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フッド: ザ・ビギニング(2018)


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【原題】Robin Hood

【監督】オットー・バサースト

【出演】タロン・エガートン ジェイミー・フォックス ベン・メンデルソーンほか

【あらすじ】

十字軍に召集されていたロビン・ロクスリー(タロン・エジャトン)が、4年ぶりに帰ってくると、すでに戦死届が出され領地と財産は没収、恋人や領民も追い出されていた。しかし、狙撃手のジョン(ジェイミー・フォックス)に導かれてロビンは再び領主となる。彼は、国を操ろうとする長官と教会が領民から搾取しているのを知り、長官らに接近しながら、頭巾姿の義賊フッドとして奪われた領民の金を奪い返す。(Yahoo!映画より)




【感想(ネタバレなし)】

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『古典ヒーローが“アメコミ風”に壮絶見やすくなって帰ってきました??』





どーもどーも皆さん最近調子ドーナン?ラーチャえだまめです!!いやームビチケ生活もだいぶ慣れて来まして、最近ムビチケカードをコレクションするのが趣味になりましてねぇぐふふふふ……そんな中スマホの充電器入れに“特典の巾着袋が欲しかった”という不純な動機だけでチケットを購入しただなんて口が滑っても言わせない!?いやー全ッ然期待してなかったのよ!!気晴らし程度にアクション映画でも見よかなー、なんて思っていたら













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え、フツーに面白すぎるんですけどコレは?






【フッド: ザ・ビギニング】!!!◯◯◯ビギニング〜ってヤツは大抵飽きられる一歩手前の状態を言うのですがコレは日本が勝手につけたタイトルなので例外でございます!!いやいやそんな事は一切ございませんでありましてぇーいやー見やすい!!実に見やすくて見やすくてそれでいてアーーーーークション!!!シーンがお袋さんもビックリてんこ盛り新一状態という!!?いやーこれは嬉しいDAIGOさんでしたねぇー!!!【フッド: ザ・ビギニング】!!!主役は勿論“フッド”と言ったらこの男……“ロビンフッド”!!!ケビン・コスナーがやったヤツ??ネズミーのキツネのヤツ??(それにグラディエーターも入れt…)幼少期に絵本で読んだくらいしか知りません。でもまぁ“ネーミングと大体どんな事したのか”くらいは皆さんもご存知なのではないでしょうか?そんな古典的ヒーローがまたしても映画化されてしまったんですねー。故に予備知識は一切不要!!!今作から“はじめましてコンニチワ”な方々にも親切設計!!


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主演は「キングスマン」シリーズでお馴染み今最も“旬な英国紳士”俳優タロン・エガートン!!(エシャトン!?エシャロットみたいに言うn)わざわざ「キングスマン」の撮影を待ってまでして彼のロビンフッド役をスタッフ達は待ち望んでいたという!?その「キングスマン」で鍛え抜かれた一切無駄のない“スマートなガンさばき”を今度は“弓”に変えて大暴れしております!!もうとにかくその弓アクションがカッチョ良すぎて














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今度RPGしたら絶対初期武器弓にするわ






デモンズソウルで魔法使いしてチキンプレイしまくった私でさえ今“弓最強説”を唱えたくなるくらい!?もうね、一瞬ですシュバババああああーーーッ!!!もう見えねえの!!早すぎて!!いやーこれは是非ともアメコミ代表ホークアイさんとどちらが強いか競わせたい…あいやそれを言うなら「グリーンアロー」でしょうかね、いやいや腐敗した街の貧困化を救う為に昼は大富豪を装い、夜は市民のヒーロー……













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“アメコミ”原作ですか?





ストーリーから何から何までモロモロ“どこぞのダークナイト”と被ってしまう展開!!!?特に群衆が立ち上がり大行進するシーンが何故か「ダークナイトライジング」に見えてしまいました!?ストーリーも裏を返せば“見やすい=単調”でキャラクターの感情誘導もわかりやすいし弓アクションのシーンが徐々に減っていくのも勿体ないですしモロモロ“惜しい”所は確かにございます!!これはゴールデンラズベリー賞にノミネートされても(惜しくも受賞はならず!!)致し方ないのかもしれません??


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しかーし!!制作にあのおケツディカプリオと言ったらレオ様が関わっており彼の太鼓判かどうかは定かではございませんが先に言った飽きる暇もつかせぬアクションシーンの豊富さ、特にカーチェイスならぬ“馬車チェイス”の迫力は“劇場鑑賞案件”として充分耐えうるものでありますし、タロン・エガートン扮するロビンフッドの“育ての師匠”にジェイミーフォックス、恋人にUSのボノの娘イヴ・ヒューソンの妖艶さは凄まじくさらにロビンフッドの元恋人の現カレシ、という映画的に最後死ぬか知らぬ間にフェードアウトするような小さい役回りに「フィフティシェイズ〜」の我らが変態実業家ジェイミー・ドーナンとか無駄に豪華でマジどーなん!?(が後にその意味が判明)そしてそして“戦争税”なる国民から税をむしり取り結果国民を貧困のどん底に陥れる張本人にベン・メンデルすーーーんが「ローグワン」以上に一体どこの中世から引っ張り出してきたのか白いスーツをビシっとキメて“超悪役に徹していて”メンベルすーーーーーーーーんファンには大変喜ばしいのではないでしょうかぁ!?あれ、これ中世のお話ですよね?















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いよいよ我々も本当に“ライズ”する必要があるのかも?







【感想(ネタバレ)】




「続編あります!!」を予感させるだけさせて終わるラスト……そーかそーか初めから存在感の無かったドーナンは「ココで」使う予定だったんですね……メンデルスーンからトップの座を奪いトゥーフェイスばりに顔が半分焼けただれたヴィラン感たっぷりで覚醒しますが同じ悲劇的とはいえ「恋人が元カレとキスしたショックで火薬瓶落とした拍子に顔焼けた」それ完全に自己責任じゃねえかああああ!!笑



「ダークナイトライジング」に似てるって言ったじゃあないですか?いや同じく上映中の「ジョーカー」もそうですよ。今の時代、誰もが全世界規模的に“ロビンフッドのようなヒーローを欲している”のではないか、そんな気がしてならないのです。ごく一部の権力者、“上”の人間がそれよりもっと人口の多い“下”の人間から金を奪い“上”だけが潤う世界……あれこれってどこぞの民主主義国家の紹介じゃあないですよ??そんな中「資源は皆平等」を掲げ、たった一人で権力者達に戦いを挑む男、彼は権力者が国民から奪った資金を逆に奪い返し国民にばら撒いて歩く。国民は徐々に彼を支持し、そしてそれが“クーデター”という大きな火種を生む___。


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今まさに必要とされるヒーロー、だからこそ今作が誕生したのかもしれないと思うと途端に冷静な目で見てしまう……w



ジェイミーフォックスにゴリ推しされまくってなったかのような、タロンエガートン自身のロビンフッドになる動機が思いのほか弱かったり確かにドラマ部分は弱いけども、何度も映像化されてる作品だし?ぶっちゃけストーリーは重視しなくてもいい……が個人的な意見です。それよりやっぱ映像だよなー、と考えれば時代錯誤も甚だしい現代感たっぷりの衣装が堅苦しい時代ものから見事に脱却して格段に取っ付きやすくなりますし、最新技術を使ったキレッキレのアクション、スローモーションを使ったカッコいい演出、出し惜しみせずガンガンアクションやってくれたのでフツーに楽しめる作品だと思いますね!!







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