top of page

ハッピー・デス・デイ(2017)


ree

【原題】Happy Death Day

【監督】クリストファー・B・ランドン

【出演】ジェシカ・ローテ イズラエル・ブルサード ルビー・モディーン ほか

【あらすじ】

毎晩飲んだくれながら、さまざまな男性と関係を持つ大学生のツリー(ジェシカ・ロース)は、誕生日を迎えた朝にカーター(イズラエル・ブルサード)のベッドで目を覚ますが、1日の出来事をすでに経験したような違和感を抱く。そして1日が終わるとき、マスクをかぶった何者かに殺されてしまう。しかし目を覚ますと、ツリーは再びカーターの部屋で誕生日の朝を迎えていた。(Yahoo!映画より)






【感想(ネタバレなし)】


ree

『トム・クルーズなら3回死んだくらいでクリアしそうだねッ!!』








素足で映画館に入らないで下さい非常に臭いましたどーもどーもラーチャえだまめです!!結局一度たりとも“ヌード・イズ・キル”してくれなかったSF映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の“B級ホラー版”と言っても過言ではないかもしれませんアメリカで大ヒットを記録、気になる日本公開が待っても待っても訪れずおいおいまさか“永遠の2017年”を我々は“ループ”してしまったのか!?と忘れかけていた頃合いを見計らったかのように「3年」経ってようやく日本上陸でございます【ハッピー・デス・デイ】!!



めちゃくちゃ怖そうなポスターはもはや詐欺です!!全然怖くありません!!否、臓器破裂や血糊の吹き出しはじめ、グロ描写は一切ございません!!本作はまさにホラー映画が苦手な方にも「ビギナーズホラーMOVIE」としてオヌヌメ出来てしまう実は見かけによらずマイルド!!(by関羽)なホラーだったんですねー


ree

しかも面白いのがヒロインのツリーがこれまた殺人用途以外の使い道がわからんわ!!不気味な仮面を被った俗に言う「殺人鬼」に永遠に殺されまくるという「バタフライエフェクト」のアシュトン・カッチャー泣かせな「ループもの」という摩訶不思議アドベンチャー設定。そして何もわからず永遠に殺されまくる映画なのに途中から何故か「コメディ」路線へシフトチェンジしたかと思えば、お世辞にも“イイネ”出来ないク◯ビッチなツリーが何度でも何度でも殺されまくる内に


















ree

心がクリーンになっていく(一応これでも)






まさに輪廻転生を繰り返し“ホモ・サピエンス”として浄化されていく未来予想図Ⅱの過程を拝むが如くはじめは嫌悪感すら抱くツリーに徐々に共感?コレは本当にホラーなのか?さえ思えてくる、ちょっと変わった映画なんでございますねー。



そしてそして7月12日には再び同じキャストが集結して今度はツリーのみならず周りの人間まで「標的」にされてしまう!?さらに“コメディタッチ”になって帰ってきた「ハッピー・デス・デイ 2U」が公開!!という、またエラい急にどしたん?(笑)間髪入れずに続けざまに持ってくる中華屋かよ!!再びスクリーンで「月曜日の悲劇」が繰り返されてしまう………金曜日といい勝負ですねッ!!








【感想(ネタバレ&解説)】






ree

殺人鬼がロウソクの火でツリーの乗ったパトカーを爆破した時のロウソクが「あっ、カップケーキのロウソクだ!!」と思ったら全然違ったのですが、ぶっちゃけ「真犯人」は序盤からコナン君の映画慣れしている人にはすぐにわかったのではないでしょうか、そこら辺のもう「ひとヒネり」があればさらに良かったかな〜。死を繰り返すうちに徐々にカラダが弱っていく設定も正直あまり効果的ではなかったような気もしますが、決して“ループもの”自体は珍しいものではないのに、繰り返される「永遠の誕生日」に意味を見出していく姿だったり、恋人の為に自ら「死」を選んだり、ツリーが“ただ殺されるだけ”のヒロインではなく、徐々に運命に立ち向かおうとするチカラ強い女性へと変わっていくのがイイですよね〜













ree

まぁ一回ヤケクソになって全裸で校内をフラフラする気持ちもわかる。わかるよー





そんなハリウッド一「永遠に火曜日が来ない」女優の烙印を早くも押されそうなツリーを演じるアナベル・ウォーレスっぽい雰囲気のジェシカ・ローテという方のプロフィールに触れると、まだそこまで劇場主演作はなく「ララランド」でエマ・ストーンと一緒に道端で踊る一人の緑色のドレスを着ている………うんわかんない!!!ちなみにミーガン・フォックスが最初ツリー役の候補だったらしいです。真犯人役のロリを演じたルビー・モディーンという方は、あの世紀の大赤字映画「カットスロートアイランド」や「ダークナイトライジング」でお馴染みマシュー・モディーンの娘さんだったんですね。監督はアクティブ過ぎるパラノーマルが鬱陶しい「パラノーマル・アクティビティ」シリーズで脚本&5作目で監督もしたクリストファー・B・ランドン。制作は“大量殺戮兵器工場長”ジェイソン・ブラムという“安定・安心・最恐”のブラム印。相変わらず絶好調ですね。



ENDロール後に次の予告が始まった時の退席しようとした人の「え、まだあんの?」ってフリーズしちゃって!!アーッハハハハ!!……そんな続けざまに公開されるんちゅうなら、こりゃ続編も見ないとねーって







コメント


bottom of page