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ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷(2019)


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【原題】Haunt

【監督】スコット・ベック ブライアン・ウッズ

【出演】ケイティ・スティーヴンス ウィル・ブリテン ローリン・マクレーンほか

【あらすじ】

ハロウィンの夜、パーティーで出会ったハーパー(ケイティ・スティーヴンス)たち6人の大学生は郊外のお化け屋敷に繰り出す。ルールに従い携帯電話を預けて入場した一行は、残虐なショーを目撃。必死に助けを求める一人の少女の切迫した様子に困惑する。やがてお化け屋敷のただならぬ気配に気付いた若者たちに、ピエロやゾンビのマスクを被った殺人鬼たちが襲いかかってくる。(Yahoo!映画より)



【感想(ネタバレなし)】
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『中国雑技団の方ですか?』






どーもどーも朝シャンしたら髪の毛からてんとう虫が出てきましたラーチャえだまめです。そんなホラーもぶっ飛ばす今宵はあるホラー映画を拝見させて頂きました、その名も【ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷】……



“世界一怖い”……早くもハードル爆アゲしてるけど大丈夫なんでしょうか。そんな不安に駆られてしまうホラー映画はもう見たくないでござるしかし!それを“裏付ける”可能性があるかもしれない??「キャビンフィーバー」「ホステル」の生理的に無理な描写で一躍ホラー界を牽引したかと思えば実の奥さんをクソ弱いジョンウィックとイチャつかせ食人族の餌にする狂った性癖が露見してしまったイーライ・ロスプロデュース、そして監督は“音を立ててはいけない”でお馴染み「クワイエット・プレイス」の脚本家スコット・ベック&ブライアン・ウッズの監督デビュー作……という“肩書き”が気になりいざ“お化け屋敷”へGOした次第でありますが、“お化け屋敷を舞台にしたホラー映画”が既に大量生産されている現状を踏まえても、我々が今改めて考えなければならない“課題”がまたしても浮き彫りになってしまったと言っても過言ではない、そうつまりは























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“素人のお化け屋敷はアカン”









否お化け屋敷経営においてはド素人でも“マーダー”においてはプロなのかもしれないのだから…?







ハロウィンの夜、仲のいい友人達と(飲み物ぶっかけたデブは許さねえからな!!)暇つぶしに訪れたお化け屋敷。はじめは楽しめたオッカナビックリな“演出”も次第に笑えないガチ&ガチ恐怖に早変わりしてしまう__??


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いやー実にアリストテレスな展開。アメリカには一体全体いくつの“非公式”アミューズメント施設がハロウィンの夜に爆誕するのか毎回気になってしまうのですが、今作もまたお遊び気分で足を踏み入れたら“ホンモノの殺人鬼”が経営していたお化け屋敷だった!?…という「お化け屋敷なら殺してもバレねえべ」くらいにしか思っていない敵さんも比較的安易な思考回路だったワケでありますがあれーどこかで見たような内容だなー?相手は飛沫防止でしょうか全員不気味なマスクを着用しておりますあれーどこかで見たような内容だなー?中はとっても広くて視界も悪く時に謎解き要素もあるまさに“リアル脱出ゲーム”のようn…あれーどこかで見たような内容だなー?



そんな事をずっと思っていたらいつの間にか映画が終わっていた、そんな映画です(ザックリし過ぎ?)「クワイエット〜」の斬新さはどこ吹く風の、真新しさが一つもない実に“ド定番ネタ”で勝負をかけてきたといいますか、古典的B級ホラーと言えば聞こえがいいかもしれませんが、最近の映画と比較しただけでもお化け屋敷で不気味なマスクマン達に襲われるサマはさながらPOVじゃない「ハロウィン・レポート」まんまだし、アメリカでもブーム?“殺人脱出ゲーム”をテーマにしてプチ大ヒットして今年2月に日本でも公開された「エスケープ・ルーム」にも似ているし、いや本当に特別言及するネタがないんですよねぇ…。


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それでもだいぶハードルは低く見積もったつもりだったのですが、まぁ恐怖演出は確かにフツーに楽しめるといいますか、全然怖くないっていうワケでもない。若いカップルのデートMOVIEくらいにはなってるかもしれませんが……敵さんを含む登場人物の“意味不明”な行動の数々に危うくもげるくらいにクビを傾げずにはいられなかったといいますか……









【感想(ネタバレ)】







まずあのデブですよデブ!!!いやフツーに逃げろや!!なーんで誰よりも一番乗りで脱出に成功したのにスマホを入れた箱がねえからってその場で仲間の到着を待ってんのさ!?そして白マスクの男!!なんで急に仲間ズラする??「俺も抜け出したかったんだ」とかウソつきながら屋敷内で使えるカギを主人公に渡す意味は??あとその主人公も後半目の前に固定された銃があるってのになんでほふく前進しないんだよ!?(なんか一瞬手で抑えようとしてるし!?)全体的にそこら辺が“弱い”といいますか、確かに屋敷内の仕掛けには楽しませて頂きましたがソレ以外がなーんか雑といいますか、脚本家出身ならむしろそこら辺って絶対気がつくと思うんですけどねぇ…。


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敵さんの行動も今までお化け屋敷に人呼んで殺してました、まではわかるのですが一瞬映る魔女の祭壇場みたいな?え、もしかしてコイツら全員魔女の手下か何かなんですか??“意味アリゲ”な風に見せて最後まではっきりしないモヤモヤっていうか、最後も病院から退院した主人公の自宅に押しかける意味なくね?別に身元がバレたワケじゃないしてかそもそもアンタら「マスクの下もマスクでしたー!!」いやいやそんな顔じゃ隣に住んでても一生気づかねえから大丈夫だよ!!























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電撃ネットワークの方ですか?









そして待ってましたとばかりに罠をはる主人公の予知能力があるなら是非前半に使って欲しかった、例えば儀式に主人公がどーしても必要で誘拐しに来ましたとか、主人公の持ってたお母さんの指輪がグリーンランタンのパワーリングばりに魔力を秘めててどーしても必要だったからとか、明確な理由があるならまだしもただ関係者だからってだけであそこまで追う必要あったんだろうか……??う〜ん殺人鬼は何しでかすかわかりませんねぇ…。TOHOさんも「クワイエットの〜」で安易に劇場公開に飛びついたようにしか思えない逆DVDスルー案件ですなぁ…。








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