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デス・アシスタント 殺・人工知能(2019)


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【原題】A.M.I.

【監督】ラスティー・ニクソン

【出演】デブス・ハワード サム・ロバート・ムイク ベロニカ・ハンプソンほか

【あらすじ】

母親を事故で亡くした女子高生・キャシーは、喪失感を埋めるため人工知能搭載のアシスタントアプリ“AMI”を母親の声で設定し、安心感を得る。だが、“AMI”が彼女に邪悪な行いを指示するようになり…。








【感想】
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『朝パン派なのにごはんを出されてキレた受験生』






どーもどーもSiriよりオッケーGoogle派のラーチャえだまめです。早速ではございますが本日はこんな映画を拝見させて頂きましたー



【デス・アシスタント 殺・人工知能】!!!……タイトルでもうおわかりですよね「これはアカン。」いやー77分、ななじゅーななふんですよ皆さん!?この短さ!!「今日は映画見る暇がないな……」そんな悩みを1ミリでも解決してくれるかもしれないしそうじゃないかもしれないしかもラッキーセブンのゾロ目ぇぇぇー!?……決してそんな理由で見たわけじゃないとはSiriが裂けても言えない、ある一般女性Aが死んだ母親とソックリな声を持つAIを搭載した“スマホを拾っただけなのに?”次第にそのAIにマリリン翻弄されてしまうという、つま先から扁平足な足裏までドB級まっしぐらなホラー映画、だと思ったのですが。。。。。。


























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いやそうなんよ











スマホホラーと言えば?当サイトでも以前「カウントダウン」なんつうーついに悪霊がアプリ開発に精を出した映画をご紹介したかと思えば「her/世界でひとつの彼女」でジョーカーすら骨抜きにしてしまうヨハンソンボイスなSiriとならイチャイチャしてぇ〜!と思ったらそれが嫉妬深いヤツだと途端に話が変わってくる「ジェクシー!」などなど……これまでスマホを題材にした映画はわりとあるんですけどね。いやーこれは「おバカドB級ホラー」として「未体験ゾーン」の一つに組み込まれていてもなんら不思議ではないかもしれない??なかなかにして面白い(笑)そんな映画だったんですねー。


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最愛の母を事故で亡くした喪失感に駆られる毎日を送るキャシーは、ある日近所をジョギング中に1台の見知らぬスマホを発見する。それは今巷で流行っている(?)“AIM”というアプリを搭載したもので“それ”は突然キャシーに語りかけた「ねぇ友達はいらない?」………もう結論言います
























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元からヤバい人です









「あらら〜可愛い猫ちゃんだこと♡」とかいいながらどう見てもノラじゃないそのへんに放たれた猫の首締めるどアホがどこにいるんだよおおおおおお!!!マザー亡き後の精神的ショックから異様に攻撃性がマシマシしちゃってんだもんもうスマホ関係ねえーよー!!!しかもオヤジは自分と同い年くらいの女性と夜のハッピーターンキメちゃう梅宮辰夫だし愛しのカレシはやたらサンドウィッチにこだわる頭シャキシャキ野郎だしこれじゃあ精神崩壊だよおおおおおー!!


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そんな中母親と瓜二つなボイスを放つAIMにすっかり魅了されてしまうんですよねー。するとAIMはキャシーの周りにいるニンゲンのありとあらゆる個人情報を独自ネットワークで根こそぎ調べ上げ、頼んでもないのに愛しのカレシが友達と浮気をしていると確信しキャリーに助言し始めた…。



なんの因果か爆誕した次世代AIにニンゲンなんぞチョロいチョロい……「ママですよ〜♫」なんて親しみやすい声でキャシーを“完全に洗脳”してしまうんですねー。まぁ実に馬鹿らしいような、しかしスマホ依存症なんていう病気があるくらいに今や我々の生活にかかせない存在を朝起きてから夜寝静まるまで、今こうして文字を入力している最中にだってすぐ手元に置いているを見て私今ゾッとしてしまいましたよ!!我々は気づかぬうちにとっくに洗脳されているのかもしれません……。


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……なーんて深く考える必要は一切ございません時間の無駄です。後半の赤坂スタジオ前のバカデミー坂を全速力で駆け下りるが如くな“おバカ加減”に拍車がかからない(「シャイニング」もあるよ!)サイコパスな話なのに実にゆる〜い感じで見れちゃうところが流石C級、いやB級といったところ。いやなかなか嫌いじゃない。ラストもぶっ飛んだ感じでこれはコメディセンスがある映画だぞぉ〜?



そんなおバカ映画のわりには意味深なOPが中盤のシーンで繋がったり家が燃え上がる様を車窓から写る光景で見せるなど地味に演出が凝っていたり、場所やキャストも少ない低予算ながら終盤でなかなかに“渋とさ”を見せて楽しませてくれるストーリーなど作品の完成度はなかなか高いような気がしますねー。これは意外な見っけもんかー??(スマンこれ以上はもう出ない…)






2件のコメント


ラーチャえだまめ
ラーチャえだまめ
2021年2月03日

智広さん まあ流行り物に乗っかっただけのドC級映画ですが笑 もしこのような映画が気になるようでしたら殺人鬼が雷に撃たれてドローンに転生しちゃう「ドローン」なんておバカ映画が……

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加藤智広
加藤智広
2021年2月03日

確かに、スマホは私たちに浸透しまくってるのでメッセージ性の深い映画のような気がします。と思いきやそうでもないようですね(笑)

でも意外と凝ってるところもあり、楽しめるポイントもありそうですね。

B級映画は頭空っぽにして観るのが一番ですね。

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