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金曜日じゃなくたっていいじゃない(序章)13日の金曜日(1980)


【原題】friday the 13th

【監督】ショーン・S・カニンガム

【出演】ベッツィ・パーマー エイドリアン・キング ハリー・クロスビーほか

【あらすじ】

1957年の夏、クリスタルレイクのキャンプ場でジェイソンという名の少年が湖で溺れた上、行方不明になる事件が起きた。以来、長きに渡ってキャンプ場は閉鎖されていたが、1980年に再開することとなり、指導員となる若い男女がやって来るのだが…。(Yahoo!映画より)









 
【感想(ネタバレ)】

『(答)何かを中和させる』

 





どーもどーもラーメン半チャーハンセットがあるならパスタ半チャーハンセットがあっていいじゃない会長のラーチャえだまめです。すっかり不定期更新になってしまいました、いやなんというか最近色々、まあ個人的な理由なんでありますが、そんな訳で本日もまたこんなタイムリーな映画を拝見させて頂いたのですが



【13日の金曜日】!!!!……先週なんだよなああああああーーーもうとっくに終わっちゃってんだよなああああああーーーー!!!!もういっそのこと次回までこの記事自体を封印した………え次の13日の金曜日は来年の6月まで来ないってマ?



てかお前散々ホラー通ぶっといてこんな名作中の名作を見た事ねえのかよ!!…いやいやそれは半分間違いで半分正解とも思わr、、、、皆さんもう言わずもがなレザーフェイスと勘違いする人続出のチェーンソーじゃなくてナタですよナタ〜のジェイソンの、そうあのキリストの命日よりも話題沸騰なそうです「FRIDAY THE 13TH」です。いやー因縁の相手フレディの「エルム街〜」は全作ブリーレイBOX持っているのですがこの「13の金曜日」シリーズはなかなか今までみる機会がなくて、なので今回はその記念すべきエピソード1を私ほぼ初めて見させて頂いたわけであります。ジェイソンってナタ振り回しながらホッケーマスクの大男ってイメージじゃあないですか

































シリーズの顔がまさかのカメオ出演とかコレジャナイ感が凄い











いやーこれは最近ではわりとあるある間違いなのかもしれません??シリーズ1作目はそんな意外過ぎるジェイソン誕生秘話と意外性ゼロなベタホラー満載の映画、だったんですねー。










つけてるベルトがとにかくだせぇ開始早々秒殺されるバカップル、「ホラー映画でバカップルはただの餌」であることが既にここで確立してしまったアメリカはニュージャージー州にある“クリスタルレイク”で起きた未解決の惨殺事件。数年おきにその湖にいた湖の監視員の学生たちが次々と何者かにより殺害される事件が多発したため近くの住民たちからは「呪われた場所」だと信じるものもいる……



そんないわくがアリストテレスな場所へ呑気にピクニック気分で犬と会話するこの際話せれば誰だっていいんだルンルン♪な娘。手始めにトラック野郎の案内でクリスタルレイクへ向かうのであった



































おいセクハラしてんじゃねーよ









そんな娘が出てきて即“ご退場”してしまう今見ればなんてことはない映像かもしれませんしかし“スプラッター”としての出来は、当時はそれはそれはオドロオドロシイものだったのでしょう、この作品ではただのヤングボーイの一人でしかなかったまだこんがり熟成する前のケビン・ベーコン氏がカノジョとお節句酢したあと呑気にベットに横たわっていたら下から矢で喉元からズップリさせられちゃうわ大きなナタで顔面ごとザックリ刺されちゃうゴアゴア描写はなかなかインパクトがありますねー。



監督は深海に生息する巨大シャコとの死闘を描いた量産型海洋SFホラー「ザ・デプス」のショーン・S・カニンガム。ちなみに以前今作が「血みどろの入江」のパ◯リ映画だとご紹介しましたが確かに言われてみればナタで顔面ザックリなんてほぼ一緒だなー、打ち上げ花火上から見るか下から見るか的なベッドで上から刺すか下から刺すかの違いだけじゃね?的な、これは本家インスパイアにも程がある“類似点”が見られました。まぁ真偽のほどはわかりませんが



湖にあるコテージで一人また一人と惨殺されていく若者グループ。気がつけばモノポリーに夢中になっている連中のみとなりました。しかしここでモノポリーを中断させない殺人鬼さんわかってらっしゃるその殺人鬼が当然ジェイソンとか思っちゃうじゃあないですか?































ニッコニコのオカンやないかい














「いやでもなー、突然狂ったようにナタを振り回してなー、カップルがイチャコラサッサしてる最中ベットの下で小一時間じっと待っててん」



「ほかオカン違うかー、オカンはいちゃつく最中でも「アンタちょっと下行って父ちゃんの荷物手伝って来いやー」って平気で部屋入ってくんもんなー」



「いやでもなー、誰よりもジェイソンを我が子のように愛するあまり狂ったようにナタを振り回して」



「ほなそれオカンやないかい」











ちょっと髪の毛赤毛に染めた商店街で八百屋とちょっと一悶着やりそうなオカンですやん!?そうなんです記念すべき1作目はこのジェイソンのオカンが殺人鬼として実は若者たちを襲っていた、という話だったんですねー。ちなみにその動機というのが、昔溺愛していたジェイソンという名の一人息子がその時いた監視員が無能だったために湖で溺死しちゃって死んだ息子の恨みを晴らすため湖の監視員を殺害し続けていた〜、という話だったわけなんですよ。ね、だからジェイソンはオカンから“語られるだけの存在”として回想シーンでしか出てこないんです。いやービックリですね



先ほどの話に戻りますが確かに「血みどろ〜」でも個性的な殺人鬼などは登場しない“一周回って人間が一番怖い”ことを暗に表現している作品ではありましたが、本作でも“暴走した母性”が引き起こした悲劇……つまりはブギーマンやレザーフェイスなど象徴的な殺人鬼…ではないごくごくその辺にいるオカンが殺人を犯していた、、、、その方が現実味があって返って恐ろしくない?的な…?(まぁそのあと路線変更するんだけどさ)



じゃじゃじゃあ我々のイメージするあのジェイソン・ボーヒーズが一体何作目から出てきたのか??これがまた調べてみるとまずパート2でご本人登場、しかしその時はまだホッケーマスク姿ではなかった!?故にホッケーマスクで登場したのはその次のパート3






























相当な苦労人かよ(そしてオカンが好き)









ホラー界のトップスターとして上り詰めるまで随分と時間がかかったんですねぇジェイソンさん…でもよくこの1作目から“立て直した”もんですよね。だってただのイカれたババアが出てくるだけですからね?たいして強くない(しかし死体は投げ飛ばせる)ただのババアと娘がキャッキャしながら格闘するだけの後半戦ですよ?もう途中から友達のLINE返信する余裕できちゃうんだもんなー、もう別映画ですよ?一体何を見せられているんだと15日の日曜日に私は一体何を……いやしかしここから全てが始まったのは間違いわけですし、本作のヒットが後に偉大なるスターを生み出したという意味では避けては通れない1作なのですが……最低でも3作目まで見ないとこれは“シリーズを観た”とは言えないのでは…?










……to be continued








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