マーラ(2018)
- ラーチャえだまめ

- 2020年6月14日
- 読了時間: 5分

【原題】Mara
【監督】クライブ・トンジ
【出演】オルガ・キュリレンコ ハビエル・ボテット クレイグ・コンウェイほか
【あらすじ】
犯罪心理学者のケイトは、睡眠中の夫を殺害した容疑で拘束された女性の精神鑑定を行う。女性は犯行を否定しており、夫に死をもたらしたのは眠りの悪霊“マーラ”だと主張。被害者が睡眠障害に苦しむ人々の会合に参加していたことを突き止めたケイトは、その会合で、睡眠中に魂を奪う悪霊の存在が信じられていることを知る。やがて、ケイト自身にも悪霊の影が付きまとい始める。
【感想(ネタバレなし)】

『私のマラがなんだって?』
おいなりさんの数だけ人種がある、、、、ラブ&ピースラーチャえだまめです。ちなみに童話ではクリストファー・ロビンが一番デカマr……て“マーラ”ですって?いやいやソンゲバソナはははははってマジだった【マーラ】。
ハイでたでた規制大好き「◯◯◯してはいけない」系のホラー映画でございまして、おーっとここでアル・パチーノ選手とクリスチャン・ベイル選手がアップを始めましたー??続いて現れたのは「慰めの報酬」でボンドから全く慰めて貰えなかったオルガ・キュリレンコ選手ダァーッ!!というワケでご存知の方はもうおわかりですね

へぇー

なんでだよ
“眠ってはいけない”。何故かって?「睡眠麻痺」というコトバをご存知でしょうか?カラダは眠っていて脳だけが目覚めている状態、ワーイジャパニーズピーポォー!!の全米でも“カナシバリ”のコトバが浸透している??
そんなメイトリックス隊長でさえウソが全く通用しない睡眠中は“絶対的無防備”状態でしかないことをイイコトに好き勝手する悪魔がいたんですよ〜。なああああああにいいいいいいやっちまったなあああああああー!!!悪魔は黙って

だいしゅきホールド
お前悪魔にナニ求めてるんだよ〜。なーんていつものように調子こいて寝る前に見ちゃったもんだから

やっちまったよおおおおおおおー!!!!!!
いやーこれはこれは“寝る前に見たらアカン系”ホラー映画、だったんですねー。
“日本産の招き猫を中国産だと言い張る”殺人課に配属された心理学者のフラーはとある殺人事件の現場を訪れていた。そこに住む一家の妻が就寝中の夫を殺した容疑で捕まったからである。唯一の目撃者である娘は母親は殺していないと主張、しかし程なくして妻は殺人容疑と“意味不明な言動”から精神病棟に送検されることに。しかしフラーには何かが引っかかっていた。後日現場で見つけた娘が描いたものと思われる絵を見てシラーは何かを発見した

手帳の?
しばらく「タカハシサーン」連呼がはじまりますいやーなんとも“ジャパニーズホラーインスパイア系”のホラー映画、と言ったところでしょうか貞子とかアレ系の映画をきっとやりたかったんだろうなー、でもそれだけじゃ弱いからちょっとフレディのDNAでもかけ合わせちゃええ〜!!って感じですねハイ。……それにしてもアッチの国ではバスルームで寝落ちするのがベターなんですか?

先にも言いましたが“睡眠”という人間が絶対に“無防備になる瞬間”だけに現れる、というところが地味に憎たらしいといいますか一切の身動きが取れないってもう100%詰みじゃあないですかー?そんでもって何の因果かフラーまで悪魔に取り憑かれてしまい毎回寝るごとにさぁ……ジィィィィーーーーーっと誰もいない部屋をずっと見せつけられるワケですよ!そんでもってそこからまたジィィィィーーーーーっと「溜める演出」が憎たらしい実に憎たらしい!!いやそんなん一人で部屋真っ暗にしてネックスピーカー肩にぶら下げた状態で見たら絶対ビビるじゃん?ビックリして持ってた缶チューハイベッドの上にブチこぼすまで計算してくれよクソがあああああああああああー!!!!
カギを握るのは何かとノーコメントが好きな快眠大好きクラブのメンバーの一人。でも彼に会うなり「お前はもうステージ3だあああああ!!!!」とか知らぬ間にレベルアップしてたんかワレと気付かされる始末だし?一向に解決策も見いだせぬまま新たな夜を迎えるフラー……。果たしてこの呪いから開放される術はあるのか!?ちなみに睡眠学者の見解では異なる人物が金縛りで同じ人物を見る、という現象は世間でその時何かブームになったものが関係していると言います。例えば「エルム街の悪夢」が当時劇場公開されたならフレディが、ロズウェル事件がフィーチャーされるような事が起これば宇宙人が、と言った具合に……えまって、てことは

「Xファイル」確信犯じゃん
【感想(ネタバレ)】
いやーこの手の映画ではヒロインも助からないパターンも割と多いのですが、“マーラ”という人類が生まれる以前から存在していたとされる古来の悪魔に付け狙われる条件ってのがまさか“罪悪感”?良かったー、血も涙もない人間には関係ありませんね?
日本で小学校の給食に汚染された魚入れて児童を虐殺した“タカハシサーン”……一体何を考えていたんだかそのような“大惨事”に見舞われた、あるいはそれを引き起こした人物のいる地区で罪悪感に駆られる日々を送る人間だけを襲うという鬼畜マーラ。演じるのはゾンビ映画「REC」の痩せこけたおぞましい化け物役が強烈だったこの手の映画になくてはならない今や売れっ子スターのハビエル・ボテット。いやまたしても圧倒的な恐怖。ホントにこの人の演じる役はどれも素晴らしいんですよね。貞子や「死霊館」シリーズもそうですが、CGではない生身の俳優が演じるからこその怖さ、実際にそこに“実体”があることで生々しさというか、リアリティがあるんですよね。まぁそんなマーラも最後には

マーラは「そらをとぶ」を覚えた!!ジャンジャン!!
じゃないのよ




コメント