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ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019)


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【原題】Long Shot

【監督】ジョナサン・レヴィン

【出演】セス・ローゲン シャーリーズ・セロン オシェア・ジャクソン・Jrほか

【あらすじ】

アメリカの国務長官として世界中を駆け回るシャーロット(シャーリーズ・セロン)は、大統領選への出馬に向けて、選挙のスピーチ原稿をジャーナリストのフレッド(セス・ローゲン)に依頼する。フレッドは、常にその動向が注目されるシャーロットと行動するうちに、自分とは不釣り合いと知りながら彼女のことを好きになるが、その先には幾多の難関があった。(Yahoo!映画より)






【感想(ネタバレなし)】
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『結論:オ◯ニーは正義』





言いたいことも言えないこんな世の中じゃ〜ディ◯ク。どーもどーも検索してなんとなくヒットしちゃった方、引き返します?Filmarksから流れついた方、やっぱり引き返します?ラーチャえだまめです。まぁそんな先日タダ酒ならぬ“タダ映画”の試写会にまで参加させて頂いたFilmarksさん宅で、こういうことって言えないじゃあないですか〜?(いやむしろよく言っている)その先日観させて頂いたのがコチラ!!


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【ロング・ショット】!!いやーこれずっと前から気になってた映画なんですよぉー!!「逆シンデレラストーリー」がウリのラブコメ映画!!え、男が一人でラブコメ映画観に行ったら駄目なんですか!?7割型女性客だった試写会に参加して
















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帰りに「カレーは飲み物」食べた男は駄目なんですかあああああああああ!?







……いえいえ全国の顔射男、あいやダメンズの方々にもいやむしろオヌヌメしたい!?いや〜もうハリウッドを親友で穴友(ジェームズ・フランコ)と骨の芯まで“UMAMI”塗れにすることが夢なのかもしれない「ゲスの極み男爵芋」ことセス・ローゲン主演ですよ?そんなのまた“しょーもねえ”ネタぶっこんでくるに決まってるじゃあないですかー!?しかも今作で彼が演じるは危険な場所にも飛び込む聞こえはいい“ジャーナリズム精神”を持った大手出版社メディアのねつ造インチキネタに曲がった事は大嫌い!でもアソコの角度はつけた方が良かったかもしれないジャーナリストのフレッド。彼がとある理由で会社を自己退社し無職になったフレッドを慰めようと友人に勧められるがまま都内のパーティー会場に繰り出したんですねー。


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そしたらそこにいたのは巷で知らぬ者はいない政界きっての美人外務大臣シャーロット!!「うひょ〜!!めっちゃドレスの背中開けてるやん♬」とか言う友人を横目にふいに目があった途端、硬直してその場から逃げ出そうとするフレッド。おいおい何があったんや!?まさかお前一目惚れしちゃったんj、



















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「あの人オレの昔のベビーシッターやねん」(想像以上)






いやーもう専用ジェット機で降りてきて笑顔を振りまき真っ赤なドレスで各国のお偉いさんと談笑しながら政策について話し合い群衆の前で凛としてスピーチをする姿はまさに「美しさ×カッコよさ」を兼ね備えた“カ・ン・ペ・キ”な女性!!演じるはこれまた女性からも圧倒的な支持を得る最新作「テネット」が控えるC・ノーランに“時間巻き戻し芸”のコツを聞かれたとかいないとか御年44歳、“時間軸”が通用しない“究極の美”のカリスマァ〜♡背負投げぇぇ〜♡シャーリーズ・セロン姉!!まさに民衆から絶大なる人気を誇る“政界のレディ”役がまたハマり役なんでございます!!う〜んため息する程美しい……しかしそんな彼女が民衆に見せる姿はあくまで“民衆受け”するようガチガチにプログラムされた日頃の訓練のタマモノの結晶なんでござます!!彼女だって立派なホモサピエンス“弱い部分”を隠し持っているのは当然の事!!このギャップ!?パークマンサーもビックリの「目を開けたまま立ったまま寝る」このギャップがまたなんとも……惚れて舞うやr、(※死後厳禁)


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そんな2人が“運命的な出会い”を果たし、そこから一気に距離が縮まって行く!?はじめはシャーロットのスピーチ原稿担当としてスピーチネタを探すためにシャーロットに引っ付いて行動するフレッド。フレットにとってシャーロットはベビーシッター時代の“初恋”の相手であり、同時にマスコミの印象操作も平然とする“汚い”イメージを拭えない“政界の人間”でもあり、曲がった事が大嫌いなフレットと時に意見の食い違いから大ゲンカにまで発展してしまいますが、、、、、そんな“言いたいことをズバズバ言う”フレッドにシャーロットも自分にはない彼の持つ“魅力”に引かれ始め……


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普通のシンデレラストーリーと明らかに違うのは訪問先のホテルで2人で夜の楽しみタイムを過ごそうとお構いなしに“飛んでくるミサイル”に“人質交渉”というカノジョが外務大臣ゆえにトホホな惨事に巻き込まえれてしまうところでしょうか!?しかしそんないいムードを唐突にぶち壊すソンゲバソナなコメディ要素がなかなかいいアクセントになっているんですねー。セス・ローゲンということで“下”のネタが多いのは多少の好みが分かれそうですが脇を固めるキャストたちもまたクセが強い「ブレイキング・バッド」のボブ・オデンカークがハリウッド俳優になりたいから次の選挙に出馬しないとか言い出すポン○ツアメリカ合衆国大統領を演じたかと思えばフレッドの古友ランスにラッパーで俳優のアイスキューブの長男で「イングリッド」「ゴジラ キングオブモンスターズ」など近年出演作が増えてきたオシェア・ジャクソン・Jr、笑顔とオイスターの喰い方がキショい残念な政界のハニカミ王子にアレキサンダー・スカルスガルドのカツラ疑惑が浮上する中

















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ついに“人間役”に特殊メイクで挑むアンディ・サーキス(笑)






いやサルちゃうし(笑)新作バットマンのアルフレッド役が控えた彼でありますがもう生身の姿ではスクリーンに立てなくなってしまったのか!?(笑)ストーリーは本当に“ご都合主義”のラブコメかもしれません!!しかしただのラブコメだけでは終わらせない周りからどう思われようと「本当の自分をさらけ出す事の大切さ」というテーマがあったり、それとは最も“程遠い”存在である政界への唐突な“皮肉”も含まれていたり、社会派としての側面もある映画だと思いますねッ!!



ゲッ!!なんだよこのカレー大根入ってんじゃん!!高校の学食で“味噌汁の具が余ったから入れてみた”みたいなノリで入れて水っぽくなったカレーがすげえ不味くなった記憶しかないんだg……お、意外とイケるやん?(笑)






【感想(ネタバレ&解説)】




世の中にはびこる“偏見”。これまた今に始まったわけでもないよくあるテーマではあるのですが、下手に捻らず私個人の意見としてはそのまま先の読める王道路線で攻めて正解だったかな〜、セイカイ……だけにねッ!!(笑)



「男性ならさらに支持率は高くなるわ」の側近のセリフからも見て取れる、メディアの司会者に美貌やスタイルだけやたらネタにされるシャーロット。女性の政界進出は時代と共に変化してきましたがそれでも未だに“女だから”という理由で下に見られたり色物メガネで見られるという現実。それでもシャーロットは日々戦っているんですよね、国の為世界の為、そして次期大統領の切符を手に入れる為、時に地べたに隠れて焼き鳥を豪快に頬張りながら(笑)そうやって本当の自分を抑圧した生活送ってたら精神的には、、、、そりゃ疲れちゃうよね…。


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そんな抑圧された自分を“開放”してくれたのがフレッドだったわけなんです。彼と一緒に学生時代の懐かしのボッ◯ネタに花を咲かせ、ゲームオブスローンズは全巻見ただのじゃあマーベルは?もうやってられないわぁ〜→地下クラブでお忍びデートしてクスリでラリっちゃおう!!!(※日本では厳罰です)フレッドなら本当の自分をさらけ出せる、そして受け入れてくれる、、、、、シャーロットにとってフレッドは良き理解者であり精神安定剤的な意味もあったと思います。しかしこのカップルを世間が許すはずがない!!さらにはフレッドが書いた原稿の修正も要求され自分の出世の為に“大義”を捨てるのか、大義を捨てるとは即ちフレッドとの約束を破ることでもあり、一度は別れ話を持ちかけるシャーロット。しかしその大義を曲げても最終的にシャーロットとの「愛」を選択したフレッドにシャーロットの心がまた動かされる所がイイですよね〜



「シャーロットの方から告白する」これ意外と重要なシーンなんじゃないかな?と思うのです。もう男と女どっちが先に言うとか、“男女の定説”とかどーでもよくない??いやこれは恋愛だけに限った話ではない、世間の“固定概念”に縛られるのはもう時代遅れだよ!!からの
















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ワカンダフォーエバー!!!!(笑)





監督は「50/50 フィフティ・フィフティ」で高い評価を得たジョナサン・レヴィン。がんで余命宣告された青年を主人公にした作品で重く暗いテーマになりがちなテイストにコメディ要素を上手く配合した“考えさせられるコメディ映画”に定評があるレヴィン監督ならではな、これまたコメディと社会風刺をミックスさせたような作品でしたねー。ちなみにセス・ローゲンの髭に汁がかかるのは今に始まった話ではn、、、、








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