ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷(2020)
- ラーチャえだまめ

- 2022年7月14日
- 読了時間: 4分

【原題】The Grudge
【監督】 ニコラス・ペッシェ
【出演】 アンドレア・ライズボロー デミアン・ビチル ジョン・チョーほか
【あらすじ】
森の中に停まっていた車の中で変死体が発見され、報せを受けた刑事のマルドゥーンとグッドマンが現場に駆け付ける。道路が閉鎖されていたこともあり、死体は何カ月も放置されて腐敗していたが、残された所持品から死体の生前の住所が「レイバーン通り44番地」だったと判明。そこはグッドマン刑事が2年前に担当し、強烈な印象を残している「ランダース事件」の現場だった。過去の事件と今回の死体の関連性を疑ったマルドゥーンは、単身でランダース事件の舞台となった屋敷を訪れるが……。(映画.COMより)
【感想】

『「うおッ!?」←画面の中「うおッ男かよ!!!」←画面の外「ウホ♡」←伽椰子』
どーもどーもラーチャえだまめです。早速ですがお前を呪ったろかああああああーい!!!な本日はコチラの映画を拝見させて頂きました
【ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷】。ぐらああああああーっじ!!!と思わず楳図かずおっぽく言いたくなるには訳がある「なーんだまた呪われた屋敷映画か…」とまたしてもウォーレン夫妻案件と見間違った方もシャワー中にグワシッ!!とアタマを掴む謎の手が写り込むスティーヴ・ブキミーなポスターを見れば?本作があの国民的ママさんアイドル「伽耶子」にニュージェネの時代到来、つまり“ハリウッド版「呪怨」のリヴート”であることなど容易い案件であったか…?
「呪怨」……個人的には世間一般で知られているヤクチュウのりぴーではない「ビデオ版」を2本……あ映画よりNetflixのドラマ版の方がよく知ってます。てかおいもう12作も出てんのかよ!?しかもハリウッド版も確かあったよーな……レベルの知識ですがそれでもハリウッドで3作も出てるんですねー。ほいで今回はついにリメイク版の「焼き回し」をするに至ったと……

主演はあ、アンドレア・ライズボロー!?いやーこれまた大好きな女優さんがちゃっかりこんな作品に(こんな作品て!!)アンドレア・ライズボローと言えば「オブリビオン」で23世紀のマーヴェリックに振られたショックでニコラスケイジと付き合ったばっかりに「マンデイ地獄のロードウォリアー」で「別人」と化した狂気的なヒロインを演じたかと思えばランズボローの家族に乾杯「ナンシー」そして今年公開された「ポゼッサー」での文字通りの「怪演」が未だに目ん玉にこびりついております、、、、いやーそんなお方

アンドレア・ライズボローの無駄遣い
コレ壮絶なヤラカシチャッテ〜♪案件ではないか…?
アンドレア演じるシングルマザーで新米刑事のマルドゥーンは、ある街で起きた「怪事件」を捜査するウチにその街の「家」にまつわる「呪い」の真実に直面していく……という話はだいたいこんな流れ。相棒となる古参刑事グッドマンもかつて相棒を家の「呪い」によって失っており、家の謎に深堀りするマルドゥーンにあまり事件に首を突っ込むな「家に近づくな」と警告するのだが…。




あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ー今入浴中です。
そらあそうなるよ!!??風呂入ってんだから!!!外から知らん人入ってきたら黙り込むしかねえだろおおおー!?…もうこっから間違ってんだよなぁ。伽耶子の「家」は練馬区から秋葉原近くのちょい高めな住宅地にお引越し(しかも登場するのはOPのたった数分のみ)前シリーズもそうらしいが(前シリーズは見てないので比べられませんが)制作があの今やマルチバースの悪魔ことサム・ライミだからなのか恐怖演出が実に「大味」というか、精神的にジワジワとくる「ジャパニーズホラー」のカケラもない。脅かし方も「間」がないから自ずといつ脅かしてくるか予測がついてしまうという……サム・ライミのコテコテのアメリカンホラーはジャパニーズホラーには見事に噛み合わないのではー?

今作の舞台となる呪われた番地レイバーン通り44番地……まさか「日本には4という数字は死という意味があって…」なんて誰かさんに吹き込まれちゃったか?新しい試み?としてマルドゥーンのいる「現在」から呪われているとは知らず「家」に越してきて不審死を遂げた住人たちの生前の「過去」とを交互に見せる手法、計3つの時間軸で見せてもさ、異なる時間軸で見せることで遡って呪いの元凶にたどり着くとか怪異の謎が解けるとか、そういう魂胆でやってるのかと思ったら特にそんなことはなくて、ただ登場人物増やしたかっただけのようにも思たり……
その過去の住人に「カウボーイビバップ」のジョン・チョー、「インシディアス」のゴーストバスター/リン・シェイでさえイカれちまったらもうどうしようもな……

えてか伽耶子は?(いた…?)




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