ラ・ヨローナ〜泣く女〜(2019)
- ラーチャえだまめ

- 2019年5月12日
- 読了時間: 5分

【原題】The Curse of La Llorona
【監督】マイケル・チャベス
【出演】リンダ・カーデリニ マデリーン・マックグロウ ローマン・クリストウほか
【あらすじ】
1970年代のロサンゼルスで、ソーシャルワーカーのアンナ(リンダ・カーデリーニ)に、子供たちに危険が迫っているので助けてほしいとある女性が訴える。だがアンナは、その訴えに真剣に耳を貸さなかった。一人親のアンナには、エイプリル(マデリーン・マックグロウ)とクリス(ローマン・クリストウ)という二人の子供がいた。(Yahoo!映画より)
【感想】

『「2番線から電車が参りまーす。危ないので黄色い線の内側までヨ・ローナ」』
どーもどーもトイレにある手を乾かす機械の、手を突っ込むところの内側も綺麗にしないと乾かせても手が汚れると思いますラーチャえだまめでございます。今日紹介する映画は___

母親の、、、、、、

暴走が、、、、、、、、、

止まらなぁーーーーーーーーい!!!!!?(by立木文彦)

ジャジャーン
【ラ・ヨローナ〜泣く女〜】!!!いや〜皆さん、これまたトンデモクライシスな邪悪過ぎる悪霊がまたまた現世に蘇ってしまいました中南米版「四谷怪談」とも言うような古来より伝わる“怪談”をベースにただ泣かれるだけでも困るのになんの因果か他人の子供を“溺死”させることに生涯を費やすスガシカオは歌いません!!そんなの何のプロフェッショナルでもございません!!ただの“嫌がらせ”でしかないヨーナ!?
仕掛け人は“やっぱり”この人横浜中華街で今人気かもしれない“モモアマン”こと「アクアマン」のジェームズ・ワンさん。「アクアマン」公開時日本では「ワイスピの〜」と宣伝され私は非常に“違和感”を覚えてしまったといいますか

ワンさんと言ったら「死霊館」シリーズだろがあああ!!!!!!
そうですよ!!ワンさんと言ったらご存知「死霊館」シリーズを筆頭にそこから派生した穴から屁がベル人形こと「アナベル」や「死霊館のシスター」なる「死霊館ユニバース」を只今サノスがイキってる裏でちゃっかり計画中のホラー界のヒットメイカーですよ!?今度やるリメイク版「チャッキー」とアナベルを戦わせようとしてる人ですよ!?今度やる「アナベルシリーズ最新作」で

とか言っちゃう変態ですよ!?
そして今宵ご紹介する「ラ・ヨローナ」もまた、「死霊館ユニバース」の参戦が期待されるとかされないとかとにかく“世界軸を共有”している作品なのであります!!
物語はその昔、夫の浮気が原因で怒り狂った妻が、夫の最も“宝”とするその我が子達を、自らの手で川で殺し、その後我に返った妻もその悲しみのあまり自殺した____妻のその怨念だけが蘇り“悪霊”として、いつしか“他人の子供を殺しに来る妖かし”として中南米の方々から恐れられるようにn

超絶迷惑な霊(笑)
別に墓石とか墓とか遺灰とか掘越したとか嫌がらせしたとかではもうないんですね「オマエ、ワタシヨリ、シアワセ、ユルセナイ!!!!」的な発想と同じですもんねッ!!いやーでもとんでもない“霊圧”のあるヤツでございまして、主人公の母親が、不覚にもとある家庭訪問先で「ラ・ヨローナ」から“隠していた”子供たちを誤って“開放”した結果、子供たちは謎の溺死体として発見され、「ラ・ヨローナ」に子供たちを殺された母親はブチ切れて主人公に“ある呪い”をかけてしまう……
本作のテーマはもうズバリ「お母ちゃんの暴走」でございます。愛するが為の暴走?いやいやただの自業自得?とにかく本作には3人のお母ちゃんが出てきます。一人目の母ちゃんは「ラ・ヨローナ」。あれですね、ジェームズ・ワンさんプロデュース、そこはやっぱり「怖い」ですね。シリーズ通して「“アナログ的”な恐怖演出」を今作でも貫いているといいますか、ちゃんと今回も「ラ・ヨーナ」を“演じる”女優さん(素顔はメッチャ美人)が、白塗りのなぜだかウエディングドレス姿で、ちゃーんと後ろから「ワッ!!」と脅かしてくるこの古典スタイル。でもこれがやっぱり一番恐ろしいんだわ。「演出のCG化」が進む中、あえて“実写おばけにこだわる”スタイル、そしてそれが一周回って「実写が一番恐ろしいものである」という、このワンさん革命!!いやー素晴らしい!!
脅かし方も古典的……な部分もありつつ、我々視聴者の“不意をつく”演出も「死霊館のシスター」に続き大健闘しています

「オキャクサ〜ン。カユイトコナイデスカ〜」は除いて
「ラ・ヨローナ」に子供たちを殺されてしまう2人目の母ちゃん、見終わった後演じた女優を知って芋ホテップもビックリ「ハムナプトラ」のアナクスナムーーーーーン!?演じるは実は一番タチが悪いババアで…
3人目の母ちゃんを演じるは「エイジオブ・ウルトロン」実写版「スクービー・ドゥー」シリーズのリンダ・カーデリーニ。今度は自分の子供たちが「ラ・ヨローナ」の“標的”となった事を知り、助けを求めたのが・・・・
な、なんと「アナベル」シリーズに登場した牧師でございます。この瞬間悪魔の母ちゃんと悪魔の人形が同時期に存在してるとか地球、マジオワターーーですね?

後半はその牧師の紹介でやたら卵に目がないメキシコ系牧師に協力を要請、“「ラ・ヨローナ」討伐作戦”が決行されるのですが……
あれなん?悪霊がいると“黒い黄身”になるって本当なんですか?…そーいや「ゴーストバスターズ」でもひとりでに目玉焼き出来ちゃうしな……なんなん、霊って卵アレルギーかなんか?
で緊迫した「ラ・ヨローナ」との死闘をずっと見ていたのですが

悪霊の悪態に声を出して悪態をつく左隣のサラリーマンほど恐ろしいものはないって何(笑)




コメント