こう側なら逮捕出来ないってマジ門之助!?フランシスは友達に以前こう言われたのだそう、私は人と一度くっついたらなかなか離れない「私はガムみたいな女」アナタがガムなら
















ree

「私はバブリしゃ






これにはフランシスの同居人で実生活では「ストシン」の残念なイケメンスティーブ役のジョー・キーリーと恋仲のマイカ・モンローも親友のフランシスに対して心中お察しどころかついには彼女にもグレタの魔の手が…!?「イザベルユペールやべぇ」通り越して下手すりゃ「フランス人やべぇ」に成りかねない「NY産フレンチサスペンス」と言ったところでしょうか??















ree

エッフェル塔の使い方あってる?







【感想(ネタバレ)】





この手の映画で毎回思うのが犯人の都合よく事が運ばれてみんな抵抗出来ずにバッタバッタやられていくのか、って事ですよ!!まぁそうじゃなければ盛り上がらないんだから致し方ないんですけどねッ!!「キック・アス」で鍛え上げられたクロエ・モレッツのたくましさなら楽勝でしy、なんか久しぶりに見たスティーヴン・レイが瞬殺されたのはニール・ジョーダン監督繋がりで「それもサガなのさ?」そもそも大量にバッグを地下鉄に忍ばしていたら爆弾でも入ってんじゃないかって警察に疑われそうですけどね!しかもご丁寧に住所まで記載しちゃってんだから!!


ree

いやーしかしなんやかんやで一番可哀想なのはイヌですよ!!なんで殺す必要があったのか!?母親を亡くし悲しみを背負ったフランシスの懐にスルスルッと入り込むグレタ。この「優しさ」から「狂気」に変わる怖さ。グレタもきっと元は善良な人間だったのかもしれない、それが精神を病んであるいは病気でまともな判断が出来なくなってしまったのかもしれない…そんな事さえ勝手に脳内補完してしまう、それくらい素晴らしい大物女優イザベル・ユペールの存在感。



あまり詳しくないのですが2年前まで映画で娼婦の役をやったらしい66歳とは思えないカッコいいスタイルと気品さで「THEフランス人」(本当はハンガリー人だが笑)を演じているというか、いい面でも悪い面でもある意味外国人の我々から見たフランス人のイメージっての?これはアメリカ映画ですからね、そんな「なんちゃってフランス映画」みたいなノリでやってるけど実際フタ開けてみたら「ただのサイコパス映画だった」という無視したら無視したで















ree

コレですよ(笑)







指を切断されても優雅に対処出来る大物女優イザベル・ユペール(笑)監禁されたフランシスが壁をドンドンいわせるシーンでああそうか、だからフランシスが最初に自宅におジャ魔女どれみした時からドンドンいわせてたのね、というそこで繋がるわけですよ「あ、このバアさんさてはやべぇな」ってね!!



ラストは真打ちならぬ「真友登場」のマイカ・モンローの逆襲劇がヒジョーにスカッとジャパンでございました。そうそう「強欲」なままでは親友なんて出来ません。いや友達って婚活と同じで「作ろうと思って」やってたら結構失敗するじゃないですかぁ?(実体験)ましてやグレタの場合「ワタシの理想の娘になりなさい!!」てそもそも理想でも娘でも親子でも親戚でも友人でも育ての親でも赤の他人以上に他人なんですけどぉ!!







コメント


bottom of page