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サクッとレビューその47「女バトルコップ」

  • 1 日前
  • 読了時間: 6分

『女版「ロボコップ」←そのまんま』

【サクッとレビュー(ネタバレなし)】




ジャンパーソンよりガンギブソン派。どーもラーチャえだまめです。早速ですが本日ご紹介する映画はコチラ



【女バトルコップ】なんじゃそりゃああああああ〜!!??今じゃギリコンプラに引っかかりそうなタイトルからも察する通り“レンタルビデオブーム”の火付け役とされる1990年代から東映ビデオが打ち出した「東映Vシネマ」により爆誕した超ドB級クラスの……これは一応令和に蘇った“メタルヒーロー”枠に入るんですかね??劇場公開を前提にしないなんでもアリな“Vシネ”クオリティで特撮ヒーローものも数多く製作されたのですが、本作はその中の1本であり、特撮=おこちゃま向けのイメージから逸脱した“アダルト・ヴァイオレンス”をテーマにした!?これはゲテモノ臭もプンプンしますなぁ!海外のSNSで見つけて、でも日本では逆に観れないものかと思ったらアマプラのマイ☆ヒーローチャンネルで配信されてるじゃないですか!!いやーこれは本当に貴重な作品なんじゃないだろうか、ちなみにバトル“コップ”と言っているが、やってることはパニッシャーとほぼ同じ自警団です……(汗)



「イングリッシュで話せよデコ助野郎〜!」国際指名手配組織“カルテル”が暗躍する20XXの“ネオTOKYO”。科学者の“小泉直也”が開発する“対犯罪用サイボーグ”研究を危惧したカルテルは少数精鋭部隊“チーム・ファントム”に研究所を襲撃させる。そこに偶然研究所を訪れていた小泉と婚約者の世界的テニスプレイヤー“御子柴かおる”が鉢合わせしてしまい2人とも重症を負う。研究所も爆破され地下研究所に逃げ延びた2人だったが死期が迫るかおるは小泉に、自分を“サイボーグのドナー”にして欲しいと懇願するのだった……。



2人の遺体が見つからぬまま半年が過ぎたある晩、小泉の親友だった刑事の“西条正”は、親友と婚約者を葬りさったファントムの足取りを探っていた所を逆に彼らの報復に遭い絶体絶命のピンチに。そこへ突然全身フルメタルのサイボーグが現れファントムに奇襲をかける。西条を救った「彼女」は一体何者なのか…!?



……転んだついでに由美かおる、間違えた御子柴かおる、なのは誰が見てもわかる撃たれれば血が飛び散る流血シーンやシャワーシーン(期待するなよ!)の導入でアダルトらしさを演出、してはいるものの大人向け……とは言っても脚本はお世辞にも30分番組と変わらない低年齢クオリティかつこの女バトルコップ「結構弱い。」しかし要所要所でちょっとマインドを掴まれてしまったといいますか、ひとえにB級Vシネ特撮映画、で御蔵入りするのは勿体ない、そんな映画だったんですよ!!



もうなんと言ってもメカメカしさ×女性らしさも兼ね備えた低予算と侮るなかれなハイレベルなメタルスーツ!!本作は「宇宙刑事ギャバン」をモデルにしたバーホーベンの「ロボコップ」のアンサー的作品として??今度はそのロボコップから着想を得たという!?



黒を基調としたアシンメトリーデザインで、女性のシルエットを強調するかのようなデザイン。このイカしたスーパースーツをデザインしたのが出ましたやっぱり雨宮慶太さんだったか〜!!ヘルメットは普段は真っ赤な口紅がトレードマークの口元だけ開いているんだけど、そこから戦闘モードになるとその口元がシュッと仮面に隠される(勿論CGではない)これ雨宮さんが監督した「仮面ライダーZO」っていう40分弱の神バッタ映画があるんですけどね?そこでも変身時に口元弄る仕掛け入れてて。よしこれから闘うぞ!って気合入れるみたいな、そんな演出がめちゃくちゃカッコいいのよ!?



また片耳だけついたイヤリングがむしろ機械的なスーツの中で光るとちょっと異質であり、そのアンバランスさが逆にいい。しかもただのアクセサリーと思いきやちゃんとワイヤーみたいな「武器」としての装備品として機能する。ほかにも腕からミサイル撃つ時の、のけぞり防止で靴のかかとが伸びてそれがハイヒールみたいになるデザインとか、暗視ゴーグル耳にかけたらネコ耳になる「ダークナイトライジング」のキャットウーマンみたいな後付け設定でも「らしさ」のポイントをしっかり押さえるデザイン。こだわりがすげえ〜!と感心してしまいました。



ロボコップのマーフィーは警官だったけど、対するコチラはテニスプレイヤー。ボールは打ててもピストルなんて握ったことすらない。それが半年かけて鋼の肉体のチカラを借りてタイヤの穴越しから命中させる寸分の狂いなく敵を射止める射撃テクニック!敵のアジトに乗り込んで物陰から雑魚兵が飛び出してくるのを1発で全てキメる早撃ち!無駄のないアクションの機械的かつ歩き方ひとつにしてもどこか「美しさ」がある、スーツアクターの動きもよく作り込んでるな〜と。











オメェつえーのか?




対するカルテルのボスはゴージャスばりに地球儀に取り憑かれた佐野史郎だったり、その剛腕は武器ではなくサイコキネシスぶっ放す用の「なんかやべぇ塊」こと“アマデウス”なるヴィラン。化学vsスピリチュアルの興味深い死闘やら、西条の上司もなんか見たことあるな〜、あ、ギャバンの上官か!!特撮でお馴染みの俳優が勢揃い。「カクレンジャー」のエンディングでお馴染み赤い屋根の幕張メッセに宇都宮の大谷資料館!!この前旅行で行ったばっかだよ〜!!ここもホントよく特撮やMVで使われますよねー。他にも特撮で必ず出る炭鉱所や工場など舞台も既視感アリストテレスで安心感がある。



そしてもう一つカッコいいのがテーマ曲。THE特撮ヒーローな曲はさることながら、歌詞がまためっちゃいい。サビの「NONONO! NO GIVE UP!」もいいんだけど「ドレスと引き換えた銀のスーツ」「女はいつも◯◯◯〜」(◯◯◯だけ聴き取れない…(汗))とか、女性ヒーローらしさが歌詞にも注ぎ込まれていて、いやーマジで歌がいい。作曲したのは「ビーファイター」「仮面ライダーRX」「仮面ライダーZO」などのテーマ曲を手がけた川村栄二。これ1本だけのヒーローには勿体ない素晴らしいテーマ曲、観てからずっとYouTubeミュージックでリピートしております!カルテルのさらに上?女バトルコップの闘いはまだはじまったばかりだッ!!













そして未だ続編は作られていない




ちなみに10年前に東映ビデオのYouTubeにまだ髪がある芸人のみなみかわが熱く熱弁していた(システマ繋がり?) 特撮ファンでもだいぶマイナーな作品、いやしかし「ロボコップ3」には日本刀もったアジア顔の最新ロボがロボコップの前に立ち塞がるが、なんだかアマデウスと被……今年テレ朝で復活したメタルヒーローの劇場版ならやりそうな歴代メタルヒーロー大集合……とかの中でひょっこり入ったりしないですかね…??

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