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炎の少女チャーリー(1984)

更新日:2021年3月27日


【原題】Firestarter

【監督】マーク・L・レスター

【出演】ドリュー・バリモア デビッド・キース ジョージ・C・スコットほか

【あらすじ】

政府の薬物実験を受けた両親を持ち、その結果パイロキネシス(自然発火)能力を身につけた少女に、軍事利用を企む特殊機関が迫る。(Yahoo!映画より)













【感想】

『年末年始はホラー見よ?No2』






どーもどーもYouTubeの出会い系アプリの広告で友達に内緒で彼女作る意味がわかりませんラーチャえだまめです。ハイというわけで先日から始まりました連日投稿無謀企画、題して「年末ホラージャンボ1億スクリーム特集」!!!……残すところあとわずかとなった2020年をホラー映画で締めくくろうよ、という誰得?な回、今日はその第二夜でございます。ホオオオオリイイイイイイイイイ!!!!!……間違えましたチャアアアアリイイイイイ!!!!な少女がテレキネシスで炎を操る当時“ポスト「キャリー」”の呼び声燃え上がった



【炎の少女チャーリー】!!!!……作品は必ずと言っていいほど実写化されるのが常の世界のキングことスティーブン・キングが1980年に発表した小説「ファイアスターター」が原作という数ある「キング映画」なわけなんでありますが、同じくキング原作のねんりきばんばんこと「キャリー」と色々内容が似ているだとか、て言うかそもそも超能力に目覚めた少女が悪戦苦闘するタイプってもうコレ系しか思いつかなくね??裏でなにかと比べられてきた……そんな映画なんですよね〜。



学生時代に若気の至りか新薬投与のアルバイトに参加した複数の男女。彼らにはニセのものと本物のものがランダムで投薬され本物に当たれば1等うん億円以上の価値ある“人知を超えたチカラ”が手に入るその名も“ロト6”と呼ばれる実験(ウソみたいなホンマの話)に参加したアンディはその影響から「相手の行動を制御する」特殊なチカラを手に入れた。そして同じく被験者でこちらも脳内のコトバを感じ取れるテレパシー能力を手に入れたヴィッキーとアンディは結婚し二人の間に“チャーリー”という少女が生まれた。3人は仲睦まじく幸せに暮らしていたが投薬実験の首謀者で政府の秘密結社「ザ・ショップ」から執拗に追われるようになってしまう。



政府の人体実験でチカラを得たミュータントVS秘密結社というありがちパターン一直線で展開される、お父さんのアンディがチカラを使うと鼻血を出す(「坂田師匠…?」)のも映画マンガ等で出てきますよね。このアンディとまだ幼いチャーリーの2人の逃避行が描かれるわけなんですが
























炎のドスコイ少女ドリュー・バリモアの破壊力







もうこれに尽きるかもしれません。「ET」で世界的大ブレイクを果たし一躍「天才子役」の仲間入りを果たした筋金入りの名子役、ちなみにこのチャーリーが成長してのちに「エンジェル」の一人となる、、、という伏線だったかは定かではありませんが本作でもその天才子役としてのチカラを存分に見せて見せているといいましょうか、お人形さんほどしかない背丈で寺田心パイセンをも凌ぐ芸歴20年はゆうに超えているかのような迫真の演技を披露しているんですねー。自分のチカラが原因で母親を死なせ父親にも辛い思いをさせていること、そして「ザ・ショップ」に追われる一原因を作ったとも自覚しているチャーリーは見た目以上に大人っぽく、また困っている人を助けたいという想いもある優しい少女なのです。ただ親譲りの“制御できないチカラ”がたまにキズなだけなんですよね。ちなみに痴話喧嘩している所をチャーリーに見られ両足を燃やされ便器に足突っ込んだあとキメ顔で





























「消火が先だぜ!」と言った男の全然イケてない感








そんなチャーリーですが後半組織の助け?もあってかチカラを徐々に制御することに成功。これには人一倍大喜びの組織の幹部にマーティン・シーン。「チャーリーと呼んでも?」……そりゃあんたの息子だろ。ほかにも「パットン大戦車軍団」「博士の異常な愛情」などで知られる名優ジョージ・c・スコットがなぜか途中から眼帯をつけ殺し屋なのに迫真の演技で幼女とオトモダチになろうと奮闘する変◯ジジイを演じておりますが、2人をもってしても完全にチカラを習得したクライマックスのチャーリーの「無双乱舞」を止めることなど出来ず揚げ玉ボンバーならぬ「火の玉ボンバァー!!!」を大炸裂させ辺り一面を炎の渦にするチャーリー。「“悲劇”からのチカラの開放」というところではまさしく「キャリー」を連想させる、そんなシーンではありますがキャリーよりチャーリーの方がどこか冷静で渋い顔しながら淡々と敵を殲滅していく姿は“カッコよさ”さえある。ちなみにこのあと彼女は私生活が火車になり9歳で飲酒10歳で大麻12歳でコカインに手を出しはじめる(ウソみたいなホンマの話)めちゃめちゃ苦労人です…。



まあそれでもイカれた身内との決別にスクールカーストなど様々な問題を描いていた「キャリー」に比べ、敵組織との闘いのみにスポットを当てた本作の方が手軽に見やすい分、少しサッパリしているかなというイメージですね。



ところでホラー界のJYパークことジェイソン・ブラムプロデュース、NHKの筋肉体操次期候補ザック・エフロン主演で近々リメイク企画が始動するらしいです。次のチャーリー役はどんな子が抜擢されるのか??続報に期待したいですねー。







2 Comments


智広さん そうですねー、ホラーというより特殊能力を宿した親子が社会と直面し苦悩する物語、と言った感じでしょうか。。。 子役ドリュー・バリモアの演技が凄いです!!

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加藤智広
加藤智広
Feb 21, 2021

ホラーよりもアクション感が強めですね。超能力系の作品でしょうか。

敵との抗争に焦点を当てた方が、頭空っぽでも楽しめそうですね。

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