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金曜じゃなくたっていいじゃない(後編)13日の金曜日 PART3(1983)


【原題】FRIDAY THE 13TH PART III

【監督】スティーヴ・マイナー

【出演】ダナ・キンメル ポール・クラッカ ラリー・ゼーナーほか

【あらすじ】

前作の大量虐殺事件直後、何も知らない高校生のクリスは仲間を誘ってクリスタルレイクの別のキャンプ場に向かっていた。だが、そこには逃げのびてきた殺人鬼ジェイソンが潜んでいたのだ…。(Yahoo!映画より)











 
【感想】

『懐かしんでますが他人の財布です』

 





どーもどーも先日和式便所で大をしたら疲れましたラーチャえだまめでございます。と言いますことで金曜日以外に更新するはずが何を血迷ったのか本当に金曜日に更新してしまい特に面白みのないものとなった前回からお贈りしております「13日の金曜日」シリーズ、「ホッケーマスクはPART3から」をテーマに最低でもPART3まで見なければそれはつまるところ我々の知る偉大なる“ホッケーマスクの殺し屋ジェイソン・ボーヒーズ誕生がどのような経緯で行われたのか”この目で拝んだとは言えないのではないか??ならばその歴史を紐解いていこう、この身勝手極まりない企画も今日で大詰め最終回となります(無論シリーズはこれからも続くのだが)トリを飾るのは勿論コチラ



【13日の金曜日 PART3】!!!……こーゆータイプはきっとコロナ化でも自粛出来ないのだろう前作の悲劇からまたもや数日も待たずしてクリスタルレイク周辺でウエーイとキャンプを楽しもうと集いし若者たちが案の定前作の負傷ももろともせずやってきたジェイソンの手により血祭りにあげられてしまうおいおいなんだよこのクソダサいテーマソングは…すっかり生首出演が定番化したジェイソンの亡き母の目からタイトルがビヨーン……母ちゃんも随分と遊ばれてしまったようだそうです何を隠そう本作“PART3”は“PART3D”という当時としてはまだ画期的だった一部3D仕様で公開されたというのです??いやーホッケーマスク爆誕のウラにはこんな実験的な要素があったんですねー。



クリスタルレイクからそう遠くない夫婦が営む一軒の店。前作で助かったヒロインが「ポール…ポール」とポールダンスをする悪夢にうなされながら担架に運ばれる映像がNEWSに流れる(説明しよう!たとえ助かったとしてもジェイソンのあまりの恐ろしさに生存者は必ず錯乱状態になってしまうのだー!!)金魚の餌を食い野菜売り場に紛れ込んだうさぎを抱きかかえながら売り物のドーナツも食い荒らしそのことを妻から指摘され再び食いかけのドーナツを売り場に戻すワアアアアアイ!!!アメリカンぴーぽぉおおー!?ジェイソン登場前からもはやカオスと化したOP





























飛び出すマリファナですか?








やたら画面中央に見せつけてくるのはいいのですがジェイソンが飛び出すのかと思いきや地面に寝そべったオヤジの噛んだガムにヨーヨー串刺しに使った棒の末端…というろくでもない使い方に徹しこれでは一体3Dにした意味があったのだろうかと早くも疑問の声が脳内から飛び出してしまうかもしれま………3Dだけにねッ!!!





























キメ顔人間信号機ですか?







ビリーズブートキャンプもジェイソンには全く歯が立ちません前作に引き続きスティーヴ・マイナー監督がメガホンを撮ったということで延々続くんじゃねえかと思える長ったらしい「殺る殺る詐欺」のフェイント演出は今回も健全、特にこだわりもなさそうな構成で集められた“被害者要員”でしかないそれでもきっと明日を夢見て頑張っていたのだろう若手キャストたちが次々と為す術もなく倒されていく様はもうお決まりなんですかね?「ボクはみんなにシカトされるんだ!」とか言って気を引きたいが為に気になるアノ子に向かって演出家顔負けの嫌がらせをするそうそう、だからそーゆーところなんじゃない?ほかにも逆立ちをしないと生きていけない青年にポップコーンを鍋で温めてポンポンはねてきたコーンを口で全力で受け止めようとする……あオラもそれやりたい



前作からそう特に捻りもなく同じような展開が続くので少し飽きるかもしれません。

























キーパーソンお前かよ







しかしついにこの日が唐突にやってきてしまうんですねー!!ホッケーマスク!!!いよいよ登場ですかぁ……(ここで被るということはその前に持ち主が殺られるのはもはや必然)なんともここまで来るのに特に険しい道のりではありませんでしたが感慨深いものがありますねぇー。そしてついに“本当の意味”でのジェイソンが降臨!



























だがしかし弱い









後半チート級に強くなるヒロインのせいで思わぬ苦戦を強いられてしまう??もはや何故若者たちを襲うのかも一切不明、否それこそがジェイソンのジェイソンたる理由?無差別殺人キラー爆誕の真相はあまりにも呆気ないものが今作で判明してしまいましたが、ここから彼の出演作がまたドッと増えるわけなんでありまして、まぁめんどくさいのでもう見ませんがその一つの“キッカケ”となったのはやはり言うまでもなく“ホッケーマスク”のお陰、私はそう思うんでありますねー。マスクがなければジェイソンもただの人の子止まり、人々の記憶に残り続けるには並々ならぬ努力が必要なんだな、“アイコン”の重要性を改めて痛感させられた、まぁそんな気がしたようなしないような



ありがとうジェイソン!長生きしろよジェイソン!!厚切り万歳!!!………fin









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