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ローグ(2020)


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【原題】Rogue

【監督】マイケル・J・バセット

【出演】 ミーガン・フォックス フィリップ・ウィンチェスター グレッグ・クリークほか

【あらすじ】

サム(ミーガン・フォックス)をリーダーとする傭兵(ようへい)部隊は、誘拐された政治家の娘を救出するためアフリカへ向かうが、テロリスト集団に襲撃されてしまう。そこでサムたちが逃げ込んだのは、かつて密猟者がライオンの繁殖を行っていた廃虚だった。どう猛なライオンがサムたちに襲いかかろうとする中、テロリストの追っ手も迫ってきていた。(Yahoo!映画より)





【感想】
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『新年1発目は“干支”を観ようとして壮大にやらかした件』






どーもどーもおひさしブリーフ&明けましておめでとうございますラーチャえだまめです。いやー気がつけばもう年明けしちゃったんですねー。2021年の年末にも記事をあげようかと準備していたんですが元日から仕事だったりでなかなか時間が取れなくって……もう前のようにブログを続けるのも難しくなってきたのかな、そんなことを思いながら今こうして辛うじて記事を書いている、2022年。今年の“干支”は貴方の近所の秋葉原サトォーーームセン!!でおなじみ……てチーターやないかい!!間違えましたトラ・トラ・トラ!!!去年幸福にあやかりたいという企みから“丑”にちなんだ映画を新年1発目にチョイス……(詳しくはこちら)してみたらごっつええ絵面はネズミーっぽいのに食肉加工工場に出荷される恐怖を描いたトンデモクライシスな内容でジョンのシナもシナシナ案件だった……そんなこともありましたね。そして今年の干支はズバリ“寅”。ラムちゃんも今年カムバックするらしい2022年は大阪のオバちゃんだけじゃない虎柄一色になりそうな予感??そんなわけでまたしてもそのラッキーアニマルにちなんだ映画、をチョイスさせて頂きました。新年1発目にご紹介する映画はコチラ















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…虎柄ちゃうやんけ!!!






いやー素で間違えました。え、トラじゃないの??今やすっかり“あの人は今”女優の仲間入りを果たしてしまいそうな車のボンネットを開けたら三度見すること間違いなしNo1女優ミーガン・フォックスが??アフリカのぴゃぁーーーむぱんみゃぁーーー玉木ーー!!の“百獣の王”と一戦やりあ……てやっぱりライオンやないかい!!ホントにホントにホントにホントにラーイオンだぁ……(悲)まぁー、トラってネコ化ですよね?じゃあライオンは……?えーっと何化でしたっけぇ……?耳鼻科?内科?耳鼻咽喉科ですか…?違いますよね。皆さん、口を揃えて___さんっはい……

















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大は小を兼ねる(?)







【ローグ】!!!政治家の娘を救出しにナンテコッタパンナコッタサバンナに足を踏み入れた百戦錬磨の雇われ傭兵隊VS地上最強の百獣の王!!いやー面白くなってまいりました(解説は武井壮)海の王者といえば気象予報士も読めない最強のサメ………では陸の王者……てライオンとか思うじゃん?でも実際はゾウとかカバとかが最強ってムツゴロウさんから聞いたことマダムあっぞー?まぁそんな実際はどうだとかそんなことはひとまず置いといてデスYO









うんうん“某超実写版”のタマ◯ンつるつる問題などナンセンスすぎるあまりも純度120%一昔前のCGって感じのライオンちゃんの登場に低予算なのはなんとなくわかるかなー?



が、しかし?OPからフォックス隊長率いる部隊とテロリストとのドッカンバッカン激しめなアクション&カーチェイス、さらには危険な源流下りまで??ノンストップで展開されてしまう「RPG RPG!!」連呼されまくる私そんなに詳しくないけどミリタリーガンオタにはもしかしたらなだ開始早々「刺さる」映画かもしれません??いやー序盤の「掴み」としては結構頑張っているじゃないかなー


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「トランスフォーマー」で大プレイクを果たしベイおじさんの悪口言って芸能界をペイされるまでは順調なキャリアを登っていた(それでけじゃない?)かに思えた我らがミーガン・フォックス。以前紹介(…したよね?)「ナイトティース」とかいうNetflix映画で「ジェニファーズボディ」のドエロいJKヴァンパイアが“チョイ役ヴァンパイア”に成り下がってご登場……嗚呼このお方も最近いい仕事ないのかな〜、このままじゃ過去の人認定されちゃうんじゃないかーなんて余計なことばかり考えてしまったのですが、今作ではたとえ安っすい映画だろうが“脱お色気”を宣言しているが如く?今回はお色気を封印して漢臭い漢集団たちを束ねる漢臭い役を演じているんですよね。つまりは今流行りの「強い女性」っていうヤツをフォックス隊長自ら立候補したのかもしれませーん。



そんなフォックス隊長率いる部隊はなんとか政治家の娘とほか捕虜たちを救出することに成功したものの、道中多くの仲間を失ったばかりかテロリストとの死闘で銃火器を使い果たしさらには救助ヘリも撃ち落とされ帰還する術まで失っていた……そこへ無人の屋敷を発見。休息地として次の救助が来るまでの数時間留まることにしたようなのですが、屋敷の外には闇夜にランボルギーニかよってなくらい目をギラギラ光らせるハンターが部隊を狙っていたんですねー。



重火器を持たずに野生のど真ん中に孤立無援となれば?恰好の“餌”……喉仏を炙りカブリガブリ……と一撃で絶命していく「オス」たち……いやーこの映画に登場する♂共には心底ゲンナリしてしまうといいますかライオン相手に成すすべなし!あまりカッコいいシーンもないですしねー。それを横目に餌になってたまるかぁー!と美しきフォックス隊長がライオンに挑むわけなんでありますが、そもそも今回登場するライオンは「メス」。立髪なびかせるだけでほとんど狩りをしないとされるオス……よりメスの方がより獰猛で危険なんですね。つまりは霊長類最強vs猛獣界最強のメスvsメス……あいや女vs女の戦いを描いた作品、でもあるんですねー。そう!地球上で強いのはオスではなくメス!!まぁ母性本能っていう最強の原動力もありますしね……男性より女性の方が“色々”強いよ。個人的にも異論はありませんね。そんなポリコレにも配慮されております。



至近距離や勢いあるシーンはCGに差し替えられているものの、実際のライオンも登場したり、ほかにも象の群れとかも出てきたりとナショナルにジオってる映画でもあるんですよねー。


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監督は「静岡」シリーズをわずか2作目にして“怪獣プロレス”に仕立て上げたマイケル・J・バセット。欲を言えばアニマルパニックを売りにしているなら、もう少しライオンとのバトルを優先して欲しかったというか、ライオンとの死闘中に途中でテロリストが再乱入してきて再び撃ち合いに戻ってしまう(その間ライオンは逃げて退場)ちょっとどっちつかずな印象も受けました。しかしその“テロリストとの死闘”も描く“必要性”というが?実はラストまで見て判明してしまうのです。



最終的にこの映画が何が言いたいかって?ズバリ野生動物の「乱獲」問題にメスを入れている(メス…だけにね?)虎皮を求めて野生のトラを乱獲した結果、数が減ったから今やトラの代わりにライオンの皮や骨などが売れている……そんな舐め腐ったホモサピエンスの商売道具として野生のライオンたちが殺されているんですって?その現実に訴えかけようとして制作されたのが本作が爆誕するきっかけなんだそう……という意外にも真面目系ジャンルの側面もあるんですね。B級アクションとして楽しみながら、そういった問題にも触れ考えるキッカケに与えてくれる、そんな映画でございます。



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